欠陥マンション 大津の資産価値は50万円に!
大きな買い物であるマンション。滋賀県大津市の「大津京ステーションプレイス」、分譲当初最上階3800万円の資産価値が、いまや50万円に大幅に下落していることが分かりました。「大津京ステーションプレイス」を購入された方には気の毒ではあるが、欠陥マンションは、全国に存在する可能性があります。欠陥マンションを見抜くポイントを綴ります。
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欠陥マンション 大津の資産価値は50万円に!
マネーポストWEBに、「欠陥マンション 3800万円だった最上階の資産価値が50万円に」という記事が掲載されました。
2009年に完成した滋賀県大津市の「大津京ステーションプレイス」の最上階は、一般的にマンションの中でも最も高いお部屋になります。分譲当初3800万円であった資産価値が、たったの50万円に下落しているのは泣くに泣けない状態だと思います。
資産価値が低下したからと言っても、金融機関からの住宅ローンが免除や猶予されるわけでもなく、完済まで支払い続けなければならないのです。
14階建て、全108戸のマンションは、一見どこにでもあるマンションに見えますが、火災報知器が誤作動して深夜早朝サイレンが鳴り響いて、寝ていられない。
雨が降ると漏電の恐れがあるとして、エレベーターも停止してしまうため、階段の昇り降りが大変で、敷地内の立体駐車場も浸水したため使えない状態だと言います。
台風19号のタワマン被害のような状態が毎日続いている状態と言っても過言ではありません。台風19号は自然災害でしたが、欠陥マンションは、はっきり言って人災です。
一刻も早く、住みにくいマンションから脱出したいとは思いますが、裁判が続いている以上、買い替えにも踏み切れないのだと言う。
一刻も早い解決を望みますが、これだけ大きな瑕疵物件は、簡単には解決しないのではないかと思います。
欠陥マンションを見抜くには
以下に欠陥マンションを見抜くコツを綴ります。購入時の参考にして頂けると幸いです。
マンションの地盤を確認
マンションが建設されている場所の地盤を確認しましょう。地面を掘り返すことは出来ませんが、古い地図を見れば大体分かります。マンションが建設される前は、何が建っていたのかを確認しましょう。
ジョイント部分にずれはないか
ジョイント部分とは、マンションの棟と棟をつなぐ部分です。ジョイントがあることによって、地震で揺れた場合に、建物の揺れを逃し、お互いの躯体を傷つけないようにする役割があります。
そのジョイント部分にずれが生じていたとしたら、欠陥マンションである可能性が高いです。
外壁のひび割れは深さを重視
外壁がコンクリートの場合はひび割れていないか。タイルの場合は浮きやはがれがないかを確認しましょう。
専門家でもない一般人が判別できるのかと思われますが、一般人が見て明らかな外壁のひび割れが発見できるのであれば、よほど欠陥マンションに近いと言わざるを得ません。
高い部分は目視で確認できないかもしれません。少なくとも目の見える範囲を確認しましょう。
窓から離れた壁と床の境目
窓から離れた位置にある壁と床の境目に注目してください。「結露しようがない位置の床にカビがあったりフローリングが腐りかけていたりしたら、雨が壁を伝って入ってきている証拠です。
購入予定のお部屋を下見した際に、注意して見ることをおすすめします。
ドアやふすまなど建具の状態
柱や壁などが少しでも変形していれば、開けづらくなったりすることが多いです。
おわりに
人生で何回も訪れないマンション購入。そのマンション購入時に、欠陥マンションを購入してしまったら大変な事態が想定されます。
「大津京ステーションプレイス」ほどの欠陥マンションであることは、稀なことではあるが、油断していると欠陥かと思われる箇所があります。
欠陥マンション 大津の資産価値は50万円に!
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