緊急地震速報の仕組みが気になる!なぜ地震が分かるの?
以前「ブロック塀 建築基準法違反の高さは何メートルだったか」で綴ったように、マンションに設置されているインターフォンから「ヒュン ヒュン ヒュン 地震がきます」と思い出したかのように「緊急地震速報」が流れることがあります。「緊急地震速報」は、どんな仕組みで流れるのでしょうか。
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緊急地震速報の仕組みが気になる!
忘れた頃に部屋のインターフォンから「ヒュン ヒュン ヒュン 地震がきます」と流れます。その度に、緊張が走ります。
詳しい説明は、パナソニックの「緊急地震速報(予報)対応システム」の「特徴」ページに書かれています。
インターフォンから緊急地震速報が流れると、まず火の元を確認して、ガスを使用している場合は止めます。震度5相当以上の地震を感知すると、マイコンメーターが自動的にガスを止める機能があるのですが、我が家では、念のために止める習慣となっています。
逆に言えば、ガスを止めるだけの余裕時間がありますので、緊急地震速報を流してくれるのは、安心であると言えます。
緊急地震速報は、どうして鳴らせることができるのでしょうか。緊急地震速報の仕組みが気になりましたので、調べました。
P波とS波の速度の差で分かる
P波とS波と聞いたことはありませんか。P波の方がS波よりも、速く伝わる性質があります。強い揺れによる被害をもたらすのは主に後から伝わってくるS波なのです。
このため、地震波の伝わる速度の差を利用して、先に伝わるP波を検知した段階でS波が伝わってくる前に危険が迫っていることを知らせることが可能となっています。
P波(Primary)とは
P波とは、Primaryの頭文字で、「最初の」という意味です。つまり地震が発生して最初に伝わる地震波です。P波の特徴は、伝わる速度が速いということです。
S波(Secondary)とは
S波とは、Secondaryの頭文字で、「二番目の」という意味です。S波の特徴は、伝わる速度がちょっと遅いということです。
おわりに
この間実際に経験したできごとです。よりによって、お風呂に入っているときに限って「ヒュン ヒュン ヒュン 地震がきます」と流れました。
慌てて、お風呂から飛び出して着替えをした経験があります。ところが、全然揺れを感じませんでした。
NHKのテレビで放送された地震速報を見ると、「震度1」となっていました。確かに地震があったのは確認できましたが、慌てるほどの震度でなかったのでした。
いつ大きな地震が起こるのかは分からないのですから。「震度1」だからと言って、油断してはいけませんけどね。もし「地震」が発生したら、どのように行動をするのか家族で話し合っておくことも必要です。
最近は、スマートフォン(スマホ)でも、地震を知らせてくれるようになりました。「地震は予知できない。」と地震科学者の中でも言われているようですが、近い将来、地震予知ができるようになるとよいですね。
小学生は待望の夏休みですね。夏休みの自由研究テーマとして「地震」を扱うのもよいのではないでしょうか。
緊急地震速報の仕組みが気になる!なぜ地震が分かるの?
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