家賃値上げ拒否の体験談!月2万円アップを断ったらどうなる?

「家賃を2万円上げてもいいですか?」
もし大家さんや管理会社から突然こんな連絡が来たら、あなたならどうしますか?
月2万円なら「まあ、仕方ないか」と思うかもしれません。
でも、年間で考えると24万円の負担増です。
1万円の値上げでも年間12万円。毎月の家賃が少し上がるだけと思っていても、1年間、2年間と住み続ければ決して小さな金額ではありません。
では、家賃の値上げを言われた場合、拒否することはできるのでしょうか?
実は、最近話題になったのが、お笑いタレントのいとうあさこさんの家賃値上げ拒否体験談です。
この記事では、いとうあさこさんの体験談を紹介しながら、家賃値上げを言われたときに、すぐ承諾せず確認したいポイントを分かりやすく解説します。
~ この記事で分かること ~
- いとうあさこの家賃値上げ体験談
- 家賃2万円値上げの年間負担
- 家賃値上げを言われたときの確認事項
- 値上げに納得できないときの対応
- 値上げ交渉で比較したい家賃相場
■ 目次 ■
いとうあさこさん家賃値上げを拒否?2万円アップに悩んだ体験談

お笑いタレントのいとうあさこさんが、9月30日(水)放送の日本テレビ系「上田と女が吠える夜」に出演し、自宅マンションの家賃値上げについて語りました。
テーマは「持ち家派VS賃貸派 一体どっちが得なのか大激論SP」でした。
京都の約700坪の豪邸を誇る細木かおりさんはじめ、薪ストーブのある4階建て自宅を持つとよた真帆さん、庭にドッグランや露天風呂を備えた2拠点生活を満喫する藤崎奈々子さん、日当たり重視のリノベマンションに住むスザンヌさん、あえて2000年代築の物件を選ぶ辺見えみりさんなど、豪華なゲスト陣が大激論を繰り広げました。
さらにSPゲストの鈴鹿央士さんが「老後を過ごしたい驚きの場所」を明かすなど、見どころ満載であっという間の1時間でした。
賃貸派代表として出演したいとうさんは、大家から「去年、(家賃を)2万上げてもいいですか?」と言われたことを明かしています。
「2万って年間で24万じゃないですか?」と話していたのですが、これは確かに大きいですよね。
月2万円なら、毎月の支払いを見たときには「2万円か……」という感覚かもしれません。
ところが年間にすると24万円です。
「月額」だけを見るのではなく「年間でいくら増えるのか」を考えるというのは、家賃値上げを考えるときに重要なポイントだと思います。
しかも、いとうあさこさんはこれまで家賃の値上げを言われたことがなかったため、かなり驚いたそうです。
そこで「検討させてください」と一度保留にしました。
これは賃貸住宅に住んでいる人にとっても参考になる対応ではないでしょうか。
いきなり「分かりました」と答えるのではなく、まず考える時間をつくる。
(私も突然2万円上げますと言われたら、すぐには返事できないと思います。)
家賃2万円値上げなら年間24万円!まず金額を計算しよう
家賃値上げの話が出たら、最初にやっておきたいのが年間負担額の計算です。
例えば、現在の家賃が10万円で、2万円値上げされたとします。
すると家賃は12万円になります。
単純に「2万円上がった」と考えるだけではなく、1年間で計算すると次のようになります。
| 月額の値上げ | 1年間の負担増 | 2年間の負担増 |
|---|---|---|
| 5,000円 | 6万円 | 12万円 |
| 1万円 | 12万円 | 24万円 |
| 2万円 | 24万円 | 48万円 |
| 3万円 | 36万円 | 72万円 |
こうして見ると、月5,000円の値上げでも年間6万円です。
月1万円なら年間12万円。
月2万円なら年間24万円。
「たった2万円」と考えるのか「年間24万円」と考えるのかで、値上げの重みは大きく変わります。
もちろん、家賃の値上げが妥当なのかどうかは、現在の家賃や周辺の相場、物件の条件などによって変わります。
だからこそ、値上げ通知が来たら金額だけを見て判断するのではなく、周辺の同程度の物件も調べてみることが大切です。
いとうあさこさんは同じマンションの家賃を調べた
いとうあさこさんが家賃値上げをすぐに受け入れなかった理由として興味深いのが、同じマンションの同じくらいの部屋の家賃を調べたことです。
いとうあさこさんによると、同じマンションの同じくらいの部屋を調べてみたところ、家賃がかなり上がっていたそうです。
ここで状況が変わります。
最初は「いきなり2万円も上げるの?」という気持ちだったものの、周辺や同じマンションの家賃を確認すると、「逆に2万円を上げずにずっと来てくれたのが、ご親切だったのかな」と感じるようになったと話しています。
これは家賃値上げを考えるうえで、非常に参考になる話ではないでしょうか。
値上げを提示されたとき、「高い」「嫌だ」と感情だけで判断するのではなく、現在の家賃が周辺相場と比べてどうなのかを確認するわけです。
例えば、近隣で同じくらいの広さ、築年数、駅からの距離の物件を調べてみます。
現在の家賃が周辺相場よりかなり安いのであれば、オーナー側が値上げを検討する理由も理解しやすくなります。
反対に、値上げ後の家賃が周辺相場と比べてもかなり高いのであれば、別の選択肢を考える材料になります。
家賃値上げを拒否する前に確認したい5つのポイント
家賃値上げを言われたからといって、すぐに「拒否します」と返事する必要はありません。
まずは次の点を確認してみましょう。
- 現在の家賃はいくらか
- 値上げ後の家賃はいくらか
- 年間でいくら負担が増えるのか
- 同じマンションや周辺物件の家賃はいくらか
- 値上げの理由が説明されているか
特に重要なのが、値上げ後の金額だけでなく、周辺相場を見ることです。
駅から徒歩5分の物件と徒歩20分の物件では、同じ広さでも家賃は違います。
築5年のマンションと築30年のマンションも同じではありません。
さらに、オートロック、宅配ボックス、駐車場、設備、管理状態などによっても条件は変わります。
そのため、「ネットで見つけた一番安い物件」と比較するのではなく、自分が住んでいる部屋と条件が近い物件を比較することが大切です。
(ここは面倒です。でも、月1万円の値上げなら年間12万円です。少し調べるくらいはやっておきたいところです。)
家賃値上げを拒否したいときは「検討します」でもいい
家賃値上げに納得できない場合、最初から強い言葉で拒否する必要はありません。
いとうあさこさんも、大家から値上げを提案された際に「検討させてください」と一度保留しています。
この対応は、家賃値上げについて考える時間を確保するという意味でも参考になります。
まずは、値上げの理由や新しい家賃、適用される時期などを確認しましょう。
そして、自分の住んでいるマンションや周辺の家賃相場を調べます。
そのうえで納得できないのであれば、オーナーや管理会社に相談するという方法があります。
例えば、
- 値上げの理由を確認する
- 現在の家賃を維持できないか相談する
- 値上げ幅を小さくできないか相談する
- 適用時期を相談する
- 周辺相場を提示して話し合う
などです。
ただし、具体的な法的な扱いは契約内容や事情によって異なるため、「値上げは絶対に拒否できる」と単純に考えないほうがよいでしょう。
契約書や賃貸借契約の内容を確認したうえで、必要であれば専門家へ相談することも検討してください。
家賃値上げを拒否したら引っ越すべき?
家賃値上げを拒否するかどうかを考えるとき、忘れてはいけないのが「引っ越し費用」です。
例えば、月1万円の値上げを提示されたとします。
年間では12万円です。
「12万円も上がるなら引っ越そう」と考えることもできます。
しかし、引っ越しには費用がかかります。
引っ越し業者への費用だけでなく、新しい物件の初期費用、敷金、礼金、仲介手数料、保証会社の費用などが発生する場合があります。
さらに、現在の部屋で長く暮らしている場合は、立地や生活環境にも慣れています。
駅までの距離、スーパー、病院、コンビニ、職場までの交通アクセスなども、家賃だけでは比較できません。
そのため、「値上げされたら即引っ越し」ではなく、値上げ後の家賃と引っ越し費用を比較することが大切です。
いとうあさこさんも、8年か9年住んでいる部屋について、周辺の家賃が上がっていることを調べた結果、最終的には値上げを受け入れています。
大家側から「じゃあ、1万円でどう?」と提案され、「まあ、1万なら」と応じたということです。
最初は2万円の値上げだったものが、話し合いによって1万円になった。
この点も、家賃値上げを言われたときに考えさせられるところです。
家賃値上げは感情だけで拒否せず比較して考える
家賃値上げを言われると、どうしても「値上げなんて嫌だ」という気持ちになります。
これは当然だと思います。
毎月の支出が増えるのですから、できれば今までと同じ家賃で住み続けたいですよね。
ただ、そこで一度立ち止まって、現在の家賃と周辺相場を調べてみることが重要です。
「値上げされた」という事実だけではなく、「値上げ後の家賃が相場と比べてどうなのか」を確認するわけです。
いとうあさこさんのケースでも、最初は2万円の値上げに驚いたものの、同じマンションの同程度の部屋を調べることで、見方が変わりました。
結果として、最終的には1万円の値上げを受け入れています。
もちろん、すべてのケースで同じように値上げを受け入れる必要があるという話ではありません。
納得できなければ、値上げの理由を確認したり、オーナーや管理会社と相談したりすることも大切です。
そして、どうしても条件が合わないのであれば、別の賃貸物件へ引っ越すという選択肢もあります。
家賃値上げを言われたらまず「年間」で考えよう
家賃値上げの話は、突然やってくることがあります。
「月5,000円なら何とかなる」
「月1万円なら仕方ない」
「月2万円はちょっと厳しい」
このように考えてしまいがちですが、年間にすると金額の大きさが見えてきます。
月5,000円なら年間6万円。
月1万円なら年間12万円。
月2万円なら年間24万円です。
だからこそ、家賃値上げを言われたら、まずは冷静に計算してみましょう。
そして、同じマンションや周辺の似た条件の物件を調べてみる。
値上げの理由を確認する。
そのうえで、オーナーや管理会社と話し合う。
「家賃を上げます」と言われた瞬間に承諾する必要はなく、まず確認して考える時間をつくることが大切だと思います。
いとうあさこさんの「2万円なら年間24万円」という話は、家賃値上げを考えるうえで非常に分かりやすい例でした。
毎月の家賃だけを見るのではなく、1年間、2年間住み続けた場合にいくらになるのか。
そして、その金額が現在の部屋の価値や周辺の家賃相場と見合っているのか。
家賃値上げを言われたときは、この2つを確認してから判断したいですね。
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