家賃補助は持ち家だと出ないの?マンション購入待つべき?
会社から支給されている家賃補助は、持ち家だと出ないことが一般的です。家賃補助が支給されている場合は、マンションの購入は待つべきなのだろうか。一国一城には憧れますが、焦ってマンションを購入すると後悔することが多いようです。家賃補助が支給されている間は、じっくりと腰を据えて物件選びを行うことのできるよいチャンス期間だと思って我慢しましょう。
■ 目次 ■
家賃補助は持ち家だと出ないの?
家賃補助が会社から支給されている場合、マンションを購入して持ち家になってしまうと支給停止となってしまうことが一般的です。
会社が家賃補助を支給するのは、福利厚生のひとつとして支給しています。家賃補助は、少子高齢化の現代で、優秀な人材を確保したいという会社の思惑を実現するための方針です。
求職者にとっては、仕事内容や給与だけではなく、働くための環境を大切に思うため、家賃補助制度のあり/なしで会社のイメージが変わります。
家賃補助制度があるということは、ほかの福利厚生も充実している可能性も高く、それだけ従業員を大事にしている姿勢をうかがい知ることができるのではないでしょうか。
家賃補助は、賃貸住宅に住んでいる従業員のみを対象に支給されることが多いため、マンションを購入して持ち家になってしまうと、家賃補助はカットされてしまいます。
また、会社によっては、家賃補助の支給年数(年齢)が限られている場合もあり、支給年数を超えるとカットになることもあります。
持ち家になると、家賃補助が出ないことから、マンション購入は待った方がよいのだろうか疑問に思います。次の2つのパターンに分かれます。
定年まで家賃補助が出る場合
定年まで、ずーと家賃補助が出るのであれば、焦ってマンションを購入する必要はありません。マンションを購入したと思って、毎月一定額を将来の住宅購入資金として貯金することをおすすめします。
定年になって、会社からの家賃補助がなくなってから、身の丈にあったマンションを購入しても遅くはないと思います。
定年になったら、住宅ローンが組めないと思われるでしょうが、定年後に住宅ローンを組まなければならないほどの高額な物件を選択しない方が賢明です。退職金を住宅購入の費用に充てるという選択肢もあります。
マンションの購入は、現金一括で購入すれば、面倒な住宅ローンを組む手続きも必要なくなります。
定年になれば、子どもも独立していますので、広い部屋を必要としないでしょうから、狭くても病院に近いなどの利便性のよい場所を選択すべきです。
支給年齢が定まっている場合
支給年齢が定まっている場合です。家賃補助が出ている間は、賃貸マンションで過ごして、出なくなってからマンションを購入することを考えた方がよいでしょうね。
そのためには、家賃補助はないものと思って、家賃補助の金額は、マンション購入のために頭金として貯蓄を行っておくべきです。
マンションを購入するまでの間は、情報収集を怠らないようにしましょう。絶対譲れない条件と譲っても構わない条件を明確にしておくことが必要です。
全ての条件を満たす物件は、恐らくありませんから妥協できる範囲を見つけることが肝要です。焦って、短期間で条件の選択を間違えると悲惨な結果となります。
焦って購入して「失敗した。」と思うことのないように、なるべく具体的な購入の条件を詰めておくとよいでしょう。
おわりに
家賃補助が支給されている会社は羨ましいですね。それだけ従業員を大切にしている会社の姿勢だということが分かります。
家賃補助が出ている間は、焦ってマンションを購入する必要はありません。むしろ、じっくりと住まいに対する知識を増やすことに専念すべきだと思います。
ライフスタイルから一戸建てがよいのかマンションがよいのか、維持管理や住みやすさなど、様々な観点で検討することのできるよい機会なのではないでしょうか。
実際のマンション住まいのお宅を訪問して、気になる点を掴むのもよいでしょう。実際のクンションがよいモデルルームとなりますから。
家賃補助は持ち家だと出ないの?マンション購入待つべき?
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