クロスメイクのデメリットとメリットを考察しました
「クロスメイク」という言葉をご存知ですか。まだ、一般的に普及していないのかもしれません。「クロスメイク」とは、クロスを張り替える代わりに、クロスの上からクロス風にコーティングする施工のことです。「クロスメイク」のデメリットとメリットを考察してみました。参考にして頂けると幸いです。
■ 目次 ■
クロスメイクとは何か
「クロスメイク」とは、従来のクロス(壁紙)を張り替える代わりに、壁紙の上からクロス風にコーティングする施工のことです。汚れた壁紙の上から染色剤を塗って、クロスを張り替えたかのように見せる新しい工法なのです。
まるで「クロス」にメイク(お化粧)を施すような感じで、コーティングすることから、「クロスメイク」という名称となったようです。壁紙革命とも言われている新しい工法です。
クロス(壁紙)をリフォームしようとする場合に、真っ先に思い浮かぶ手法が、クロス(壁紙)そのものを張り替える方法です。同じ柄や色を選んでもよいですし、全く違う柄や色を選択してイメージを一新することも可能です。
全く新しいクロスにするわけですから、見た目は新築当時のクロスのように見違えります。逆になれないうちは、クロスが新しくなりすぎて眩しすぎて違和感があるというデメリットもあります。
「クロスメイク」であれば、クロス(壁紙)を張り替えるわけではないので、ゴミが出ないのでエコにもよいというわけです。
クロスメイクのデメリットは
「クロスメイク」のデメリットを綴ります。「クロスメイク」にもデメリットがあるのです。
完全に綺麗にならない
「クロスメイク」は、クロス(壁紙)の上からコーティングするだけなので、汚れがひどい場合は、完全に綺麗にはなりません。「クロスメイク」は、全面施工するというよりは、タバコや汚い手で触って汚れた一部分を綺麗にしたいという部分施工に向いています。
汚れがひどい場合や汚れの範囲が大きい場合は、やはりクロス(壁紙)を張り替えた方が無難なのではないかと思います。
傷やヒビがひどいと補修できない
画鋲などを刺してできる小さな穴なら問題ないですが、大きな穴が開いていたり、傷やヒビがあったりする場合は、「クロスメイク」をしても補修できないこともあります。そういう場合は、「クロスメイク」ではなく、クロス(壁紙)を張り替えた方が綺麗に仕上がります。
費用面では安くない
「クロスメイク」を施工する方は、費用面を節約しようと考えておられる方が多いようです。実際の費用は、施工範囲や施工業者により異なりますので、「クロスメイク」と「張り替え」と比較して決定することをおすすめします。
クロスメイクのメリットは
「クロスメイク」のメリットを綴ります。「クロスメイク」にもメリットがあります。
産業廃棄物が少ない
「クロスメイク」は、既存のクロス(壁紙)を剥がさないので、産業廃棄物が出ないのがメリットとなります。産業廃棄物を廃棄するのにも、費用が掛かる時代なので、産業廃棄物が出ないのは嬉しいことです。
施工時間が早い
クロス(壁紙)を張り替える場合と比較すると、施工時間が短くて済みます。クロス(壁紙)を剥がす時間やクロス(壁紙)を張る時間が必要ないのですから、当たり前ですよね。
経済的に優しい
クロス(壁紙)を張り替える場合と比較すると、安く仕上がるのが「クロスメイク」です。材料代が安いだけではなく、職人さんの拘束時間が短くて済みますから、その分安くなって当然です。経済的にも優しいのです。
おわりに
「クロスメイク」という新しい技術で、クロス(壁紙)をよみがえらせることができます。クロス(壁紙)をリフォームする方法として注目を集めています。
産業廃棄物がなかったり、短時間で施工できるなどのメリットが特徴です。クロス(壁紙)を張り替えるのとどちらがよいのかは、施工箇所の面積によるものだと思っています。大きな面積の場合は、やはりクロス(壁紙)を張り替えだと思います。
クロスメイクのデメリットとメリットを考察しました。
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1部分だけ施行というのは向いていません。
同じ色にはならないからです。
どこか1部分だけ施行するならば全面施行しなければそこだけ違う色になってしまい仕上がりが変になります