エアコンの試運転の方法を知って快適な夏を!
本格的な暑い夏が近づく前に、エアコンの試運転を行うことがエアコン各メーカー(シヤープやダイキンなど)から推奨されています。試運転の方法を知って、シーズン前に実施しておくことで、快適な夏を過ごすことができます。エアコンの試運転を重要なのです。
■ 目次 ■
各メーカーから推奨が
シヤープやダイキンなどのエアコンメーカーが、「本格的にエアコンを使用する季節の前に“試運転”をしてください」と推奨を促しています。エアコンを製造しているメーカーが言うだけに早めに試運転をした方がよいと思います。
昨年(2018年)は、異常ともいえるほどの夏の暑さを経験しました。今年(2019年)は、エルニーニョの関係もあって、昨年のような暑さはなく、「平年並み」の暑さであると予想されています。しかし、暑い夏が到来することには変わりがありません。
各メーカーが推奨しているように、5月から6月中旬の間(シーズン前)に、エアコンの試運転を行いましょう。何事も早い準備が成功の鍵となります。暑い夏にエアコンが使えなければ死活問題に発展する場合もあります。
エアコンは機械です。昨年まで正常に動作していたのに、突然壊れて使えない場合もあります。そのために試運転をして確かめる必要があります。
試運転の方法
エアコンの試運転は、下記の手順で行います。
試運転準備
エアコンを使わない季節は、エアコンのコンセントを抜いていたり、リモコンから電池を外していたり(液漏れ防止のため)します。まず試運転ができるように、エアコンを使う準備を行いましょう。
電池がなくてリモコンが使えないと悲惨です。電池が使用可能なのかという意味を含めてリモコンの液晶表示は正常かどうかの確認も行いましょう。
最低温度に設定
運転モードを「冷房」にしましょう。そして、温度を最低温度(16℃から18℃)に設定します。
試運転実施
実際にエアコンを動作させて、約10分程度運転を行います。
チェックの内容
運転ランプが正常に点灯して、冷風が吹き出し口からきちんと出ているか確認しましょう。異常を示すランプが点滅していないかどうか確認します。異臭や異音がしないかどうかもあわせて確認ください。
さらに30分程度運転を続けて、室内機から水漏れがないか確認してください。さらに、室外機のドレンから排水が出てくれば正常エアコンの状態だと言えます。
異常があった場合は、取り扱い説明書を見て対策を行ってください。取り扱い説明書は、捨てずにとっておくことをおすすめします。
もし、異常があった場合は、修理をした方がよいのか買い替えた方がよいのか検討する時間が確保できます。10年以上前のエアコンであれば、買い替えた方が安くて性能がよく、電気の節約にもなります。お近くの家電販売店に現在使用しているエアコンのメーカーと型番をメモして相談されるとよいかと思います。
試運転を行わないと
エアコンの試運転を行わないことの弊害を綴ります。
いきなりフルパワー運転は危険
「暑くなってからエアコンを運転すればいいや!」と思っていても、いきなりのフルパワー運転を行うことは、不具合発生の可能性が高くなります。プールに入る場合でも、いきなり入ると危険です。ちゃんと準備運動が必要なのです。
修理などの対応が遅れる
メーカーへの問い合わせが急増するのは、毎年7月です。たくさんの人が問い合わせを行いますから、修理などの対応が遅れがちになります。必要な修理が然るべきときに行えないことになります。
おわりに
いまやエアコンなしでは暑い夏を過ごすことは困難なほど異常な暑さの夏になってしました。地球温暖化との関係があるのでしょうか。
昔のエアコンと違って、省エネの割には性能のよいエアコンが出回るようになってきました。事前に試運転を行うことで、早めに不具合に気が付くことができます。
新しいエアコンを購入したとしても、取り付けは業者に依頼しなければなません。夏のピークだと人手が足りなくて希望の日にエアコンが設置できないということもあり得ます。
エアコンのメーカーが推奨しているように、5月から6月中旬の間に試運転を行いましょう。フイルターの掃除も本格的にエアコンを使う前の時期に行っておくことをおすすめします。
2019年5月22日(水)日本テレビの番組「ZIP!」のコーナー「<アレナニ?>SNSで拡散・エアコン試運転・なぜ今必要?」でも、エアコンの試運転を取り上げていました。是非、エアコンの試運転をして快適な夏をお過ごしください。
2017年5月27日(月)の「あさチャン!」でも、「エアコン試運転」を放送していましたね。それだけ重要ってことですかね。あの北海道で39.5度を記録するなど、全国の最高気温を更新しています。
エアコンの試運転の方法を知って快適な夏を!
※アフィリエイト広告を利用しています。