売れないマンションの特徴を持つ共用部分その1!
売れない「負動産」と呼ばれるマンションの特徴は、共用部分を見れば分かります。どのような特徴を持つ共用部分が売れないのでしょうか。対策はどのようにすればよいのでしょうか。反面教師として売れないマンションの特徴を把握して頂ければ幸いです。
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■ 目次 ■
清掃が行き届いていない
共用部分の清掃が行き届いていないマンションは要注意です。
特徴は
特にエントランス部分は、マンションの内見の際に、必ず通る場所であるだけにエントランスには注意が必要です。
例えば、照明器具にクモの巣が絡まっていたり、照明器具の内部に虫が溜まっていたり、蛍光灯がチカチカしていたりする場合は、清掃が行き届いていないと誰もが思うでしょう。清掃が行き届いていないマンションには、住みたいとは思わないでしょうね。
売却するお部屋までは、マンションのロビーを通り、エレベーターに乗り、共用廊下を歩くことになります。エレベーター内が落書きされていたり、共用廊下にゴミが落ちていることがないように清掃の状態がチェックされます。
日常清掃や定期的な清掃が行われていないマンションは、住み心地が悪く、購入意欲が著しく低下してしまいます。
対策は
清掃人が丁寧に清掃しないのか、清掃頻度が少ないのか、清掃箇所の範囲外の箇所なのかによっても対策が異なってきます。
清掃人に問題あり
清掃する人に具体的に直接言わないと伝わりません。場合によっては、実際の汚れている場所へ一緒に行って確認することが必要です。住民から言われた内容は、「日報」によって、管理会社へ伝達されるのが一般的です。
清掃道具に問題あり
清掃するための適切な道具を揃っているのでしょうか。清掃道具が不足している場合は、清掃が満足にできない可能性があります。清掃道具の確認と不足の場合は、補充が必要です。
清掃頻度が少ない
管理組合と管理会社で、清掃の頻度を定めて契約を結んでいます。あまりにも清掃の頻度が低いと汚れが目立ちます。契約の見直しと検討が理事会で必要なのではないでしょうか。
清掃箇所が範囲外
清掃箇所は、管理組合と管理会社で契約書に定めています。範囲外の清掃箇所を見て、「清掃が行き届いていない。」と言ってはいないでしょうか。清掃箇所は適切なのでしょうか。
植栽が枯れている
共用部分の植栽が枯れているマンションは要注意です。
特徴は
マンションをより豊かに魅力ある物件としているのが、植栽です。緑がなければマンションに住めないわけではありませんが、マンションを彩る豊かな緑のあるマンションは、住む人の心を豊かにしてくれます。
マンション周辺を緑が取り囲んでいたり、庭園がマンションの中にあるのは魅力的に感じます。疲れて帰ってきたときに、緑が出迎えてくれるだけで、なぜか「ほっと」するのです。
しかし、共用部分の植栽が枯れているマンションは、それだけでがっかりしてしまいます。内見をするために訪れたマンションは、まず外見が目に入ります。
その時に、植栽が枯れているのをみるとマンションの印象が悪くなってしまいます。売却するのは部屋であっても、共用部分の植栽に影響されます。
対策は
初めから枯れている植栽をすることはあり得ません。枯れた原因は、水やり頻度の問題か害虫で枯れてしまったのか原因を把握することが必要です。
水やりをこまめに行う、肥料を与えるなどの対策が必要です。枯れてしまった植栽を元気な姿にすることが出来なければ、大げさになりますが、植え替えるという対策を行わなければなりません。
マンション住民の中に、植栽に詳しい人もしくは興味のある方を募って、植栽のあり方を検討してもよいでしょうね。
おわりに
「売れないマンションの特徴を持つ共用部分その1!」でした。清掃状態が悪いマンションには住みたいとは思わないでしょう。植栽が貧弱なマンションも住みたいと思わないのではないでしょうか。
マンション住まいでは、清掃や植栽管理は、自分が行うのではなく、管理組合が全て行ってくれるというものがあります。マンション住まいのメリットとも言えます。
ただし、適切な管理を維持するには、住民目線で確認して、場合によっては意見を行う必要があります。有志ある住民の方で、お花を育てることで、外観の見栄えもよくなり、住民のコミュニケーションを図る機会にもなります。お子さんと一緒に参加できるとよいですね。
売れないマンションの特徴を持つ共用部分その1!
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