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ハザードマップの色分けを確認することをおすすめ!
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お住まいの地域の「ハザードマップ」を確認されたことはありますか。身のまわりの災害リスクを事前に確認して備えることをおすすめします。色分けで分かりやすい「重ねるハザードマップ」が、国土交通省(国交省)から提供されています。出張や旅行など、お出かけの場合は、お出掛け先の「ハザードマップ」も確認しましょう。
ハザードマップとは
「ハザードマップ」とは、英語では、「災害予想図」と訳することができます。「ハザードマップ(被害予測地図)」を簡単に説明すると、
自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものである。予測される災害の発生地点、被害の拡大範囲および被害程度、さらには避難経路、避難場所などの情報が既存の地図上に図示されている。
被害予想地図を利用することにより、災害発生時に住民などは迅速・的確に避難を行うことができ、また二次災害発生予想箇所を避けることができるため、災害による被害の低減にあたり非常に有効である。
出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)
2011年3月に発生した東日本大震災を教訓として、人命を最優先に確保する避難対策として作成されたのが「ハザードマップ」です。「平成時代」最大の震災事故であったと語り継がれるほどの大規模で甚大な被害をもたらした震災でしたので、記憶にも新しいのではないでしょうか。
指定避難所ですら、被災したほどの大規模な津波で、継続的な避難訓練を行った小中学校では、児童や生徒がほとんど無事だった岩手県の「釜石の奇跡」に学ぶところがあると感じました。
「ハザードマップ(被害予測地図)」とは、お住まいの地域に、どのような災害が発生する可能性があるかを調べるためのツールです。「見たことがない。」と言われる方は、是非、「ハザードマップ」をご確認されることをおすすめします。
重ねるハザードマップおすすめ
国土交通省(国交省)から提供されている「重ねるハザードマップ」をおすすめします。
調べたい場所を入力して、検索すると、「洪水」「土砂災害」「津波」「道路防災情報」の災害が表示されるほか、「指定緊急避難場所」が地図上に分かりやすく表示されますので、日頃から確認することをおすすめします。
パソコンからだけではなく、スマートフォン(スマホ)にも対応しているので、「重ねるハザードマップ」のURLを覚えておくと、いざっという時にも役に立ちそうな気がします。普段住んでいる地域だけではなく、出張や旅行などのお出掛け先の地域も検索できますからね。
国土交通省(国交省)の「重ねるハザードマップ」の目的は、
- 全国の各種ハザードマップを見比べることによる同マップの内容の充実及び作成の促進
- ハザードマップへの関心、興味を高めることによるハザードマップの理解、活用を促進
- 旅行先などでの災害時のハザードマップ活用による迅速かつ安全な避難行動の実現
- 平常時における防災意識の高揚
となっています。「重ねるハザードマップ」を活用して、事前に備えましょう。
おわりに
災害対策のひとつとして、お住まいの地域の「ハザードマップ」を印刷して、貼っておくことで防災への啓蒙活動となるのかもしれませんね。
少なくとも、災害が起こった場合には、どこへ逃げたらよいのか事前に把握することが重要となります。災害に対する意識は、個人差がありますから、マンションの防災度の向上のために「避難訓練」を行う際に、「重ねるハザードマップ」を紹介することもよいことだと思います。
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