ミラタップの洗面台は後悔する?マンションのリフォーム前に知っておきたい注意点

マンションの洗面台をリフォームしようと思ったとき、「せっかく交換するなら、おしゃれな洗面台にしたい」と考える人は多いのではないでしょうか。
特に最近気になるのが「ミラタップ」です。
9月10日(金)のカンブリア宮殿では、【古いマンションも素敵に変わる!“常識破り”の住宅設備メーカー】が放送されます。
新築マンションが高騰する中、中古マンションを購入してリノベーションする人が増えています。
そこで悩むのが、キッチン、洗面台、浴室です。
デザイン性とコスパで人気の住宅設備メーカーとして紹介されるのが「ミラタップ」です。
住宅設備メーカーの売上ランキング上位20位にも入っていないメーカーが、いま急成長しているというのです。
でも、「おしゃれだから」という理由だけで洗面台を選んでしまって大丈夫なのでしょうか?
洗面台は毎日使う設備です。見た目だけで選ぶと、あとから「収納が足りない」「掃除が面倒」「思ったより使いにくい」と後悔する可能性があります。
この記事では、マンションの洗面台をリフォームする人に向けて、ミラタップの洗面台で後悔しないために確認したいポイントを紹介します。
~ この記事で分かること ~
- ミラタップの洗面台が人気の理由
- 洗面台で後悔しやすいポイント
- 収納不足を防ぐ方法
- マンションリフォームで確認したい寸法
- おしゃれさだけで選ばない方法
■ 目次 ■
ミラタップの洗面台が気になる理由

ミラタップの洗面台が気になる最大の理由は、やはりデザインではないでしょうか。
一般的な洗面化粧台というと、収納キャビネット、洗面ボウル、鏡が一体になったタイプをイメージします。
もちろん使いやすいのですが、「ホテルのような洗面スペースにしたい」と考えると、少し物足りなく感じることがあります。
その点、ミラタップでは洗面台だけでなく、洗面ボウル、水栓、ミラー、カウンターなどを組み合わせて空間をつくる商品があります。
公式サイトでも、収納とミラーがセットになった一体型だけでなく、好きな洗面ボウルと組み合わせるカウンタータイプなどを展開しています。
例えば洗面ボウルだけでも、イタリアのメーカーの商品や人工大理石製、ステンレス製など、かなり多くの選択肢があります。
これは楽しいです。
「どれにしようかな?」と選んでいる時間は、リフォームの中でもかなりワクワクする部分でしょう。
しかし、ここに落とし穴があります。
おしゃれな洗面台=自分のマンションで使いやすい洗面台とは限らないのです。
ミラタップの洗面台で後悔するポイントは?
「ミラタップだから後悔する」という話ではありません。
むしろ、選択肢が豊富だからこそ、組み合わせ方を間違えると後悔しやすいということです。
洗面台は、家具のように置いて終わりではありません。
給水管、排水管、コンセント、壁、床、鏡、収納などとの関係を考える必要があります。
特にマンションの場合は、一戸建てとは違って排水位置などを自由に変更できないケースがあります。
「この洗面ボウルがカッコいい!」だけで決めてしまうと、施工段階になって「排水管が合わない」「予定していた位置に設置できない」という問題が出てくる可能性があります。
これは困ります。
せっかく数十万円、場合によってはそれ以上のお金をかけるのですから、商品を先に決めるのではなく、マンションの現状を確認してから選ぶことが重要です。
収納が少なくて後悔する
ミラタップのようなスタイリッシュな洗面台を選ぶ場合、特に注意したいのが収納です。
洗面所には意外と多くの物があります。
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- ドライヤー
- シャンプーなどのストック
- タオル
- 洗剤
- 化粧品
- 掃除用品
- ティッシュ・トイレットペーパー
デザインを優先してオープンな洗面台にすると、これらを別の収納家具に入れる必要が出てきます。
すると、せっかく洗面台をスッキリさせたのに、横に収納棚を置くことになる……。
(それでは何のためにリフォームしたのか分からないですよね。)
洗面所の広さが限られるマンションでは、収納量まで考えて商品を選びましょう。
水はね・掃除で後悔する
もう一つ確認したいのが、洗面ボウルの形状です。
見た目がシャープで薄いボウルは非常にスタイリッシュですが、毎日の使い勝手は別問題です。
例えば、ボウルが浅い場合、勢いよく水を出したときに水が跳ねやすくなる可能性があります。
洗顔をしたあと、周囲が水滴だらけになっていると、毎朝の小さなストレスになります。
逆に、深さのある洗面ボウルなら、洗濯物のつけ置きなどに使いやすい商品もあります。
実際、ミラタップの「フッカ450」などは、実生活のニーズを考えた広さと深さを確保し、つけ置き洗いにも便利とされています。
つまり、「見た目」だけでなく「何をする洗面台なのか」まで考えることが後悔防止につながります。
マンションの洗面台リフォームは「サイズ確認」が重要
マンションの洗面台を交換するとき、個人的にかなり重要だと思うのがサイズです。
洗面所は意外と狭いです。
例えば幅900mmの洗面台が入っているからといって、必ずしも幅900mmの商品に交換すればいいとは限りません。
洗濯機との距離、浴室への動線、扉の開閉、収納扉の干渉などを確認する必要があります。
特に、既存の洗面台を撤去して造作タイプに変更する場合は、洗面台本体だけを見ていると危険です。
洗面所全体の寸法を測っておきましょう。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 洗面台の幅 | 600mm・750mm・900mmなど |
| 洗面台の奥行 | 通路幅が十分確保できるか |
| 高さ | 洗面ボウルが使いやすい高さか |
| 排水位置 | 既存配管と接続できるか |
| 給水位置 | 水栓の設置位置と合うか |
| 収納 | タオルや日用品を収納できるか |
| 鏡 | 照明・コンセントとの位置関係 |
ミラタップの商品にもW750、W900、W1150など複数サイズがあります。
例えば「モルタナ洗面」ではW750、W900、W1150が設定され、W1150ではボウルを片側に寄せてカウンター上のスペースを広くすることもできます。
このような選択肢があるのは魅力です。
ただし、自宅の洗面所に本当に入るのかを確認することが先です。
ミラタップは「収納付き」を選ぶべき?
ミラタップには、収納を組み合わせた洗面台もあります。
例えば「フィーネ洗面」は、フレームタイプや棚板タイプ、引き出しタイプなどのバリエーションがあります。
細いフレームによって圧迫感を抑えたデザインで、狭い空間でも軽やかな印象をつくれるのが特徴です。
これはマンションの洗面所とも相性が良いでしょう。
一方で、収納量については家族構成によって評価が変わります。
一人暮らしならオープン棚でも十分かもしれません。
しかし、家族4人でタオルや洗面用品が多い場合は、見た目より収納量を優先したほうが後悔しにくいでしょう。
「ホテルライクにしたい」という気持ちは分かります。
でも、毎朝使う場所だからこそ、収納を減らしすぎないこともデザインの一部だと思います。
ミラタップの洗面台は「組み合わせ費用」に注意
もう一つ注意したいのが価格です。
「洗面台が○万円だから、リフォームも○万円くらい」と考えると危険です。
ミラタップでは、洗面台本体や洗面ボウルだけでなく、水栓、排水トラップ、ミラーなどを組み合わせる商品があります。
商品によっては、水栓・排水金物・ミラーなどが別途必要になります。例えばモルタナ洗面でも、水栓や排水金物、ミラーなどは別途購入する仕様です。
さらに、マンションリフォームでは既存洗面台の撤去、廃棄、給排水工事、壁や床の補修、電気工事などが発生する場合があります。
つまり、商品価格だけを比較してはいけません。
「洗面台本体+ボウル+水栓+排水+鏡+収納+施工費」まで含めた総額で比較する必要があります。
ここを見落とすと、「思ったより高かった!」となります。
ミラタップの洗面台で後悔しない選び方
では、どう選べばいいのでしょうか。
私なら、まず現在の洗面所の寸法を測ります。
そして「収納量」「洗面ボウルの深さ」「掃除のしやすさ」「水はね」「鏡」「照明」「コンセント」まで一度書き出します。
そのうえで、ミラタップの商品を比較します。
- 洗面所の幅・奥行を測る
- 既存の給排水位置を確認する
- 必要な収納量を決める
- 洗面ボウルの大きさと深さを確認する
- 水栓の種類を選ぶ
- 鏡と照明を決める
- 施工費を含めた総額を確認する
- ショールームで実物を見る
特におすすめしたいのが、実物を見ることです。
写真で見ると「これだ!」と思っても、実際に立ってみると「思ったより低い」「ボウルが浅い」「収納が少ない」と感じることがあります。
洗面台は毎日、顔を洗い、歯を磨き、髪を整える場所です。
数ミリ、数センチの違いが毎日の使いやすさにつながります。
だからこそ、ネットの写真だけで即決するのはおすすめしません。
実際に触って、立って、収納を確認してから決めたいところです。
なお、当ブログでも以前、海外製の洗面ボウルに交換した経験を紹介しています。
【関連記事】洗面ボウルはおしゃれな海外製品に交換した経験
まとめ|ミラタップは後悔するのではなく「選び方」が重要
ミラタップの洗面台について「後悔するのでは?」と心配する人もいると思います。
しかし、ミラタップだから後悔するというより、洗面台をデザインだけで選んでしまうことが問題です。
ミラタップには、洗面ボウルだけでも豊富な選択肢があり、置き型、壁付け、埋め込みなどさまざまなタイプがあります。
だからこそ、自分のマンションに合った商品を選ぶことが重要になります。
「おしゃれ」「ホテルみたい」「カッコいい」だけで決めてしまうと、収納や掃除、使い勝手で後悔する可能性があります。
反対に、寸法、収納、ボウルの深さ、水はね、給排水、施工費まで確認して選べば、かなり満足度の高い洗面リフォームが期待できます。
新築マンションが高騰している今、中古マンションを購入して、自分好みにリノベーションするという選択肢はますます魅力的になっています。
その中でも、毎日使う洗面台は満足度を左右する重要な設備です。
だからこそ、「おしゃれだから買う」のではなく「毎日使いやすいから選ぶ」という視点を忘れないようにしたいですね。
カンブリア宮殿で紹介されるミラタップが気になった方も、番組を見て「これ欲しい!」となった勢いだけで購入するのではなく、自宅マンションの寸法と施工条件を確認してから検討することをおすすめします。
せっかくのリフォームですから、10年、20年、30年と使うことを考えて、見た目と実用性の両方を満たす洗面台を選びたいものです。
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