マンション購入は駅から遠いと不利なのが明らかに!
マンションを購入する場合に考慮した項目が、国土交通省(国交省)の調査結果で明らかになっています。やはり駅から遠いマンションは、不利であることが数字で分かりました。駅近・間取り・買物至便などマンションを選ぶ際に、何を重視して考慮するのかが分かります。
■ 目次 ■
マンション購入は駅から遠いと不利なのが明らかに!
国土交通省(国交省)が発表した「平成30年度マンション総合調査結果からみたマンション居住と管理の現状」では、駅近・間取り・買物至便を半数の方が、考慮していることが分かりました。
駅からの距離
駅からの距離など交通利便性が72.6%と断トツに考慮していることが分かりました。一戸建てにはないマンションの魅力は、駅近であるのは明らかです。
マンションによっては、雨の日でも濡れないような玄関までのアプローチとなっている場合もあります。やはりマンションから最寄駅までの距離は重要な項目です。
間取り
間取りを考慮する割合は、63.7%でした。ライフスタイルに合わせた適切な間取りは必要ですね。広すぎても狭すぎても生活する上で不便となります。
日常の買物
日常の買物の割合は、52.8%でした。どんなに駅近であっても、日常の買物ができない場所では、生活が成り立ちません。商店街や大型ショッピングセンターへ徒歩で行けるマンションが好まれます。
駅からの距離・間取り・日常の買物の3点の割合は、50%を超えています。半数以上の方が考慮すべき点であることが分かります。
立地状況
立地状況の割合は、39.4%でした。医療・教育・福祉などの公共公益施設が充実しているのかを検討材料にしています。
病院の近くや学校が近いなど、必要とするサービスの拠点がマンションの周りに存在するのかがポイントです。
眺望のよさ
眺望のよさの割合は、32.1%でした。タワーマンションを中心に、一戸建てにない眺望のよさを重視している人も多いということです。
マンションによっては、花火が綺麗に見ることができる場合や富士山のようなランドマークを見ることができる眺望のよさを考慮することでしょう。
周辺の自然環境
周辺の自然環境は、28.5%でした。マンション周辺に緑豊かな公園が存在するとかウォーキングに適した道が整備されているなど周辺の自然環境を考慮しています。
建物の防犯性能
建物の防犯性能は、23.6%でした。マンションでは当たり前のようにオートロックの玄関となっています。
一戸建てにはない防犯性能の高さを検討する人も多いです。
建物の耐震性能
建物の耐震性能は、23.2%でした。大きな自然災害が発生するようになった日本において、建物の耐震性能は重要です。
鉄筋コンクリートで丈夫に造られているとは言え、地震などによって大きな損傷がある可能性もあります。耐震性能を検討する人が多いです。
専有部分の設備
専有部分の設備は、20.6%でした。収納に便利なウォークインクローゼット・浴室暖房乾燥機が付いている・食洗器が備えられている・お風呂に入りながらテレビが見られるなど専有部分の設備にポイントが置かれています。
共用部分の維持管理
共用部分の維持管理の割合は、11.5%でした。共用部分の維持管理が重要視されるのは、中古マンションを購入する場合が多いのではないでしょうか。
共用施設の充実
共用施設の充実の割合は、6.8%でした。集会室はもちろん、ゲストルームやライブラリーなど共用施設が充実していることが住みやすいと考えている方が多いということです。
コミュニティ活動
コミュニティ活動の割合が4.0%でした。閉鎖的と言われるマンションでのコミュニティですが、災害時のことを考えるとある程度の協力関係を維持しておくことが必要と考えている方もいるのでしょうね。
おわりに
マンションを購入する場合に、検討する条件は色々あると思います。駅近・間取り・買物至便は、半数以上の方が重視するポイントであると統計で分かりました。
マンションに求めるものは何か、それは、駅近・間取り・買物至便であるとも言えると思います。
駅から遠いマンションは、圧倒的に不利であるということです。「自分が住むのだから、駅から遠くてもよい。」と考えないでください。
将来、中古マンションとして売却する可能性があります。友人や親戚が遊びにくることも考えられます。
マンションとして求めるのは、駅近だからです。
マンション購入は駅から遠いと不利なのが明らかに!
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