高輪ゲートウェイマンション名ではありません
2020年春の暫定開業を目指す山手線の新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」に決定しました。2020年春に向けて「高輪ゲートウェイ」周辺の再開発を行うことになっており、周辺のマンションにも期待が高まるのではないでしょうか。「高輪ゲートウェイ」はまるでマンション名なのかと錯覚します。品川駅と田町駅の間にできる新駅「高輪ゲートウェイ」効果が注目されます。
■ 目次 ■
高輪ゲートウェイに決定
品川駅と田町駅の間にできる新しい山手線30番目の新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」とJR東日本から発表されました。(2018年12月4日)
公式サイトや郵便はがきで、新駅の名称を一般に公募していました。駅名を選定する基本的な考え方は事前にJR東日本から提示されていました。応募総数は64052件、応募種類は13228件でしたので、新駅名称に対する関心の高さが伺えます。
- 地域を代表するもの(名称)か
- 鉄道を利用されるお客様に分かりやすいか
- 地元自治体の要望を満たしているか
発表までは、「泉岳寺」「新田町」「東品川」「ニュー品川駅」「芝浦高輪駅」などと様々な駅名が予想されていましたが、最終的な名称は「高輪ゲートウェイ(駅番号:JY26)」に決まりました。
駅名にカタカナ表記を入れたのは、来る東京オリンピック・東京パラリンピックで、外国のお客様が増えることを想定したものなのかは分かりませんが、駅名としてはもっとシンプルでもよかったのではないかと個人的に思っています。
現在29駅ある山手線の駅の名称にカタカナが使われている駅は、一つとしてなく、全て漢字表記の駅ばかりです。カタカナが入った新駅の名称にちょっと違和感を覚えます。新駅名称の慣れの問題なのかもしれませんけどね。最近は、日本語+カタカナの名称が多くなりましたね。
第1位の駅名候補は「高輪(たかなわ)」、第2位の駅名候補は「芝浦(しばうら)」、第3位の駅名候補は「芝浜(しばはま)」という情報があったのですが。再開発コンセプトである「ゲートウェイ」と、駅名候補第1位の「高輪」をミックスした駅名を冠したのでした。
「高輪ゲートウェイ」の駅名候補は、第130位だったということです。江戸の玄関口という意味も、「ゲートウェイ」にはあるとのことです。
高輪ゲートウェイ周辺マンション
新駅が決定して、俄然資産価値が注目されるのが、「高輪ゲートウェイ」周辺に建設されるマンションなのではないでしょうか。立地と言う点では、優れたマンションとなります。
例えば、三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス高輪フォート」の最寄駅は、「高輪ゲートウェイ」になります。「品川駅」も徒歩9分と近いですけどね。
駅名撤回署名も!
「高輪ゲートウェイ」の駅名撤回を求める署名は、12月15日時点で、3万5000人を突破したということです。そして、タレントのデヴィ夫人も「陳腐で安っぽい」と駅名を批判しているという。この先、駅名の変更もあるのだろうか。
おわりに
山手線の新駅が「高輪ゲートウェイ」に決定しました。路線図や駅の電光表示盤を作る場合に文字数が長いと大変なのではないかと思ってしまいました。特に英語表記は長くなりそうです。車内アナウンスも大変ではと余分な心配をしてしまいます。
「高輪ゲートウェイ」と言う名称は、「ダサい」「やめて!」とも言われて、すこぶる評判が悪い意見が多いです。「多摩センター」は、「多摩セン」と省略して呼んでいるとのことです。
2020年、まだまだ先のことかと思っていたら、数年後には2020年を迎えるのですね。新駅ができる「高輪ゲートウェイ」周辺は再開発が行われますので、どのように発展するのか楽しみでもあります。
新駅の発表で、マンション価格にも影響が出るのかもしれませんね。今のうちに狙いを定めておくのもよいかと思います。「高輪ゲートウェイ」って長いので、駅利用者は「高輪」「高ゲ」「高ゲー」などと省略されて呼ぶことになるのかもしれませんね。個人的には、「高輪」が正式駅名でもよかったのではないかと思いますけどね。
あるいは、「高輪門」や「高輪口」と日本語で表記すればどうですかね。
【追記】
2019年11月16日未明から17日にかけて、山手線の上野駅から大崎駅間を運休し、総勢2000人で切り替え作業が行われました。これで、また一歩「高輪ゲートウェイ」の開業が近づきました。
【追記】
「高輪ゲートウェイ」は、2020年3月14日から開業です。大きな吹き抜け、 駅サービスロボットの導入、QRコードによる改札機利用、無人AI決済店舗「TOUCH TO GO」、ナカシェアオフィスなど最先端の技術を使った特徴ある駅で、話題性も抜群の駅となりそうです。
高輪ゲートウェイマンション名ではありません。
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