メゾネットマンションのメリットとデメリットは?
一戸建て感覚が味わえるメゾネットマンションのメリットとデメリットを綴ります。
一般的なマンションではなく、憧れのメゾネットタイプのマンションをお探しの方もおられると思います。メゾネットマンションのメリットとデメリットを理解した上で、購入の検討を行いましょう。
■ 目次 ■
メゾネットマンションのメリット
メゾネットマンションのメリットを綴ります。
おしゃれなマンションイメージ
「メゾネットマンションに住んでいる。」と聞いただけでも、おしゃれで格好の良いマンションに住んでいるという印象を受けます。
人に自慢するわけではありませんが、自宅に人を招く場合でも、マンション内に階段があるというだけで、おしゃれな感覚になります。
まるで、「テレビドラマで見たような豪華でおしゃれな部屋だよね!」と言われるかもしれませんね。インテリアにも凝りそうなおしゃれさんが住む印象を受けます。
2016年1月から放送された日曜劇場「家族ノカタチ」では、香取慎吾さん演じる大介の住んでいるマンションは、メゾネットを採用していて、おしゃれなインテリアであふれていた記憶があります。テレビドラマだからインテリアコーディネーターが演出したのでしょうか。
メゾネットマンションそのものの供給数が少ないため、珍しく思われるかもしれません。
ゾーン分けができる
ゾーン分けができるメリットがあります。1階部分は、キッチンやダイニングなどの生活空間として利用して、2階部分は、寝室兼趣味の部屋などとゾーン分けができます。
同じマンションの部屋の中で、目的を持った活動のためにゾーンを分けられるので、生活にきちんとしたメリハリが出るのではないでしょうか。
お客様の視線には入れたくないものは、2階部分に集約して、1階部分で対応するという使い方も可能です。
メゾネットマンションのデメリット
メゾネットマンションのデメリットを綴ります。
物件数が少ない
メゾネットマンションを扱っている物件数そのものが少ないです。物件が少なければ選択肢も限られてしまいます。
自分のあった間取りや地域に、希望のメゾネットマンションが存在する保障はありません。
階段スペースが必要
1階と2階をつなぐ階段のスペースを部屋の中に確保しなければなりません。螺旋階段を使用する場合でも、階段のスペースをゼロとすることはできません。
階段のスペース分、居住空間として利用できるスペースが無駄になってしまいます。つまり、狭くなってしまうということです。
売却時に不利
メゾネットマンションを好む人ばかりではありません。むしろ購入時の条件として、メゾネットマンションを探す人の方が少ないです。
売却する場合に、購入希望者が現れなかったとしたら、マンションは売却することはできません。マンション購入の条件として、メゾネットタイプを選択するだけではありませんけどね。
メゾネットマンションのメリットを理解してくれる方に購入して頂けるのが一番なんですけどね。
夏は2階が暑い
暖かい空気は、上に上がってきます。暑い夏、暖められた空気は、だんだん2階に上がります。上下の空間が大きいため、空調が効きにくかったりします。
エアコンのランニングコストが高くなるかもしれません。
移動が面倒
1階に洗濯機があり、2階に物干しがある場合、1階から2階への移動が面倒となります。階段を登って、重い洗濯物を持ち運ぶ必要があるからです。
これは、一戸建てでも同様のことが言えますが、家事動線が長くなりやすいのはデメリットとなります。1階と2階にトイレがあればよいですが、どちらかにしかない場合は、必ず階段を使わなければならなくなります。
若い頃は何でもない家事動線の長さが、年を取ると辛く感じるようになります。
おわりに
フランス語で「小さな家」を意味する「maisonnette」が語源のメゾネットマンションですが、メリットとデメリットが存在します。
実際にメゾネットマンションに住んだことのある人の意見では、冷暖房の効率が悪いので、光熱費(電気代)が高くなってしまうということを聞いたことがあります。
また、階段の昇り降りが思ったよりも大変であるということも言われています。マンションのメリットのひとつにバリアフリーのフラットがあるのに、わざわざデメリットに変更しているとはと嘆く声も聞こえます。
メゾネットマンションのメリットとデメリットは?
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