マンションでピアノの置き場所の注意点は何か?
分譲マンションに引っ越しをする場合、ピアノの置き場所の注意点は何でしょうか。ピアノを置く場合には、ハード面とソフト面両面での注意が必要となります。重たいピアノは、部屋の模様替えのように簡単に移動することができないため、マンション入居時の置き場所は重要となります。
■ 目次 ■
マンションでピアノの置き場所は
分譲マンションのお部屋にピアノを置く場合は、どこに置けばよいのでしょうか。まずは、お住まいのマンション管理規約に「ピアノ含む楽器は使用可能」となっていることを確認することが必要です。
マンションに引っ越しをした後で「禁止」だったと分かったという悲しいことにならないようにしましょう。楽器であれば、どんな楽器でもよいというわけではないと思います。マンションで使用する場合のルールを確認しましょう。
ピアノを置く場合には、ハード面とソフト面の両面に注意が必要となります。
ハード面の注意事項
ハード面での注意事項です。ピアノに直射日光が当たったり、エアコンの風が直接当たったり、湿気が多くなる場所は、ピアノを置くことは適していません。
外壁や隣の家庭の部屋に直接面した壁に設置すると、音が漏れ出てしまうので、苦情(クレーム)が発生する可能性が高くなります。
床暖房のついた部屋もNGです。ピアノの脚から熱が伝わって、ピアノの温度を上げる原因になってしまいますから。
外壁から10センチメートルから15センチメートル程度離して置くことで、音の振動が壁の伝わりを減らすことができます。
ピアノは、設置したらそのままでよいのではなく、定期的な「調律作業」が必要な繊細な楽器です。清掃・状態のチェック・チューニング・部品の交換など調律作業がやりやすい場所へ設置することをおすすめします。
5ミリメートル程度の厚さの防音マットをピアノ用に選んで敷くようにしてください。少しでも、階下へ遮音をするためです。
ソフト面の注意事項
ソフト面の注意事項としては、引っ越し当日の挨拶です。マンションでピアノを弾く前には、上下左右の近所への挨拶を済ませておくとよいでしょう。
お子さんがピアノを演奏する場合は、何歳の子どもで、おおよその弾く時間を伝えるとよいでしょう。
「マンションの楽器演奏は何時までOKなのか」で綴ったように、非常識な時間帯は弾くのは避けるべきです。弾けるようになると、だんだんと弾く時間が増えてしまいがちです。練習時間の制限を自分なりに設定しましょう。
楽器演奏専門のマンションにお住まいでない限り、長時間の練習はなるべく避けるべきです。
部屋置きシミュレーション
ヤマハ(YAMAHA)のサイトで見つけた「部屋置きシミュレーション」が便利です。ピアノのほかにも、ソファ・テーブル・液晶テレビ・ベッドなどの大きな家具を配置するシミュレーションが引っ越し前にできます。
シミュレーション結果を印刷して引っ越し時の搬入業者に渡せば、間違いのない位置の指示が明確にできます。引っ越し当日は、何かと忙しいものです。あらかじめ配置の準備を行いましょう。
おわりに
ピアノの音は、どのように弾くかによって、素敵なBGMになるか騒音になるのかが変わります。プロの方がコンサートで奏でるピアノ演奏には目を見張るものがあります。素敵な音色を奏でる曲に心を癒される場合もあります。
そのためには、見えない場所で、血のにじむ思いで練習を続けてこられたのでしょうね。生まれ持った才能のほかに、日々の努力に感服します。
西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」を思い出します。古いなぁ!知っている人はそれなりの人ですね。
【関連記事】
マンションの楽器演奏は何時までOKなのか
マンションでピアノの置き場所の注意点は何か?
※アフィリエイト広告を利用しています。