『しあわせなマンションへようこそ』あらすじ・登場人物を紹介!幸せつきのマンションの謎

「駅徒歩5分」「全戸南向き」「ペット可」……。
マンションを購入するとき、こんな条件がそろっていたら、思わず「住んでみたい!」と思いませんか?
しかし、そこに「幸せつき」という条件が加わったら、どうでしょうか。
今回紹介する小説は、ヨシモトミネさんの『しあわせなマンションへようこそ』です。
2026年10月30日にKADOKAWAから発売された本作は、マンションを舞台にしたホラー小説です。
入居者を募集しているマンション「レジデンス こうふく」。そのキャッチコピーは、なんとも魅力的です。
ところが、幸せになれるマンションという言葉の裏側には、何やら不穏な雰囲気が漂っています。
マンションという身近な住まいを舞台に、どのような恐怖が描かれるのでしょうか?
この記事では、『しあわせなマンションへようこそ』のあらすじや登場人物、作品の魅力、書籍情報について分かりやすく紹介します。
~ この記事で分かること ~
- しあわせなマンションへようこそのあらすじ
- 主人公と登場人物
- マンションを舞台にしたホラーの魅力
- 作品の書籍情報
- 本好きにおすすめしたい理由
■ 目次 ■
しあわせなマンションへようこそ あらすじ

『しあわせなマンションへようこそ』の舞台となるのは、入居者を募集しているマンション「レジデンス こうふく」です。
物件の条件は、駅徒歩5分、全戸南向き、ペット可。
マンション購入や賃貸物件探しをしている人なら、思わず目を引く条件ではないでしょうか。
さらに、このマンションには「幸せ」まで付いてくるというのです。
普通に考えれば、駅に近く、日当たりが良く、ペットも飼えるマンションは魅力的です。
でも良いんです。条件が良すぎる物件には、つい裏側を考えてしまうのが人間というものです(不動産の広告を見慣れていると、なおさらです)。
本作では、大学を中退し、生活に困りかけていた志方知瀬(しかた ちせ)が、マンションの管理人としてスカウトされるところから物語が展開します。
彼女をスカウトしたのは、大善一樹(だいぜん かづき)という不動産業者です。
知瀬が関わることになる「レジデンス こうふく」には、さまざまな住人が暮らしています。
一見すると普通のマンション。しかし、そこに住む人々やマンションにまつわる出来事には、どこか異様な雰囲気が感じられます。
幸せになれるというマンションは、本当に幸せを提供してくれる場所なのでしょうか?
ホラー小説ならではの、不気味な世界観が気になる作品です。
しあわせなマンションへようこその登場人物
本作には、マンションの管理人や不動産業者、住人など、個性的な登場人物が登場します。
主な人物を紹介します。
| 登場人物 | 特徴 |
|---|---|
| 志方知瀬 | 大学を中退し、マンション「レジデンス こうふく」の管理人としてスカウトされる20歳の女性 |
| 大善一樹 | 知瀬をスカウトした27歳の不動産業者 |
| 明野春子 | マンションの住人で、70歳の老婦人 |
| 久保川弥七 | 自称工芸作家の23歳の住人 |
| 佐藤笛亜李衣 | 20歳の住人 |
| 和田久也 | 35歳のマンション住人 |
| オキクさん | 詳細が謎に包まれた存在 |
特に気になるのが、マンションの住人たちです。
上品な老婦人、自称工芸作家、そしてさまざまな事情を抱えた人々。
マンションという共同住宅には、年齢も職業も異なる人たちが暮らしています。
現実のマンションでも、隣にどんな人が住んでいるのか分からないことがありますよね。
もちろん、実際のマンションの住人が怖いという話ではありません。
しかし、普段は何気なく暮らしている住人たちが、ホラー小説の中ではどのような存在として描かれるのか。
住人それぞれが抱える背景や、マンションに隠された謎にも注目したいところです。
しあわせなマンションへようこその魅力は?
マンションという身近な場所が舞台
本作の魅力の一つは、マンションという身近な場所が舞台になっていることです。
マンションは、普段の生活に欠かせない住まいです。
エントランス、廊下、エレベーター、管理人室、そして各住戸。
毎日利用する場所だからこそ、そこで何か不思議なことが起きたら、恐怖を感じるのではないでしょうか。
例えば、夜遅くにエレベーターに乗ったとき、誰もいないはずなのに違和感を覚えたら……。
そんな日常の延長線上にある恐怖は、ホラー作品ならではの魅力です。
マンションに住んだことがある人なら、より身近に感じられるかもしれません。
私自身、マンションの管理について考えることがありますが、共同住宅という空間には、住人同士の関係や管理上のさまざまな事情があります。
そうしたマンションの特徴を知っていると、物語の舞台設定にも興味が湧いてきます。
「幸せつき」というキャッチコピーが気になる
「みんながしあわせになれるマンションです。」
この言葉だけを見ると、何とも魅力的です。
マンションを探している人にとって、駅徒歩5分、全戸南向き、ペット可という条件は、物件選びの大きなポイントになります。
さらに「幸せつき」とまで書かれているのです。
しかし、ホラー小説だと分かっていると、このキャッチコピーが逆に不気味に感じられます。
「幸せ」とは、いったい何を意味しているのでしょうか?
住人全員が幸せになれるということなのか。それとも、何か別の意味が隠されているのでしょうか。
魅力的な不動産広告と、ホラー作品の不穏な空気とのギャップが、読者の興味を引きます。
マンションの管理人という立場にも注目
主人公の志方知瀬は、マンションの管理人としてスカウトされます。
マンションの管理人は、住人の生活を支える重要な存在です。
共用部分の点検、住人からの問い合わせ、管理会社との連絡など、さまざまな役割があります。
しかし、本作の管理人は、一般的なマンション管理の仕事とは異なる、不思議な環境に身を置くことになります。
管理人という立場からマンションの住人や出来事に関わることで、物語の謎がどのように展開していくのか気になります。
マンションを舞台にした作品だからこそ、管理人という職業にも注目したいですね。
なお、現実のマンション管理人の仕事内容については、以下の記事でも紹介しています。
【関連記事】マンション管理人の仕事内容はきついのか
しあわせなマンションへようこその書籍情報
『しあわせなマンションへようこそ』の書籍情報をまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | しあわせなマンションへようこそ |
| 著者 | ヨシモトミネ |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 発売日 | 2026年10月30日 |
| 定価 | 1,980円(税込) |
| 本体価格 | 1,800円 |
| 判型 | B6判 |
| ページ数 | 272ページ |
| ISBN | 9784049525038 |
| ジャンル | ホラー小説 |
272ページのB6判ということで、じっくり物語を楽しめる一冊です。
価格は1,980円(税込)。
本好きな人にとっては、気になる新刊の一つではないでしょうか。
思えば同じ地獄にあなたがいてくれたから、私はここで立っていられたのかもしれません。それがたとえ、ほんの一時のことだとしても。(『しあわせなマンションへようこそ』から引用)
しあわせなマンションへようこそはこんな人におすすめ
『しあわせなマンションへようこそ』は、次のような人におすすめしたい作品です。
- ホラー小説が好きな人
- 日常に潜む不気味な出来事を描いた作品が好きな人
- マンションを舞台にした物語に興味がある人
- 謎のある物件や住人が登場する小説を読みたい人
- ヨシモトミネさんの作品が好きな人
特に、マンションという身近な場所が舞台になっている点は、興味深いポイントです。
普段は何気なく利用しているエレベーターや共用廊下も、ホラー小説の中では違った印象を受けるかもしれません。
「幸せになれるマンション」という言葉に惹かれた人も、ぜひ作品の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
まとめ|しあわせなマンションへようこそのあらすじを紹介
『しあわせなマンションへようこそ』は、ヨシモトミネさんが著者のホラー小説です。
物語の舞台は、駅徒歩5分、全戸南向き、ペット可、そして「幸せつき」という魅力的な条件を掲げるマンション「レジデンス こうふく」です。
主人公の志方知瀬は、マンションの管理人としてスカウトされ、個性的な住人たちと関わることになります。
一見すると魅力的なマンションですが、その裏側には不気味な雰囲気が漂っています。
「しあわせになりませんか?」という言葉の意味が気になる、マンションを舞台にしたホラー作品です。
発売日は2026年10月30日、価格は1,980円(税込)、ページ数は272ページ。
マンションを舞台にしたホラー小説に興味がある人や、本好きな人は、ぜひチェックしてみてください。
マンションは、住む場所であると同時に、さまざまな人が生活する空間です。
そんな身近な場所が、ホラー小説の舞台になると、どのような恐怖が生まれるのでしょうか。
「レジデンス こうふく」の世界が気になる人は、ぜひ本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。
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