フラット35の悪用は「なんちゃって物件」だって(笑)
フラット35を利用してマンションを購入している方もおられると思います。長期固定金利の住宅ローン「フラット35」の有難さを感じつつも、年収の少ない若者を悪用する「なんちゃって物件」の存在が問題視されています。「フラット35」の目的外利用が発覚した場合には、一括で返済を求められる場合がありますのでご注意ください。
■ 目次 ■
フラット35とは
「フラット35」とは、住宅の購入に限って用いられる民間金融機関と住宅金融支援機構が共同で提供している長期固定金利の住宅ローンのことです。
借入時に返済終了までの借入金利が確定する全期間固定金利型なので、変動金利に不安を覚える人にとっては欠かせない選択肢の住宅ローンです。
金利が変動するのが怖い方には、ピッタリな住宅ローンです。全期間の金利が固定しているので、毎月の返済額も一定だから、長期に渡って計画的な予算を立てることが可能です。
住宅ローン金利水準は?
これから、フラット35を利用しようと検討される場合に気になるのは、今後の金利がどうなるのかということではないでしょうか。
下記のグラフは、1983年から2019年までの住宅ローンの金利推移です。最近は、変動金利よりは少ない金利で推移しているとは言え、変動金利と金利が逆転していた時代があったことが分かります。
なんちゃって物件とは
「フラット35」を利用できる条件が、自らが居住することとなっています。「なんちゃって物件」とは、自らが居住するのではなく、実際には投資用マンションを購入するために利用することです。
本来の目的とは異なる悪用し「フラット35」を利用することを「なんちゃって物件」とは呼ぶのだそうです。誰が用いたのかは分かりませんが、聞いて笑ってしまいました。
「なんちゃって物件」は、契約違反、虚偽の申請となりますから、一括で返済を求められても不思議ではありません。一括返済ができない場合は、物件を競売にかけられてしまうかもしれないということです。せっかく購入した物件に住めないばかりか手放すことにもなりかねません。
おわりに
ふらっと借りるというわけにはいかないのが「フラット35」です。住宅ローンであるので、借りる場合の一定の条件が必要であることはご存知だと思います。
「フラット35」のおかげで、住居を購入できたという方もおられる反面、「フラット35」を悪用する人もいるから困ったものである。
特に20歳代など、住宅ローンの知識があまりない方の場合は、狙われやすいので注意が必要です。
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