ドアスコープの外側から見える対策していますか
マンションのドアに取り付けられているドアスコープは、どんなタイプのドアスコープが取り付けられているのでしょうか。防犯の面で、ドアスコープの外側から見える対策をした方が安全のためです。オートロックのマンションだからといって安心しないで、できる対策は自ら行うことをおすすめします。
■ 目次 ■
ドアスコープとは
お部屋のドア(玄関扉)に小さな魚眼レンズを取り付けて、中から外の様子が見えるようにしたものが取り付けられています。その小さな覗き穴のことをドアスコープと言います。
ドアスコープは、ドアを開けずに訪問者を確認することができる便利な機能がある反面、外側から器具をあてると、逆ドアスコープ(リバースドアスコープ)となって、中の様子が覗けるようになるというものです。
光の屈折を利用して、ドアスコープ越しに外側から中を見ることができるという商品が、実際に市販されています。ということは、泥棒や探偵・ストーカーなど誰でもが入手可能ということです。
オートロック内に玄関がある場合でも、どんな人に外側から覗かれるのか心配ではありませんか。覗かれないように玄関ドアの外側を加工することも考えられますが、玄関ドアの外側は共用部分にあたりますので、お住まいの住民が勝手に変更することは許されていません。
玄関ドアの外側を、マンションの住民が各々勝手気ままに色やデザインを変更すると、マンション全体の見た目の統一感がなくなり、まとまらないので、共用部分となっています。
外側から見える対策は
逆ドアスコープ(リバースドアスコープ)があることが分かって、オートロックであるとは言え、ちょっと恐ろしくなりました。外側から見える対策として以下が考えられます。
シールやマグネットシートでふさぐ
ドアスコープの内側をシールやマグネットシートなどでふさぐ方法です。どのご家庭にでも、使わないシールやマグネットシートは余っていませんか。
マグネットシートは、水道修理の広告が入った無料配布されているもので十分です。シールは、雑誌の付録などに付いているものでも間に合います。どちらもない場合は、お近くの100円ショップに行けば、安く簡単に手に入るものです。
なぜか水道修理会社の広告は、マグネットシートタイプに印刷された広告スタイルなんですね。冷蔵庫の側面などに貼ってくれることを期待しているのでしょうか。
デメリットとして、ドアスコープの内側から外を覗く場合は、シールやマグネットシートを外して使わざるを得ないということです。
お友達や親戚、デリバリーや郵便局などの配達が来た時には、玄関ドアに何か変なものが付いていると思われてしまうデメリットもあります。
頻繁にドアスコープを使わないのであれば、十分な対応方法と言えるでしょうね。ただし、住んでいる家族全員にドアスコープ対策であることの認識が必要です。
ドアスコープカバーでふさぐ
市販のドアスコープカバーを購入して、玄関ドアの内側に貼るだけで、覗き見対策が簡単にできます。値段的にも高い訳でもないし、引っ越したとしても使えます。
玄関ドアの内側に貼るタイプで、ちょっとオシャレなタイプもあります。無機質な玄関ドアにワンポイントにもなりますね。
おわりに
オートロックのマンションだからと言って安心しないで、自らドアスコープの外側から見える対策を施すことをおすすめします。
逆ドアスコープ(リバースドアスコープ)対策を行うことで、安心感がさらに増します。お住まいの家族全員が対策を認識して、共有しておくことは不可欠です。
マンションを購入する際に、初めからドアスコープ対策が施されているマンションも存在します。モデルルームや実際のお部屋が見学できるのであれば、細かいですがドアスコープの形状まで確認することをおすすめします。
詳しいことは、プロの相談窓口に聞かれるとよいでしょう。親身になって教えてくれますよ。
ドアスコープの外側から見える対策していますか。
※アフィリエイト広告を利用しています。