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マンション価格を左右する階数や位置どこが買いか

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マンションを購入する場合、同じ部屋は2つとありません。同じマンション内でも、部屋の大きさ・階数・方角・部屋の位置(角部屋か中部屋)などの条件で、マンションの価格が左右されます。失敗しないマンション購入のために、どの部屋を買うのが良いのか考えてみましょう。

 

マンション価格を左右する要素

マンションを購入する場合、マンションの中でも、様々なお部屋のタイプが用意されており、どの部屋を選べば良いのか迷いませんか。

マンションのモデルルームに行くと、成約済みの部屋の印として、赤い花が目印として飾ってあります。

「もう少し早ければ、あの部屋のタイプが欲しかったのに。」と後悔することはありませんか。マンションの価格を左右する要素は、大きく5点あります。

要素1:部屋の大きさ

70平方メートルのお部屋と80平方メートルのお部屋、どちらが高いのかは一目瞭然、当然80平方メートトルの広いお部屋です。

部屋の専有面積が広い方がマンションの価格は高くなります。広さと価格は比例します。ごくあたりまえの話です。

どのお部屋の設備には、大きな違いは見当たりませんが、大きいお部屋ですと、ウォークインクローゼットのような収納場所が充実していたり、大きなバスタブが備えられていたりといった違いはあります。

要素2:部屋の階数

2階と最上階、どちらが高いかも一目瞭然、当然高層階の方が高くなります。ただし、1階は、専用庭があったり、階下に迷惑を掛ける心配がない、エレベーターを使用することなく外出が可能なことから、2階の部屋よりも1階の部屋が高い場合が多いです。

お車をお持ちの場合、1階だけ部屋専用の駐車場が用意されていたり、専用の門があったりする場合もあるので、1階の住戸も人気が高いです。

階段を使う必要もないことから、マンションであっても戸建の感覚が味わえるのも、1階住戸の人気の秘密です。

要素3:部屋の方角

お部屋がどちら向きかで、価格が左右されます。複数の棟で構成されているマンションは、複数の方角に建設されることがあります。

日本人に一番好まれるのが「南向」と言われていますが、実は、一番良い方角は、「南東」だと言われています。

「真南」を向いたマンションの場合は、まともに日差しが入ってきます。温暖化が激しくなってきた昨今、夏の暑い時期だとただでさえ暑いのに太陽の日差しを浴びてしまい耐えきれませんから、快適に過ごすためには、エアコンをガンガンに使わざるを得なくなります。

「南東」を向いたマンションの場合は、朝日を浴びながら、朝を快適に過ごすことができます。午後から徐々に日差しが和らぎ、朝も昼も快適に過ごすことができるためです。

「南西」を向いたマンションは、昼から夕方にかけて、太陽の日差しが入ってくる計算になります。

人間は、朝の光を浴びることで、睡眠から目覚めるようにできているそうなので、夜型の生活で成り立つ方以外は、「南西」はお勧めできません。

要素4:部屋の位置(角部屋か中部屋)

お部屋の位置は、どうでしょうか。角部屋の部屋は、人気が高いです。人気の理由は、やはり解放感が得られるからでしょうね。生活を気にするとしても角部屋ですので、お隣と接している面だけだからです。

建物の構造上、角部屋の数は少ないため、どうしても角部屋のお部屋は高い価格設定となっています。

角部屋ですから、共用廊下を使う人も限られているため、人の往来が少ないことも人気の理由です。

中部屋とは違い、どちらかの面が部屋と接していませんから、暑さや寒さの影響を受けやすいお部屋であることは止むを得ないところでしょうか。

要素5:部屋の配置

建物の敷地がどのように使われるかで違ってくるのですが、階段やゴミ置き場に近い部屋は価格が低く、ルーフバルコニーがある部屋の価格は高めの設定がしてありケースが多いです。

新築マンションのモデルルームに行って確かめるのが確実なのですが、同じ階数で、同じ間取りの部屋であっても、マンション価格に微妙な差があるのが分かると思います。

これは、販売する側の策略であって、全てのお部屋を販売しないと、モデルルームを撤去できないので、経費がかかります。

ですから、人気のあるお部屋は若干高くしても、購入希望者があらわれますが、人気のないお部屋は販売価格を安くするなどして、売れ残りをなくしているのです。

管理人お勧めの階数や位置

どのお部屋が良いのかは、個人の好みがあるので一概には言えません。しかし、管理人:info-mansionが、階数や位置を個人的に決めるとするならば、以下のお部屋をお勧めします。

部屋の方角は「南東」

断然、「南東向き」であることです。「東向き」は、朝から昼にかけて明るい。「西向き」は、昼から夕方にかけて明るい。「北向き」は論外です。

「南向き」は、日当たりが良すぎて暑く過ごしにくいです。「南東向き」は、ちょうど良い加減日当たりが得られて、日中も過ごしやすい環境です。

部屋の階数は「3階から5階」

高層階は、眺望が良いのは魅力的ですが、数日住めば気にならなくなります。それよりも、エレベーターが止まった場合でも、容易に階段で上り下りが出来る階数をお勧めします。

あってはならないことですが、火事があったり、震災があったりしないとも限りません。階段で逃げられる階数がよいと考えます。

1階でもよいのですが、専用庭を利用する予定がないので、専用庭の利用価格が無駄な価格だと思っています。

部屋の位置は「中部屋」

部屋の位置は、中部屋派です。角部屋は人気と価格が高く、候補となる部屋自体が少ないこと。外気にさらされる面があるため、暑さ寒さの影響を受けやすいことです。

中部屋は、お隣の部屋がありますので、直接外気にさらされる面か少ないことです。角部屋は、ルーフバルコニー付となる場合がありますが、使用料がかかりますので、避けたいと思っています。

せっかく購入するマンションですから、お部屋の階数や位置は、納得のいくまで検討しましょう。

階数や位置どこが買いか

南東向き、3階から5階、中部屋がお勧め。
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この記事を書いた人

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。


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