マンションの足音対策を簡単に行う方法はコレ
マンションに住んでいると自分の家の生活音がどれくらい聞こえるのか気になりませんか? 実は、マンションの足音対策を簡単に行う方法があるのです。費用も掛からず手軽で誰でも簡単にできる方法です。隣人や階下からクレームがくる前に一度試して欲しいと思います。特に小さな子どもがいるご家庭では、足音対策を是非行って欲しいものです。
■ 目次 ■
足音がうるさい原因は何か
「壁も床もしっかりしたマンションだから大丈夫だろう。」「マンションって鉄骨でしょ?音が響きにくいから気にしない。」なんて思っていると、意外にも住んでいる人あるいは隣人や階下の人は気にしているのかもしれません。
マンションにおける騒音トラブルは、結構あるものです。何も言われないから大丈夫だと思わないでください。ひょっとしたら隣人や階下の人は、ただ我慢をしているだけで、住民とのトラブルになるのを恐れて黙っているのかもしれません。
足音は、歩いている本人からしたら全く気にならないものです。かかとからドシドシ歩いているような場合はわかりやすいですが、普通に歩いている場合でも、騒音になりかねません。
足音はその人の歩き方や癖・体型などによって異なります。そして、その足音は、マンションでは他の住居に実は響きやすいのです。
響きやすい理由は、マンションの床の構造にあります。いくつもの住居が集合しているマンションでは、配管を床から通しています。
そこは空洞になっているので、これによって足音が反響して、響きやすくなっているのです。例え、こちらが注意して足音を小さくして歩いていたとしても、他の住居には大きな音になって響いている可能性があるのです。
壁を叩いた音でも床に伝わるか
ここでもう一つ注意点を綴ります。実は気を付けるべきは足音だけではありません。床が空洞になっていることで、様々な音が床に集まります。例えば壁を叩く音です。
大人であれば壁を叩くことはしなければいいだけですが、子供がいる場合は、ボール投げで遊んで壁にぶつけた、おもちゃで遊んでいて壁に頭をぶつけた、寝相が悪く夜中に壁を蹴ってしまう等、様々な可能性が出てきます。そんな音であっても、壁から床の空洞に伝わり、反響して他の住居に伝わってしまいます。
足音対策、どんなことが良いの
「防音対策」と聞くと、防音工事や防音マット購入等お金がかかりそうなイメージですが、安価でかつすぐに誰でもできることと言えば、スリッパを履くことです。
ただスリッパを履くだけで、意識してもなかなか直らない足音を響かせてしまう歩き方が改善されるためです。
また、子供の歩き方は特有で、かかとから着地するような歩き方をするのでこちらも足音は響きやすいです。
マンションのモデルルームにお邪魔すると、来客用のスリッパを履くように用意してあるのは、足音を響かせないためだったのでしょうか。てっきりモデルルームの床を汚さないために用意されているのだとばかり思っていましたが。
子供にもスリッパを履いてもらえれば越したことはないですが、初めは履いていても遊びに夢中になっている中で、いつの間にか脱いでしまうことが多いと思います。
さらに気を付けたい!
スリッパでも防音対策が気になるようであれば、次におすすめできるのは防音マットです。ホームセンターやネットショップでも様々な防音マットが売られていますが、できればしっかりと下調べをして、防音効果が高い商品を選びましょう。
例えば、どんな騒音におすすめの防音マットなのか、またマットを敷いた場合とそうではない場合の音の比較、どれだけの騒音を防いでくれる等の検証結果が記載されているマットであれば、なお安心です。
いくら防音マットを敷いたからと言って、どれくらいの騒音がカットされたのかは確認のしようがありませんから。
おわりに
音の響き方はご理解いただけたでしょうか? 音が真下に響きやすいのはもちろんですが、壁や床を伝って音が反響するということは、住居の上下、両隣以外にも音が伝わっている可能性があるということです。
反対に、真上の住人の足音がうるさいと思っていた場合、それは真上ではなく他の住居からの音かもしれません。トラブルにならないよう、苦情を言う場合は管理会社を通して伝えてください。万が一間違っても直接真上の住人に苦情を言いに行くなんてことは避けてください。
他の住民との付き合いが長くなるのが、分譲マンションでの生活です。お互いストレスにならないように、相手を思いやり、自分の家のことはしっかり管理することが大切です。
最近は、室内でペットを飼う場合が多くなりました。意外ですが、犬や猫などの室内で飼っているペットの足音がうるさいと感じる場合もあるようです。
マンションの足音対策はスリッパを履くことか
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