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要除却認定基準に関する検討会の傍聴申し込みはメールで申し込み必要

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「マンションの除却の必要性に係る認定基準(要除却認定基準)について」の会議が行われます。

2021年6月7日に行われる会議の傍聴は、Web上のみとなっており、傍聴を行うためには、事前にメールにて申し込む必要があります。

「要除却認定基準」という表現、もう少し一般人にも分かりやすい名称を用いてもらいたいものだと思います。「除却」という言葉が一般人には難解だと思います。

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要除却認定基準とは何か

「マンションの除却の必要性に係る認定基準(要除却認定基準)について」という聞き慣れない名称の会議が行われます。

「要除却認定基準」って何?と疑問に思われる方もいるでしょうが、「要除却認定基準」とは、耐震性が不足していること、外壁の剥落等により危害を生じる恐れあること、バリアフリー性能が確保されていないことが認定されたマンションのことを指しています。

「要除却認定基準」を分かりにくくしているのが「除却」という言葉だと思います。「除却」の意味は「取り除くこと」です。つまりマンションを取り壊すことです。

老朽化したマンションを取り壊すことを容易にするための動きです。建て替えに向けた区分所有者間の合意形成が進まないことなどを理由に、老朽化マンションが放置されるという問題に対処するための仕組みを作ろうとしています。

国土交通省(国交省)の調査結果で、2018年時点のマンションストック総数は約655万戸存在します。

中でも1981年6月以前に建設された旧耐震基準のマンションは104万戸と全体の約16%を占めています。

しかし、2019年4月時点で建て替えが完了した物件は累計244件に留まり、老朽化マンション増加に建て替えが追いついていない現状があることが背景です。

傍聴の申し込みはメールで申し込み必要

第1回の 要除却認定基準に関する検討会は、2021年3年5月13日15:00~17:00に行われました。第2回は、2021年6月7日 17:00~19:00に開催されます。

Web 上での傍聴を希望される方は、2021年6月2 日(水)12 時までに、以下のとおりメールにてご連絡ください。

件名:【傍聴希望】第2回 要除却認定基準に関する検討会
本文:氏名(ふりがな)、所属、メールアドレス、直通電話番号
送信先:hqt-mansion★gxb.mlit.go.jp(★を @ に変えて送信してください)

傍聴の可否については、2021年6月4日(金)中に連絡するとのことです。

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マンション価格が安くても、1981年6月以前に建設された旧耐震基準のマンションに手を出すことはやめた方が無難です。

築年数があまりにも古い場合は、快適性が失われる等の問題点が多く存在します。マンションの建て替えを行うように国土交通省の動きもあります。

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info-mansion
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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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