木造ハイブリッド工法の「プラウド神田駿河台」は定期借地権
14階建ての高層マンションなのに、木造ハイブリッド工法を用いた斬新なデザインの「プラウド神田駿河台」が登場します。木のぬくもりを感じながら生活できるマンションですが、62年間の定期借地権であるところが非常に惜しい点です。36戸という限定された希少性が注目されるマンションです。
■ 目次 ■
木造ハイブリッドの「プラウド神田駿河台」登場
野村不動産と竹中工務店は、柱・壁などの構造部に木質系構造部材を使った木造ハイブリッド高層分譲マンション「プラウド神田駿河台」を発表しました。地上14階建て、総戸数は36戸、2021年3月下旬に竣工予定となっています。
一番の特徴は、国産木材と鉄筋コンクリートを組み合わせています。マンションでありながら、木材の持つ豊かな表情を感じることができるところではないでしょうか。
木造ハイブリッド工法の希少性を持つマンション「プラウド神田駿河台」ですが、残念ながら、62年間の定期借地権であるところが惜しい点です。
最寄り駅は、JR中央線の総武線「御茶ノ水」から駅徒歩5分という好立地であることも、マンションの希少性を高めています。
コンクリートのマンションは、無機質という印象があります。「プラウド神田駿河台」は、無機質を補う木材という温かさを感じることのできる希少性の高いマンションなのではないでしょうか。
残念な定期借地権
「プラウド神田駿河台」は、JR中央総武線 「御茶ノ水」駅徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線 「御茶ノ水」駅徒歩6分、東京メトロ半蔵門線 「神保町」駅徒歩7分、東京メトロ千代田線 「新御茶ノ水」駅徒歩8分と複数の路線が便利な立地です。
大手町、東京、銀座、霞が関など主要な駅へ行くのに便利な場所です。都内で働く人にとっては、非常に重要なロケーションなのではないでしょうか。
「プラウド神田駿河台」は、定期地上権となっています。2083年3月までの62年間の設定です。
定期地上権のため物件価格的には、通常の所有権ありのマンションと比較して安くなるものと思われます。
期間満了後には、マンションを解体して、更地で土地を返還しなければならないというデメリットが存在します。
マンションの購入者が62年間住み続けるということがあるのかもしれませんが、62年の間には、購入者と住む人が異なるのではないでしょうか。
建物や設備が古くなっても、「どうせ将来壊すのだから。」という思いで、適切なメンテナンスが行われないことも可能性としてはあります。
「プラウド神田駿河台」の購入を検討される場合には、通常の分譲マンションとは異なるということを認識することが必要です。
間取りは2LDK
「プラウド神田駿河台」の専有面積は、48.51平方メートルから79.66平方メートルの幅があります。
間取りは、公式ホームページを見る限り2LDKとなっています。全ての部屋の間取りが同じなのだから、同じような環境の人が集まって住むのではないかと思われます。
独身者からファミリー層が混在しているマンションよりは、同一属性の方が住みやすいと思います。
公式ホームページ
「プラウド神田駿河台」の公式ホームページは、野村不動産株式会社のページとなります。
おわりに
マンションの所在地には文句のつけどころがありません。木造ハイブリッド工法を用いる点でも希少性は高いと判断します。
62年間住んだ後は、誰も住む予定はないということであれば、「定期借地権」のマンションを選択範囲に含めて探すこともよいのかもしれません。
ご自分のライフスタイルに合った物件選びを行うことが必要です。
木造ハイブリッド工法の「プラウド神田駿河台」は定期借地権
※アフィリエイト広告を利用しています。