【トイレ】男女兼用のマンションは法令違反？例外の改正の動きが！

• コピーしました

労働安全衛生法の「事務所衛生基準規則」には、職場のトイレは女性用、男性用に分けることとなっています。

実際マンションの共用部分に設置されているトイレは、一つしかないところが多いのではないでしょうか。

快適な職場環境を提供したいのだが、男女別にトイレを設置するスペースも予算もないマンションでは法令違反となっていたのかと知りました。

管理人や清掃員の方は、共用部分に設置されているトイレをどのように利用しているのか疑問に思いました。

男女兼用のトイレは法令違反

厚生労働省が職場のトイレの設備基準を定める規則の省令を改正しようという動きがみられます。

「同時に就業する労働者が常時１０人以内の会社は、男女共用トイレ1つでも可」という“例外”を認めようとしています。

トイレの数は考えたこともありませんでしたが、マンションの共用部分に設置されているトイレは、男女に分かれていません。当然、男女のプレートもありません。

しかし、マンションを管理する管理人は男性、清掃員は女性の方が担当しているので、考えてみれば男女別のトイレが本来は必要であるのです。

当マンションは、大規模マンションなので、管理人２人、清掃員８人以上働いています。

現行の「事務所衛生基準規則」では、「職場のトイレは女性用、男性用に分け、①女性用②男性の大便用③男性の小便用の３つが必要」と定められています。

また、働く人の人数に応じて便器の数も決められていて、女性用は２０人以内に１つ、男性用は小便用が３０人以内に１つ、大便用が６０人以内に1つとなっています。

しかも、罰則規定があり、違反すると6カ月以下の懲役か５０万円以下の罰金が科されることになっています。

マンションに限らず小さなコンビニエンスストアや小規模な飲食店などでも、１つしかトイレが設置されていない場合がありますからね。

確かに言われてみれば、トイレが一つしかないのは、従業員数が少ない職場です。ちゃんとトイレ設置に関するルールがあるのですね。

あわせて読みたい

トイレは必要な共用設備です。今まで全く考えたことがありませんでしたが、マンションには、男性も女性も働いています。

でも、共用トイレは一つしか設置されていません。生理現象が重なった場合は、誰かが我慢しているのでしょうか。

トイレが長い人や体調によっては長くなる場合もあるでしょう。そんなときに複数トイレが設置してあると良いと思いました。

マンションの管理人や清掃員の人って、どのようにしているのか疑問に思いました。勤務時間中だからトイレは禁止！というわけではないと思いますから。

数人しかいないのに、男女兼用のトイレではなく、男女別にトイレを設置するのはコスト的にも大変ですものね。

※アフィリエイト広告を利用しています。

• コピーしました