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植栽の水やり頻度や時間帯は季節により変えよう!

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緑が豊かな植栽を持つマンションは、住んでいても気持ちがよいものです。マンション外周の植栽は、道行く人にも影響を及ぼします。季節によって、植栽の水やり頻度や時間帯を変えるべきであることをご存知でしょうか。資産価値にも影響を及ぼしかねないマンションの植栽を維持するために、適切に水やりを管理しましょう。

植栽の水やり頻度や時間帯は季節により変えよう!

マンションの外周を彩る木や植え込みなどの植栽は、住む人の心を豊かにする環境と同時に資産価値にも影響を及ぼすものと考えられます。マンションの訪問者にとっても、よいマンションであると印象付けるのが植栽なのです。植栽もマンションの顔です。

築年数の古いマンションであっても、資産価値の高いマンションと言われるためには、植栽の手入れが行き届いていることがあげられます。

新築販売時には、マンションのデベロッパー(分譲会社)が、魅力的なマンションに映るように外周の緑や中庭など植栽を行う努力をしています。

「たかが植栽で、マンションの売れ行きが変わるわけがない!」と侮るなかれ、新築マンションのパンフレットやホームページには、「四季の広場」「屋上庭園」「テラス」など緑豊かな写真が掲載されています。

「緑が多いマンション=よいマンション」であるかのような印象を受けてしまいます。ですから、意外と植栽は、分譲マンションでは重要なアイテムだったりするのです。

マンションを選ぶ決め手が、植栽だったりする場合もあり得ますので、適切な植栽は、人々の心を豊かにする役割があるのも頷けます。

ただ残念なのは、新築販売時に考えて植栽が植えられていたとしても、時間の経過とともに適切な植栽管理を行わなかったがために、せっかくの木が枯れてしまったり、必要以上に大きく育ってしまったりすることでバランスを崩してしまうことがあるということです。

ご存知のように、植栽が育つのには時間が必要となります。適切な時期に適切な方法でメンテナンスして行かなければ、維持管理が成り立たなくなるのが植栽です。

魅力的な植栽を維持するためにも、水やりの頻度や時間帯は季節により変えることをおすすめします。共用部分の日頃の水やりは、管理会社にお任せというマンションも多いですが、知識を持って行いましょう。ただ単に好きな頻度や時間帯に水やりをすればよいというものではありません。

春の季節

春の季節の水やりは、気温が上がると植物の生長が盛んになります。特に、新しい芽や花は水分を多く含みますので、水やりは欠かせません。

水が不足すると、花をたくさん咲かせた後に疲れで枝が枯れる場合もあります。だからと言って、春になって急に水やりの量を増やすと根腐れなどの原因となります。水やりは徐々に増やしていくように調整しましょう。

水やりの頻度は、土の乾燥具合を確かめて、乾いているようであればたっぷりと与えることです。

夏の季節

朝の涼しい時間か夕方に毎日たっぷりと水やりを行うのが基本です。昼間は気温が上がるので水やりは避けます。水やりではなく、お湯やりになってしまいます。

秋の季節

春の季節と同様に、土の乾燥具合を見て、水やりを行います。冬に近づくにつれて、気温が下がってきますので、水やりの量を徐々に減らすように調整しましょう。

冬の季節

冬の季節は、植物は最低限の水しか吸収しなくなります。地植えや外植えはほとんど雨水だけで十分ですので、水やりをする必要はありません。鉢植えの場合、冬場での水やりは気温が上がり始める朝や、午前中のうちに済ませましょう

気温が下がる夕方に与えると、水気を含んだ土の温度が冷えて凍結してしまい、根腐れの原因となる場合がありますのでご注意願います。

おわりに

大規模修繕工事でも、植栽関係の工事は軽視しがちです。しかし、植栽の管理がきちんと行われているのかどうかで資産価値にも影響を及ぼし、中古マンションの売買にも関係します。

マンションにどんな植栽をどのように配置するのがよいのか植栽も長期育成計画を立てることが必要だと思います。植栽が育つには、時間が必要だからです。

マンション内で、植栽に関心の高いメンバーを集めて、植栽のあり方の検討や世話を行う専門委員会を立ち上げるのもよいでしょう。植木屋や庭職人などの専門知識を有している人がいれば相談にのってもらうのもよいと思います。

植栽の水やり頻度や時間帯は季節により変えよう

植栽もマンションの顔です。
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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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