盛り塩の場所は玄関に置かない方がよい理由!どこに置く?
悪いことが起きないようにと盛り塩を置く風習があります。マンションの場合は、玄関の前に盛り塩を置かない方がよいです。盛り塩を置かない方がよい理由は何でしょうか。玄関の前でなければ、一体どこに盛り塩を置けばよいのでしょうか。
■ 目次 ■
盛り塩の場所は玄関に置かない方がよい理由?
新たにマンションに引っ越しをしてきた場合に、玄関の前に「盛り塩」を置くと言う人もいます。
縁起担ぎ・厄除け・魔除けの意味を持つ「盛り塩」ですが、マンションの場合は、「気の入り口」だからと言って、玄関の前には置かない方がよいです。その理由を綴ります。
一般家庭では不要
玄関先の盛り塩は、平安時代の通い婚(男性が牛車で女性の元へ夜訪れるという結婚形態)の頃に、牛の好きな塩を玄関先に盛ることで、牛車が自分のところへ来るようにという意図で行ったものとされています。
ですから、飲食店・バー・クラブのような客商売の店先の場合は、人が集まって商売繁盛という願いを込めて「盛り塩」を行います。
一般家庭では、多くの人を集める必要はありませんから、玄関先の「盛り塩」は不要なのです。
玄関の前は共用部分
玄関の前はマンションの共用部分となります。基本的に、玄関前には、自転車や三輪車・物置などの私物を置くことは許されておりません。
ですから、「盛り塩」も同様なのです。共用部分に私物を置くことは許されないことなのです。
「盛り塩」程度で、「目くじらを立てることもないのでは?」と思われるかもしれませんが、例外を認めてしまうとマンション内の秩序が保てなくなります。
マンションの管理規約にも、共用廊下を使用するためのルールが記載されていますので、ご一読頂くとよいでしょう。
気持ち悪がられる
玄関前の「盛り塩」を見て、気持ち悪いという印象を受ける人もいます。全く同じ価値観の人ばかりが住んでいるわけではないのがマンションですから、特に何とも思わない人もいれば気にする人もいるのです。
よからぬ誤解を与えないためにも、共用部分となる玄関前に「盛り塩」を置かないようにしましょう。
いたずらされる
玄関前は、共用廊下ですから、マンション住民が通ります。子どもにとっては、玄関前の「盛り塩」を珍しく思うかもしれません。
見るだけではなく、触ったりいたずらされたりする可能性があります。
清掃員による撤去
マンションの共用部分を清掃する清掃員によって、撤去させられてしまう可能性があります。せっかく玄関前に「盛り塩」を置いたのに、不要物と勘違いされてしまうかもしれません。
風で飛ばされる
外廊下の場合、風が強い場所では、「盛り塩」が飛ばされてしまう可能性があります。「盛り塩」が散乱してしまいます。誰かが清掃しないと歩くのに不便となります。
盛り塩の場所はどこに置くのか?
マンションに住まいの場合でも、「盛り塩」を行わないと気持ちが悪いという方もおられることと思います。
「盛り塩」は、基本的に玄関に置くようにすると、家全体の気を浄化しやすくなると言われています。
ですが、マンションの場合は、玄関の前に置くのではなく、玄関を入ってドアの横の邪魔にならない場所に置くことをおすすめします。
トイレの中にも、「盛り塩」をすることがありますが、トイレの中は、「盛り塩」を行わないようにしましょう。
おわりに
盛り塩をいつまでも放置してしまうと、逆に悪い霊が常に集まってくる状態になるので、「盛り塩」は、設置後1時間から3時間ほどで速やかに撤去することが必要です。
数時間程度だったら、「玄関の前でも良いのではないか。」と思われますが、やはり共用部分としての利用方法を守るべきです。
盛り塩の場所は玄関に置かない方がよい理由!どこに置く?
※アフィリエイト広告を利用しています。