台風でマンションが揺れるほどの備えと対策は
2018年は、やたらと日本に台風接近(上陸)が多いような気がします。台風21号(チェービー)は、25年ぶりの非常に強い勢力の台風なのだそうです。丈夫なマンションであっても台風の影響で、揺れるほどらしいです。台風を前にして、どのような備えをすればよいのでしょうか。事前の対策は必須です。
■ 目次 ■
台風の備えは大丈夫か
台風21号(チェービー)の影響を受けて、電車や飛行機などの交通機関を取り止めになったり、百貨店が臨時休業となるなどの準備が進められています。
天気予報などで、台風が来ることが分かったとしても、どのような備えをすればよいのかを知らなければ、被害を最小限に食い止めることはできません。
マンションが制震構造を採用している場合は、揺れは少ないかもしれませんが、それでも台風の影響でマンションが揺れを感じることはあります。
台風だからと言って、急遽備えをするのではなく、普段からの備えが大切だと思いますが大きな台風が来る直前に最低限、備えてほしいことを綴ります。
ベランダの物干しなど
お住まいのベランダには、何が置いてあるでしょうか。物干し竿に洗濯物を残すようなことはないと思いますが、物干しは、折り畳み、物干し竿は、室内に移動させましょう。
固定してあるエアコンの室外機は大丈夫ですが、プランター・植木鉢・観葉植物・盆栽・スリッパ・物置き・ごみの日がくるまで一時的に置いておくゴミ袋・洗濯ばさみ・ハンガー・清掃用具(ほうきやチリトリ)などは、室内へあらかじめ退避しておきましょう。
特に忘れがちなのが、スリッパです。退避作業が終わって、いつものようにベランダから室内に入ってくるときに、ベランダに残したままということがよくあります。
台風の影響によって、どこかに飛んでいく恐れがあります。ただ紛失するだけならよいのですが、怪我や事故につながりますので確実に室内に取り込みましょう。
ベランダの側溝や排水口を掃除して、水はけを良くしておくことも必要です。これは、排水溝が詰まって水があふれることがあるからです。もちろん、全ての窓を閉めることは当然です。
飲料水や非常食などの備蓄
台風の影響で、断水が発生する可能性があります。ミネラルウォーターをあらかじめ準備しておくと安心です。もし、余ったとしても、後々飲むことができますから、余分に買っておいてもよいでしょう。
台風が来ると、流通も止まってしまいます。台風が過ぎて流通が復旧したとしても、すぐ平常通りの流通が再開するとは限りません。
鉄道や道路だけではなく、製造元の工場が被害にあって、生産が停止となる場合があるからです。
薬などの備蓄
台風で医者にかかれないことが考えられます。特に、特殊な病気をお持ちの家族がいらっしゃる場合は、事前に薬があるのかを確認する必要があります。
もし、不足するようであれば、いつも通っている医者に行って、薬を用意することをおすすめします。
また、医者に通うほどでもない場合は、市販の薬の在庫を確認して補充しておくことが必要です。
家族の連絡先
台風だからというわけではありませんが、普段から家族の連絡先を把握しておくべきです。携帯電話やスマートフォンが台風の影響で使用できなくなるかもしれません。
そんな時は、いざという時に落ち合う場所を定めたり、伝言ダイヤルを使うなど家族間の連絡方法をあらかじめ決めておく必要があります。
外出を避ける
当然ですが、不要不急の外出は控えるべきです。玄関ドアやベランダも、施錠をしっかりと閉めます。特に小さなお子さんがいる場合は、興味本位で台風の中を外出したいと思うようですが、危険な行為なので止めさせましょう。
水槽の水を減らす
魚などをマンションで飼っている方、いつもより水槽の水を少なくしておいた方がよいです。水槽に水が満杯だと、揺れて水があふれだすことも考えられます。
台風の影響で建物そのものが揺れ、水槽の水も揺れる可能性が高いです。マンションの階数にもよりますが、高階層ほど揺れが激しいです。
台風情報の収集を
台風の進路が変わったり、交通機関の状況が変わるります。そのために、台風情報の収集ができるようにテレビやラジオなどのニュースに耳を傾ける必要があります。
停電した場合に備えて、懐中電灯を準備する。予備の乾電池を用意しておくことも大事な対策となります。
おわりに
いつ台風がくるかは分かりません。いつ台風が来てもよいようにあらかじめ準備をしておくことが必要です。
ベランダを綺麗に片付けるのは当然として、飲料水・非常食・薬などの備蓄を怠らないようにしましょう。
台風の影響は、大したことはないと思って油断しないようにしましょう。
9月4日(火)、台風21号の影響で、地デジが映らず「E202」が表示されたままで困ってしまったことを経験しました。台風の影響は怖いですね。
9月30日(日)、台風24号(チャーミー)も各地で大きな影響を及ぼし、交通機関も動かないぐらいでした。2018年の連続台風には参りましたね。台風24号の名前は、チャーミーですが、全然チャーミーではありませんでした。
ちなみに台風の名前は、政府間組織「台風委員会」が命名しているのだそうです。
【2019年8月14日追記】
2019年も台風10号が日本に近づいてきましたね。「クローサ」と命名されています。お盆で帰省されている方もおられると思いますが、帰省先でも、台風情報に気を付けて無理のない行動をお願いします。
JR西日本が、2019年8月15日(木)新大阪駅から小倉駅間で、新幹線の計画運休を発表して備えています。それほど大きな台風であるという認識なのでしょうね。
【2019年9月9日追記】
首都東京で交通機関が麻痺して多大な影響を及ぼした台風15号は、「ファクサイ」と命名されています。山手線が動かないなど通勤の足を直撃しました。
【2019年10月11日追記】
東海地方や関東地方を中心に広範囲で大きな影響を及ぼす台風19号は、「ハギビス」と命名されています。イトーヨーカドーや三越・伊勢丹なども臨時休業を打ち出しており、買物客ばかりではなく従業員の安全を確保する対策を講じています。
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーもユニバーサル・スタジオ・ジャパンも、2019年10月12日(土)は休園です。お客様とキャストの安全対策ですね。
台風でマンションが揺れるほど備えと対策は。
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