年賀状の写真印刷に自宅マンション外観はどうなの?
お世話になった方や親戚・友人・取引先などに近況を伝えるために年賀状を送る習慣があります。ただ気を付けて頂きたいのは、自宅マンションの外観を写真に印刷して送る方がいます。特に新築のタワーマンションを購入した方が犯しがちな年賀状の印刷について綴ります。
■ 目次 ■
年賀状の写真印刷に自宅マンション外観
毎年年賀状を送る時期になると頭を悩ますのが、年賀状のデザインなのではないでしょうか。来年の干支を絡ませるデザインを考えたり、全く干支とは無関係な旅行写真を用いたりと創意工夫で悩む時期でもあります。
年賀状の文面はどうしようか。イラストはどうしようかと悩み、毎年凝った年賀状を作成するのが趣味である方もおられます。悩む時間が楽しいと年賀状作成を謳歌する方もおられますけどね。
最近は、自宅でも綺麗な写真を印刷ができるようになりましたし、コンビニや写真店などのスタジオでも印刷できます。
新しく新築のマンションを購入した方にとっては、住所変更を知らせる役割も兼ねている年賀状ですから、購入したマンションの外観を写真として印刷する方もおられます。
マンションの外観写真が印刷してあると、「新居に移ったのだ!」と一目瞭然で理解してもらえるため、マンションの外観写真を印刷したい気持ちは分かります。
が、マンションの外観写真は、年賀状として使わない方がよい理由を綴ります。
自慢だと勘違いされる
購入した新築マンションを、年賀状で披露したいという気持ちは分かります。しかし、「マンション購入を自慢しているのではないか?」と勘違いされやすいのも事実です。
特に、タワーマンションや名前の知れたマンションの場合は、特に自慢だと勘違いされやすいので写真を印刷することの注意が必要です。
マンションを自慢しようと写真を印刷するのではなく、分かりやすいようにと思っていても意図が伝わらず不愉快と感じるケースが多いのではないでしょうか。
もし、自分が、タワーマンションの外観を印刷した年賀状を受け取ったとしたらどうでしょうか。素直に住んでいるマンションが分かりやすいために印刷してあるのだと理解できるでしょうか。
新築ハイと受け取られる
年賀状に「新築の住み心地は最高です。」「豪華な共用設備があります。」「40階から眺める景色は最高!」などの文面は、「自慢なの?」と思われてしまいます。
新築マンションに住みたいと思っているのに、簡単に叶えられない人から見たら「嫌味」だと誤解を受け取られかねません。
新築マンションを購入して、ハイ状態と受け止められてしまうこともあります。新居の報告も兼ねてというのは分かりますが、さりげなく「引っ越ししました。」と分かる文面をおすすめします。
個人情報の詮索
ただでさえ年賀状には、郵便番号・住所・氏名・携帯番号・メールアドレスが記載されているのに、マンションの外観を印刷したばっかりに、マンションの売買額がインターネットで検索されていらぬ詮索をされます。
郵便局を信用していないわけではありませんが、個人情報がどこかで漏れることによって、いらぬダイレクトメール(DM)届いたり、ストーカー被害にあったりと被害が発生する可能性があります。
年収はいくらだとか、どちらで働いているのか、子供の年齢や周辺の学校など知られたくもない個人情報が一人歩きしてしまいます。
さりげなく、「新居に引っ越しました。近くにお越しの際はぜひ遊びにきてください。」の一文を添える程度に記載する方が無難です。
他の住民にも影響が
マンションには、色々な人が住んでいます。芸能人や有名な著名人の方などは、住んでいるマンションを公にしてほしくないと思っている方もおられます。
住所と建物が一致する情報を流してしまうと、どこかで情報が漏れてしまう可能性もあります。他の方への配慮も必要ですから、むやみにマンション外観を年賀状に使わない方が無難です。
おわりに
近年は、年賀状を出す枚数そのものが減ってきています。減っている原因は、メールやSNSの普及があげられるでしょう。
個人情報保護が厳しくなってきたため、簡単に送付先への住所が分からないという理由もあげられるでしょうね。
年賀状を送っていた方が高齢化して、だんだんと友好関係を整理した結果、年賀状を取りやめる場合もあります。
年賀状に家族写真ならまだしも、赤ちゃんや子どもの顔写真を載せる人もいます。知らない子どもの写真を貰っても嬉しくありませんし、だからと言って捨ててしまうのもはばかれます。
「マンション」という一生に一度の高い買物をすることで、気持ちが高ぶっているのは分かりますが、年賀状に自宅マンションの外観を掲載するのはやめた方がよいです。
年賀状の写真印刷に自宅マンション外観はどうなの?
※アフィリエイト広告を利用しています。