【確定申告】源泉徴収票の原本添付は不要に!2021年も期間延長!
2020年度の確定申告シーズンが到来しました。お役所から確定申告の書類が2月1日(月)に届いて、いつもより早いお役所仕事に驚いています。
早く確定申告書類が届いたからと言って、実際に書類に書き込むのはいつも通りだと思います。2021年の確定申告から源泉徴収票の原本添付は不要になります。
また、新型コロナウイルスの感染防止の観点から確定申告の受付も1ヵ月期間延長されます。
なるべく電子で申請(e-Tax)する方が良いのでしょうが、ICカードに組み込まれている電子証明書を読み取るためのICカードリーダライタを持っていないので、毎年手書きで申告しています。
確定申告のためだけにICカードリーダライタを購入するのもなんだかもったいない気がします。電子申請が浸透しない理由のひとつが、ICカードリーダライタなのではないでしょうか。
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- 2021年も受付期間延長
- 源泉徴収票の原本添付は不要に!
■ 目次 ■
2021年も受付期間延長!
2020年度の確定申告は、2021年2月16日(火)から2021年3月15日(月)までとなっていました。
新型コロナウイルスの感染予防として、さらに1ヵ月受付期間を延長して、2021年4月15日(木)までを確定申告の受付期間となりました。緊急事態宣言の延長決定を受けての対応なんでしょうね。
昨年も1ヵ月受付期間を伸ばしましたが、2021年も同様に1ヵ月延長となります。
これで、2年連続で伸びることになりました。昨年1ヵ月伸ばしたところで課税や還付には影響がなかったことを考えると、毎年2ヵ月間の受付期間でも良いのではないかと思います。
2020年度確定申告変更点
2020年度の確定申告は、以下の点が昨年と異なっています。お気をつけください。
源泉徴収票の添付は不要
2020年以降の確定申告は、給与所得、退職所得及び公的年金等の源泉徴収票の添付は不要となりました。国税庁の「国税関係手続が簡素化されました」というページを閲覧頂ければお分かり頂けると思います。
ただし、確定申告書第二表等に源泉徴収票の内容を記載することは従来から変更されていませんので、会社から発行された源泉徴収票は大切にしなければなりません。
また、税務署等で確定申告書を作成される方は、源泉徴収票を持参しないと記入することが出来ません。源泉徴収票を忘れずに申告会場へお持ちください。
記入欄の追加
「所得から差し引かれる金額」の順番を変更するとともに、「⑩から⑳までの計」欄を追加しています。
基礎控除額が変更
従来、基礎控除額が38万円でしたが、48万円に引き上げられました。ただし、2400万円超の合計所得金額によって、基礎控除額が変わります。
そのために、確定申告書に印字されていた基礎控除額の欄が印字されなくなりました。
- 2400万円以下:48万円
- 2400万円超から2450万円:32万円
- 2450万円超から2500万円:16万円
- 2500万円超:0円(適用なし)
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毎年確定申告を行っていますが、いつまでたっても電子申告が増えない要因は、ICカードリーダライタなどが必要となっている壁があるからではないでしょうか。
間違いがあってはいけない確定申告ですから、本人確認をきちんとすべきというのは理解できますが、携帯電話やメールアドレスなどで本人確認が出来る仕組みを構築して頂きたいと思っています。
確定申告を行わない会社員(サラリーマン)からすれば、「毎年、なぜ確定申告で大騒ぎするのだろうか?」と思われているかもしれません。
普段からの準備が出来ていないから慌てて大騒ぎするのです。夏休みの宿題を毎日コツコツと行うか夏休みの終盤になって慌てて行うかの違いです。
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