パンフレットは捨てるか?パンフ消え行く「異変」が起きている
新築マンションのモデルルームを訪問すると、分厚い豪華なパンフレットが手渡されます。大規模マンションや高級マンションなどでは、明らかに豪華な造りだと分かる紙質のパンフレットです。しかし、パンフレットが消え行く「異変」が起きているということです。自分のマンションを選んだ大切な紙のパンフレットを記念にとっておくのは変なのでしょうか?
■ 目次 ■
マンションのパンフレット
自分の気になったマンションがあったら、モデルルームを訪問して、内装や設備・部屋のプランなど気になる箇所を確認します。
大規模マンションや高級マンションでは、共用設備が多いのが魅力ですので、どんな共用設備があるのか、たくさんの部屋タイプのプランから選ぶ楽しさが味わえるのがモデルルームです。実物を模したマンション全景の模型を見るのもテンションが上がってしまいます。
人気のマンションの場合は、モデルルームで販売員から説明を聞く時間は限られていますから、自宅に持ち帰ったパンフレットを後から眺めながら細部に渡って検討をする時間は楽しいものです。
モデルルームは、マンションによって特徴がありますから見るだけでも楽しいですよね。(アミューズメント施設ではない!と怒られそうですけど)
モデルルームは、主なプランの住戸が造られていますので、全ての住戸プランが分かるのは、パンフレットによって知ることが大きいです。
パンフレットによって、家具の配置シミュレーションやエントランスから部屋までの動線シミュレーションができるなどのメリットがあります。
パンフレットは消える運命?
ところが、マンションのパンフレットが消え行く運命にあるということを聞きました。モデルルームの訪問客には、パンフレットではなく、タブレットを渡すスタイルがあるとのことです。
タブレットのパンフレットでも違和感/抵抗感なく利用できる時代の流れでもあるのでしょうか。
一説によると、パンフレットや図面集、その他資料などを合わせて1セット当たりのコストが数万円になるという。その割には、間違いがあった場合の修正が困難であったり、輸送や保管コストなどがかかるのが紙のパンフレットなのだという。
タブレットにパンフレットを格納すれば、修正が即座に可能、他のマンションのモデルルームでも、中身を入れ替えれば再利用することができるなどデジタルのパンフレットには、紙よりもコスパ(コストパフォーマンス)が優れているという。
さらに、紙パンフレットのコストは、マンションの物件価格の一部にもなっているため、豪華なパンフレットも消費者が支払うコストとして跳ね返っている事実に気が付いていない購入者がいるというのも問題だと思います。
紙パンフレットは、モデルルームを訪れた方に配布されます。モデルルームを訪れた方全員がマンションを購入するのではないので、明らかに無駄が生じます。
紙パンフレットは、マンションを購入してしまえば不要となります。記念にとっておく方もおられますが、ほとんどの場合は捨ててしまうのではないでしょうか。であれば、物件価格を安くして欲しいと思うのは当然だと思うのですが。
インターネットが発達した現代では、誰でもいつでも物件情報をホームページで情報を開示していることが多いです。
おわりに
マンションのパンフレットが消える運命にあるというのは時代の流れなのかもしれませんね。パンフレットを製作しなければ、紙資源や印刷代が不要となるため、エコであることは確かです。
マンションの販売が終わってしまえば、余ったパンフレットを処分する費用も必要となりますので、マンションのパンフレットは消えゆく運命になります。
しかし、紙媒体のよさがないわけではありません。昔のパンフレットは、コレクションされている方にとっては貴重なお宝となったり、将来に伝える情報の役割を担っています。マンションのパンフレットがなくなるのは寂しいです。豪華なパンフレットでなくてもよいから、紙のパンフレットも残してほしいですね。
子供の世界でも、紙の教科書に代わって、デジタル教科書の動きが出てきていますね。インターネット依存症を増やしはしないかと懸念されます。令和時代に習う勉強では、デジタル教科書が当たり前になるのでしょうか。先生の負担が増えはしないのか心配です。
パンフレットは捨てるか?パンフ消え行く「異変」が起きている
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