花火はやっていい場所をわきまえて楽しむこと!
夏の風物詩の定番は「花火」です。先日の夜中に、マンションに面している道路で「花火」を楽しんでいる若者がいました。急に大きな音がしたので驚いて見たら「花火」をして、立ち去ろうとしていた音でした。花火をやっていい場所をわきまえて楽しんでもらいたいものです。火事の危険性や近所迷惑ということが分からないのでしょうか。ちなみに8月7日は「花火の日」です。
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花火をやっていい場所をわきまえて楽しむこと!
夏のお楽しみ「花火」。先日、マンションに面している道路で「花火」をしている若者がいて驚きました。
目撃したのは、バイクで走り去っていく若者の姿でした。恐らく学生なのではないかと想像しますが、花火の音が急にしたものだから、「何ごとだ!」と驚いてベランダに出てしまいました。
近くのスーパーマッケートやコンビニエンスストアなどで、気軽に購入できる「花火」ですが、近所迷惑を考えて楽しんでほしいです。
楽しむ時間帯にも気を付けて頂きたいです。「花火」が綺麗なのは、日没後の暗闇から浮かび上がる炎の祭典ですが、皆が寝静まった深夜には「花火」をしないで頂きたいです。
「花火」を楽しむ本人は、楽しいのでしょうが、火事の危険性や近所迷惑になるという発想力がないのでしょうか。残念な夏の思い出となってしまいました。幸い、短時間の「花火」で、すぐに立ち去ったので大きなトラブルには発展しませんでした。
小さい頃は、近所の道路で「花火」を楽しんだ経験があるだけに、節度を持って道路で「花火」を楽しんでもよいのではと思いますが、最近は厳しいですね。
線香花火のようにかわいい「花火」ばかりではありません。最近の「花火」は、回転する花火・走行する花火・打ち上げ花火・大きな音の花火・煙を多く出す花火・色が綺麗な花火などバラエティに富んだ花火が揃っています。
ねずみ花火や爆竹は危険を伴いますので避けた方が無難です。
場所による花火の取り扱い!
小さいお子さんがいると「花火」の魅力を伝えたい気持ちは分かります。場所によって「花火」をやってもよい場所とやってはいけない場所があります。
庭やベランダ
マンションの庭やベランダで「花火」をしようとする強者がいます。いくら専用使用権がある庭やベランダでも、「花火」はダメです。「ベランダでの花火は禁止です。」と明確にルールが記されていないかもしれませんが、常識的に「ベランダ」はNGです。
火災の危険性やお隣等の迷惑を考えたら、マンションの庭やベランダという発想は思いつきませんけどね。火災報知器が反応してしまう可能性もあります。
「マンションのベランダから爆竹はあかんでしょう!」で綴ったように、火のついた爆竹をベランダから道路へ投げる事件がありました。書類送検にまで発展した騒動になってしまいました。
公園
近頃は、公園で「花火」をすることを禁止されていることが多いです。公園内で野球やドッジボールなどのボール遊びですら禁止されていることが多いです。
子どもにとっては、「公園で何をして遊べばよいのか?」と思うかもしれませんが、危険な行為として禁止されているのですから、守らなければなりません。
公園の入口近くに、「公園」使用上の注意が書かれていますので、ルールを把握して使いましょう。
河川敷
「河川敷」であれば、どの河川敷でも花火が許可されているのかと言えば、河川敷を管轄する自治体によって、取り扱いが異なります。
せっかく購入した「花火」が使用できないという悲しいことのないように、あらかじめ河川敷での使用ルールをホームページ等で確認してから、「河川敷」へ行くようにしましょう。
土手
人や車の往来がなく、そばに住宅も建っていない土手は近くにありませんか。短時間であれば、土手で行うのがよいかもしれませんね。
ただし、他の人に迷惑をかけないで、楽しんだ後の後始末をきちんと行うことです。出したゴミは全て持ち帰ることです。汚さない・人に向かって「花火」を行わないなどの配慮が必要です。
国際おもちゃ花火協同組合
国際おもちゃ花火協同組合(I.C.C.F.)が、全国の「花火遊び場所」をホームページで公開しています。どの公園で花火を楽しむことが出来るのか情報が記載されています。
公園ごとのルール(例:飛ぶ花火・大きな音のする花火は禁止・夜遅く不可)などの注意事項も掲載していますので、お持ちの花火によって場所の選定に活用ください。
「花火」を楽しむための注意事項や「花火」の取り扱いに関する注意事項も掲載されています。
花火の捨て方に注意を!
余ってしまった「花火」や使い終わった「花火」の処分はどのようにすべきなのでしょうか。
どちらも、水をたっぷり入れたバケツの中に、一日以上浸した後、少量ずつ新聞紙などに包んでから燃えるごみとして捨てるようにしてください。
公園や河原で花火をした後は、公園や河原に設置されているゴミ箱に入れないで、全て自宅へ持ち帰って処分しましょう。遊んだ後は、ちゃんと後始末しましょう。
おわりに
「花火」は、火を使いますから、消火のためバケツに汲んだ水を必ず用意してから楽しんでください。怪我や火傷などをしないために準備を怠らないようにしましょう。
子どもの年齢によっても、「花火」の種類を考えましょう。安全に遊ぶために、「花火」に書かれている遊び方をよく読んで、必ず注意事項を守りましょう。
風向きにも注意してください。高く上がって音のする花火は、マンションに飛び込んで、破裂したケースもあります。燃えやすいモノがある場所では「花火」をしないようにしましょう。
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