住宅ローン減税2024年入居は省エネ基準が必須に!申請に必要な書類はコレ!
マンションのみならず一戸建てであったとしても、2024年以降に入居される方は、省エネ基準が必須となります。省エネ基準の照明がないと住宅ローン減税が受けられません。注意が必要です。
住宅ローン減税を活用する場合、2024年・2025年に新築住宅に入居する場合の住宅ローン減税の申請の際には書類(建設住宅性能評価書または住宅省エネルギー性能証明書)の提出が必要となりますので、書類を整えるようにしてください。
住宅ローン減税が改悪されるような気がしますが、省エネ性能を満たしていることが住宅ローン減税の適用条件となります。
- 住宅ローン減税2024年入居は省エネ基準が必須に!
■ 目次 ■
住宅ローン減税2024年入居は省エネ基準が必須に!
ニュース等で騒がないので、知らない人も多いかもしれません。住宅ローン減税の適用条件が、2024年から変更となります。
ところが、2024年からは、「省エネ基準に適合する」という条件が加わります。住宅ローン控除の借入限度額も下げられます。
2022年・2023年入居 | 2024年・2025年入居 | |
認定長期優良住宅 認定低炭素住宅 |
5,000万円 | 4,500万円 |
ZEH水準省エネ住宅 | 4,500万円 | 3,500万円 |
省エネ基準適合住宅 | 4,000万円 | 3,000万円 |
省エネ基準に適合しない 「その他の住宅」 |
3,000万円 | 0円 |
2022年/2023年
今までの住宅ローン減税の適用条件は、以下の条件を満たすこととなっていました。
- 住宅ローンの返済期間:10年以上
- 自分自身で居住するための住宅
- 床面積:50平方メートル以上
- 自宅で事業を営んでいる場合、床面積の「2分の1以上」を居住のために使用する
- 合計所得金額:2000万円以下
つまり、自分自身が住むマンションか一戸建てであれば、住宅ローン減税を受けることが可能だったわけです。
投資用のマンションなど自分自身で住まない場合や床面積が50平方メートルに満たない場合を除いて、ほとんどの物件が住宅ローンの対象となっていました。
2024年/2025年
ところが、2024年入居は「省エネ基準が必須」と国土交通省(国交省)のホームページで、記載されています。
<(ご注意ください)2024・2025年に入居予定の新築住宅について住宅ローン減税の申請を予定している方へ>
・2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅の場合、省エネ基準を満たす住宅でない場合は住宅ローン減税を受けられません。
具体的には、「建設住宅性能評価書」または「住宅省エネルギー性能証明書」の証明書がないと住宅ローン減税を受けることが出来なくなります。
省エネ基準を満たさない場合は、住宅ローン減税の対象外です。仮に省エネ基準を満たしていたとしても、「建設住宅性能評価書」または「住宅省エネルギー性能証明書」の提出がなければ、住宅ローン減税が却下となってしまいます。
住宅ローン減税の適用を受ける場合は、必ず「建設住宅性能評価書」または「住宅省エネルギー性能証明書」を提出できるように準備しておかなければなりません。「認定長期優良住宅」「認定低炭素住宅」「ZEH水準省エネ住宅」でも可能です。
詳しくは、マンションの売買を行う際の不動産担当者に「住宅ローン減税を受けるための証明書を頂きたい!」と要望して下さい。
「建設住宅性能評価書」または「住宅省エネルギー性能証明書」がない場合は、住宅ローンを組んでも、住宅ローン減税の適用を受けられないことになります。
あわせて読みたい
住宅ローン減税の適用条件の変更は、たびたび過去にも行われてきました。控除率や控除期間が変更となるなどでした。
ところが、2024年・2025年に新築住宅に入居する場合の住宅ローン減税の申請の際には書類の提出が必要となります。
マンションや一戸建ての購入に住宅ローンを用いることが多いため、変更に伴う影響も大きいです。変更の影響はニュースで大きく取り上げても良いと感じています。
住宅ローン控除が変更されるからと言って、慌ててマンションを購入するという方はおられないと思いますが、気をつけないと住宅ローン控除が受けられないということにもなりかねません。
住宅ローン控除を受けるのは、初めてという方が大半だと思います。住宅ローン控除の条件が変更になるということを知識として覚えておいて頂きたいです。
省エネ基準の追加や借入限度額の削減など、2024年入居は住宅ローン控除が改悪されます。マンションを購入するタイミングによって、住宅ローン減税の節税効果が異なるのは不公平感を覚えるかもしれませんね。
2023年までのように、住宅ローンを組めば住宅ローン控除が受けられるというわけではありません。ご注意ください。
住宅ローン50年のメリットは?住信SBIネット銀が取り扱い開始!
住宅ローンの金利が上昇する影響は?大手以外の金融機関や変動金利も?
予備認定マンションを選べばフラット35の金利の引き下げが受けられます
国土交通省のマンション管理計画認定制度は甘すぎでは?もう少し厳しくても?
住宅ローン減税は2022年以降の入居は環境性能に応じて控除額上限が変動!
住宅ローン減税が40平米以上に拡大か!変更の背景は何か探る!
住宅ローンでギリギリの生活よりは死ぬまで残ってもいい?
住宅ローンの繰上返済はメリット!金融機関にはデメリット!
住宅ローンは85歳まで可能!生涯住宅ローンの時代が到来なのか?
【住宅ローン控除】繰上返済10年は行わない方が良い?本当?実は!
住宅ローン73歳までとは衝撃の年齢!老後リスク防止には早い決断を!
70歳で住宅ローンは組める?月曜から夜ふかしの桐谷さんから学ぶ理由
勤続20年以上退職金の相場から住宅ローン一括返済は厳しい
住宅ローンおすすめの借り方は?変動金利か固定金利か?
住宅ローンの確定申告の控除必要書類を国税庁でチェック!
住宅ローン借り換え 他行見積もりで本気度をアピールした経験
※アフィリエイト広告を利用しています。