ワンルームマンションの供給戸数は「の」の字状に建てられた!
興味深い記事を見つけました。芦沢晃さんは「昭和後半から『の』の字状に、都心部から区分分譲ワンルームマンションが建てられていった」ということを書いています。
江戸時代の城下町発展も「の」の字状だったということで、発展の順番は「の」の字が共通しているところであるということが非常に面白い着眼点だと思いました。
今まで、個々のワンルームマンションの築年数は見ていましたが、中心部ほど築年数が古く、外側へ行くに従って新しくなっているという関係性には気がつきませんでした。「なるほど」面白い見方であると率直に思いました。
- ワンルームマンションの供給戸数は「の」の字状
■ 目次 ■
ワンルームマンションの供給戸数は「の」の字状
芦沢晃さんの記事によると、昭和後半から『の』の字状に、都心部から区分分譲ワンルームマンションが建てられていったということです。
具体的には、初期のワンルームマンションはマイルストーン的な存在であるメゾン・ド・早稲田、四谷ハイツ、中銀カプセルタワー、ニューステートメナーのように、1970年代に山手線内側の都心中心部に建てられました。
そこから1980年代の経済発展期に、城南地区方面の一等地に次々と投資用ワンルーム物件が建設され、城西方面の目黒区、世田谷区、中野区などへ広がってゆきました。
更にバブル期に地価が高騰し始めると、城北、城東と都心直近で利便性が高い割に、比較的地価が低めで土地が仕入れやすいエリアへ「の」の字状に広がってゆきます。
そして1990年代、京浜地区へ飛び出し、札幌、福岡、大阪、名古屋、仙台と全国の中核都市へ飛び火してゆきました。この流れ、江戸時代の江戸城水路に「の」の字発展にそっくりですよね(笑)
ワンルームマンションの歴史は今まで意識をしたことはありませんでしたから、非常に面白い着眼点だと感じました。
芦沢晃さんは、現金で都内の区分マンションを買い進める手法を26年間続けてきたということで、長年の経験から見出した「の」の字なのでしょうね。
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芦沢晃さんは、すでにいくつかの書籍も発売しています。多忙なサラリーマンであっても、購入可能なワンルームマンションの不動産投資術です。
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