不要チラシのゴミ箱は効果ありそう!小さな革命に感動!

不要チラシがポストに投函されて、「チラシに迷惑している/困っている。」と思われる方は多いと思います。ポスティング自体は、禁止されているわけではないので、法律を犯しているとは言えません。
先日、知人が最近入居したというマンションを訪ねる機会がありました。築年数も新しいマンションですが、初めて見た「不要チラシのゴミ箱」に驚きました。
「不要チラシのゴミ箱」として、ダンボール箱がメールコーナーに置いてあるのはありますが、メールボックスと一体となっていてスッキリとしたデザインになっていたゴミ箱は初めてでした。
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不要チラシのゴミ箱は効果ありそう!小さな革命に感動!

先日、知人が最近入居したというマンションで、画期的なゴミ箱に遭遇したので感動してしまいました。
メールコーナー設置のゴミ箱
先日、知人が最近入居したというマンションを訪ねる機会がありました。築年数も浅く、洗練されたエントランスを抜けると、そこには清潔感の漂うメールコーナー(郵便受けエリア)がありました。
そこで、私の目に飛び込んできたのが、郵便受けに設置された「不要チラシ入れ」と書かれた専用のポストです。
一見すると、なんてことのない「ゴミ箱」かもしれません。しかし、その存在が持つ意味を考えたとき、私は「これは素晴らしい、誰が考えたのだろう!」と心の中で喝采を送ってしまったのです。
多くの人が経験しているはずです。ポストを確認した際、本当に必要な郵便物は一通か二通。
それ以外は、頼んでもいない不動産のチラシ、近所のデリバリーピザのメニュー、不用品回収のビラ、あるいはスポーツジムの入会案内……。それらがごっそりと入っているときの、あの「ちょっとした重苦しさ」を。
「家の中にゴミを持ち込まない」で済む
この「不要チラシ入れ」の最大のメリットは、何と言っても「不要なものを専有部分(お部屋の中)に持ち込ませない」という一点に尽きます。
私たちは、ポストからチラシを取り出した瞬間、実は無意識のうちに「仕分け作業」という労働を強いられています。
「これは大事な通知」「これは後で読む」「これはゴミ」。
しかし、メールコーナーにゴミ箱がない場合、その「ゴミ」と判断されたチラシも、一度は自分のお部屋まで運ばなければなりません。エレベーターに乗り、玄関の鍵を開け、リビングまで運び、そしてゴミ箱へ。
たかが紙一枚、されど紙。毎日繰り返されるこの工程は、積もり積もれば大きな心理的負担と時間のロスになります。
「不要チラシ入れ」があれば、その場で、0秒で仕分けが完了します。
「不要だ」と思った瞬間に、その場にある専用ポストに投函する。このアクションだけで、自宅のテーブルの上がチラシで散らかることも、ゴミ出しの日に重い紙束を抱えて苦労することも劇的に減るのです。
カバンなど荷物を持っている時に、不要なチラシまで持って行かなければならないことから解放されることは、快適なマンションライフがおくれます。
お部屋の「スッキリ」が持続する仕組み
ミニマリストという言葉が定着して久しいですが、お部屋を綺麗に保つコツは「いかに物を入れないか」にあります。その意味で、このマンションに設置された「不要チラシ入れ」は、究極の「水際対策」と言えるでしょう。
不動産会社の高級感あふれる厚手のチラシや、飲食店の色鮮やかなチラシ。これらは意外とかさばります。数日放置するだけで、玄関やリビングの隅には「紙の山」が築かれてしまいます。
「後で捨てよう」という先延ばしの心理は、部屋の乱れだけでなく、心の乱れにも繋がります。
しかし、マンションの1階で全てを完結させてしまえば、お部屋に持ち込むのは「ワクワクする手紙」や「大切な書類」だけになります。
住居の入り口で、生活のノイズをシャットアウトする。この仕組みがあるだけで、住まい全体の快適性が一段階引き上げられるのです。
管理側にとっても「三方良し」のアイデア
この「不要チラシ入れ」、実は住人だけでなく、マンションの管理側や環境にとっても非常に優れた仕組みだと言えます。
もし、この専用ポストがなかったらどうなるでしょうか。
マナーの悪い住人が、郵便受けの上にチラシを放置したり、共用部の隅に捨ててしまったりするかもしれません。そうなれば、せっかくの綺麗なマンションの美観が損なわれてしまいます。
あらかじめ「ここに捨ててください」という場所を用意しておくことで、共用部は常に整然と保たれます。
また、回収されるチラシは「紙資源」として一括でリサイクルに回しやすくなります。各家庭で可燃ゴミとして出されるよりも、環境負荷を抑えることができるのです。
ただし、チラシをポストに入れる側にとっては、都合が悪いマンションとなるのでしょうね。せっかくポストに投函したポストが、一瞬でゴミ箱へ直行してしまいますからね。
「だれが考えたのか」と唸るほど、住人・管理会社・地球環境、そのすべてにとってメリットがある「三方良し」の素晴らしい発明だと感じました。
今後の新築マンションにも導入されていくのでしょうか。また、大規模修繕工事などで、ポストの交換があった時に採用して欲しいと思う画期的なポストだと思います。
現代の住まいに求められる「タイパ」と「余白」
最近のマンションは、スマートロックや宅配ボックスなど、利便性を追求した設備が増えています。
しかし、この「不要チラシ入れ」のような、アナログでありながら「生活の動線」を深く理解した設備こそ、本当に住む人のことを考えた設計ではないでしょうか。
時間は有限です。チラシを仕分ける、運ぶ、捨てるという名もなき家事から解放されることは、現代人にとって大切な「タイムパフォーマンス(タイパ)」の向上に直結します。
さらに、物理的なゴミが減ることで、視覚的な情報量が減り、脳に「余白」が生まれます。
忙しい一日を終えて帰宅したとき、ポストをチェックしてスッキリした状態で自室のドアを開ける。その瞬間の心地よさは、何物にも代えがたいものです。
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