マンションの駐輪場トラブルはカメラが決め手だった
兵庫県伊丹市のマンションの駐輪場で、止めていた自転車を壊されたと刑事告訴したニュースがありました。犯人は、同じマンションに住む男性だったことが分かりました。犯行の決定的な証拠となったのが、自らが設置したカメラの存在です。あまりにも身勝手な駐輪場のトラブルに唖然となりました。
■ 目次 ■
自転車を壊された!
マンションの駐輪場に止めていた自転車が何度も壊されるというトラブルが起きたのは、兵庫県伊丹市。1階の駐輪場は、シャッターの奥がバイク置き場で、手前が自転車置き場になっていました。
2月に引っ越してきた時から、自転車が壊される被害に何度もあっていた男性は、カメラを自ら設置して、証拠となる映像を記録していました。
設置したカメラに写っていたのは、なんと同じマンションに住むバイクに乗る男性の姿でした。執拗に何度も被害者の自転車を壊している様子が映し出されていました。
個人の持ち物を勝手に壊すこともそうですが、共用部分である駐輪場の床まで壊されています。共用部分の保険が適用されるのかが心配です。
「なぜ、男性の自転車のみ執拗に壊したのか。」、その驚きの犯行動機は、バイクを止めるのに、通行するのが邪魔だったという身勝手な動機でした。2月に引っ越す前は、自転車が止まっていなかったから、邪魔ではなかったのでしょうね。
とても身勝手な理由の犯行に刑事告訴するのも止むを得ないと思います。事件のあったマンションは、バイク置場と自転車置場がシャッターで区切られているだけで、1台ごとの止める位置が定められていないのが原因だったのかもしれませんね。
きちんと駐輪する指定場所が定まっていれば、事件は防げたのかもしれません。駐輪場が明確に定まっていない場合は、駐輪場を利用する方同士で、気を遣うことが必要ですね。同じマンションに住むのですから、お互い様だと思います。
トラブル回避策は?
今回の壊される事件、トラブルを事前に回避することはできなかったのだろうか。実は、事件のあったマンションは、バイク置場と駐輪場とは、シャッターで区分けされているだけで、1台毎に止める位置が決められていませんでした。
通路の位置も決められていなかったため、空いている間を通っていたようです。ですから明確に止める位置や通路を明示化すれば事件につながらなかったのかもしれません。
不法に自転車を止められてもわからないです。ちょっとした工夫でトラブル防止になるのではと感じた事件でした。
具体的にどうするか?
>駐輪場のトラブルで多いのは、
-
- 不要な自転車が止められている
- マンションの住民以外の自転車が止められている
というものがあります。
よくあるトラブルの解消方法として、自転車にステッカーを貼るという手が一般的です。まず不要な自転車を特定/撤去した後で、自転車にステッカーを貼ってマンション住民の自転車を特定します。
ステッカーの貼られていない自転車には、警告をしたのち撤去を行うことで、駐輪場が整理されます。
おわりに
トラブル防止のためにカメラによる撮影は、有効であることが分かった事件です。それにしても、あまりにも身勝手な犯行に驚きました。
自転車の置き方に不満があるのであれば、管理会社に連絡するとか「通路の確保を!」と紙に書いて連絡するといった方法が考えられるのではないでしょうか。もっと、穏やかな解決方法があるのではないでしょうか。
マンションの駐輪場トラブルはカメラが決め手だった
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