マンションでは抜けた歯はどこに投げるのが適切か?
「丈夫な歯が生えますように!」という親の願いから、子どもの抜けた乳歯を屋根の上や床下に投げた経験はありませんか。マンションにお住まいの場合は、屋根には届かないし、床下もありません。マンションでは抜けた歯はどこに投げるのが適切なのでしょうか。というよりもどう処理するのが適切なのでしょうか。
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マンションでは抜けた歯はどこに投げるのが適切か?
「丈夫な歯が生えるように」という願いから、子どもの抜けた乳歯は、下の歯は屋根に、上の歯は縁の下に投げた記憶はありませんか。
子どもの頃は、「おかしな風習だなぁ」と思いつつも、素直に従って乳歯を投げた記憶があります。(ちなみに、子どもの頃は一戸建てに住んでいました。)
お住まいの地域によって、乳歯を投げる時の台詞が違うことはご存知ですか。例えば、「鬼の歯ととつかいろ(茨城)」、「いい歯に代れ(神奈川)」、「ねずみの歯より固い歯になあれ(長野)」、「ねずみの歯より強くなれ(宮崎)」と様々です。
日本テレビで放送している「カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW」で取り上げると面白いのではないかと思うくらい全国には、バラエティに富んだ乳歯を投げる時の台詞があります。
全国に共通しているのは、丈夫な永久歯が生えるようにという親の願いが込められていることです。一戸建てにお住まいの方もマンションにお住まいの方も親の願いは万国共通です。
一戸建てにお住まいの場合は、屋根にも届くし、床下も見えるますが、マンションに住んでおられる方は、屋根には届かないし、床下も見えることがないのが中間層に住んでいる方です。
では、マンション住まいのお子さんの乳歯はどう処理するべきなのでしょうか。投げても屋根の上には届きません。だからと言って、最上階の共用廊下へ行って投げるという行為もナンセンスです。
乳歯は投げてはダメ!
実は、乳歯を投げるという行為は、迷惑となります。どこへ投げたとしても、どこかに着地するのですから、ゴミの投げ捨てと同じ行為なのです。ただ乳歯が大きいわけではないので目立たないだけなのです。
と言っても、乳歯を投げる習慣は、だんだんと少なくなっているのが現実です。これも時代の流れなのかと思いますが、最近は、乳歯入れケースに入れて保管する人が多いようです。
ひょっとしたら気が付かないだけで、マンションの清掃人によって、綺麗に片づけられているのかもしれませんね。
乳歯を投げてしまうと、せっかくの記念品を手放すことになります。どこにも売っていないお子さんの唯一の乳歯を記念に保存しておくという習慣に変わりつつあります。
おわりに
「丈夫な歯が生えるように」という願いから子どもの抜けた乳歯を投げた経験をしたからか、何か寂しい感じがします。
「捨てる」のではなく「保管する」という方が多くなってきました。子どもの成長記録として大切にとってあるのですね。マンション住まいだと、抜けた乳歯を投げるということを知らない方も多いかもしれませんね。
マンションでは抜けた歯はどこに投げるのが適切か?
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