マンション購入に頭金を親から出してもらう時の注意点
マンションを購入する場合、親に頭金を出してもらうことで、住宅ローンの負担軽減につながります。頭金を出してもらうからと言って身分相応のマンションを選ばないと失敗することにもなりかねませんけどね。頭金を親から出してもらう場合の注意点を綴ります。
■ 目次 ■
マンション購入に頭金を親から出してもらう時の注意点
マンションを購入する場合は、現金一括で購入するのでなければ、金融機関からの住宅ローンを組むと思います。
マンション購入後の住宅ローン返済を考えた時には、なるべく住宅ローンの借金が少ない方が有利であるのは当然の話です。
自己資金がなくてマンションが購入することができないと嘆く人が多いかもしれませんね。
住宅ローンの返済を少なくするには、できるだけ多くの頭金を用意した方が有利です。背負う荷物が軽ければ軽いほど、気も楽ですし、購入後の生活にもゆとりが生まれますからね。
頭金なしで住宅ローンを組んで、マンションを購入したという強者も中にはいますが、あまりおすすめすることはできません。
頭金がないと、どうしても月々の返済額が増えてしまいます。その結果、生活がキツキツになってしまうと何のためにマンションを購入したのか分からなくなってしまいますから。
贈与税に注意すること!
せっかく援助してもらった頭金ですが、気をつけないと一定の金額以上は「贈与税」がかかってしまうことです。
住宅取得等資金の贈与の非課税限度額は、適用期間と省エネ住宅か一般住宅かによって定まります。
適用期間 | 省エネ住宅 | 一般住宅 |
2019年4月1日〜2020年3月31日 | 3,000万円 | 2,500万円 |
2020年4月1日〜2021年3月31日 | 1,500万円 | 1,000万円 |
2021年4月1日〜2021年12月31日 | 1,200万円 | 700万円 |
上記の表を見て頂けると分かりますが、年々贈与できる金額の枠が小さくなってきています。以前は、贈与税を考えることもなく、気軽に頭金を親が出してもらっていましたが、最近は、贈与税の上限が縮小傾向にあるというのが事実です。
親から頭金を出してもらう場合には、贈与税を考えなければならない金額になってきたということです。おわりに何とか庶民から税金を取り立てようと必死になっているようでイヤですね。
2019年10月の消費税増税も日本に住む全員に影響を及ぼす増税でした。
贈与税の金額までも、縮小しているという現実があります。親からの資金援助が期待できるのであれば、早めに検討した方がよいということです。
注意すべきは親の口?
親に頭金を出してもらう注意点としては、親から口も出るということを理解してください。
自分たちの住みたい場所を自由に選べなかったり、モデルルーム見学に一緒に行くやマンション契約時に同席されたり、新築祝いを行わなければならなかったりと色々あるようですよ。
方角的にどうだとか、階数的に縁起が悪いだとか、難しい場合も出てきますよ。マンション購入後、親が訪れる回数が増えるかもしれませんね。
マンション購入に頭金を親から出してもらう時の注意点
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