ZEH分譲マンションの全住戸採用は名古屋が全国初!
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を全住戸採用した分譲マンションが、愛知県名古屋千種区に誕生した。「全国初のZEH分譲マンション」として注目を集めておりましたが、「グランドメゾン覚王山菊坂町」として登場しました。マンションにもZEHを取り入れることのできる先駆けとなりました。
■ 目次 ■
ZEH(ゼッチ)とは
「ZEH(ゼッチ)」とは、「(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」のことです。何でも省略する傾向のある日本語のひとつですが、「Net Zero Energy House」です。経済産業省の資源エネルギー庁のページには、
「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
引用:経済産業省 資源エネルギー庁
経済産業省からは、やたらと難しい表現がされていますが、「ZEH」を簡単に説明すると、省エネと創エネで、年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量をゼロ以下にする住宅のことです。
省エネとは、消費するエネルギーを削減することです。例えばLED化を行うことで電気の使用量を抑制することです。
創エネとは、エネルギーを創り出すことです。例えば、太陽光発電や風力発電を導入することで使用する電気を蓄えるなどです。
省エネ<創エネという関係となれば、地球環境的にもやさしく、限りある資源を有効に使用できることができるということで、世界規模で大きな注目を浴びているのです。
グランドメゾン覚王山菊坂町
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を全住戸採用した分譲マンションは、愛知県名古屋市千種区菊坂町3丁目16番に誕生した「グランドメゾン覚王山菊坂町」です。
地下鉄東山線 「覚王山」駅から徒歩6分という場所にありますので、お出掛けにも便利な好立地な場所となります。
ただし、全戸数といっても12戸ですし、7290万円から1億8900万円という高額な販売価格なので、一般庶民には手が届気にくく、購入できる方は限られているのではないでしょうか。
ライオンズ芦屋グランフォート
阪急神戸線「芦屋川」駅徒歩17分に位置する「ライオンズ芦屋グランフォート(総戸数79戸)」は、NZEN「ニアリー・ゼロ・エネルギー・ハウス」です。自然エネルギーを活用した設備が採用されています。
今後は、自然エネルギーを意識した分譲マンションの建設が鍵となるのでしょうか。
おわりに
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を採用するマンション、今後増えていくのでしょうか。一戸建ての場合は、ZEHの採用が多くなってきましたが、マンションはまだこれからだと思います。
既存のマンションで、太陽光発電を設置する場合は、太陽光発電を設置する面積が少ないことと重たい太陽光発電を載ることを想定して作られていないマンションですから、重さに耐えられるのかが心配です。
太陽光発電を導入してペイできるのか心配です。風の強い地域であれば、こぢんまりとした風力発電装置を導入して、最低限の共用部分をまかなうことができれば、災害時にも威力を発揮できるかと思います。
ZEH分譲マンションの全住戸採用は名古屋が全国初!
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