不動産投資は何歳からがベスト?30歳後半で始めました
不動産投資に興味を持っているが、何歳から始めたらよいのかが分からずに躊躇している人が多いようです。身近な人も不動産投資をしていると聞かないけど大丈夫なのかと思ってしまいます。わけあって30歳代後半で始めた不動産投資ですが、年齢的によかったのではないかと思っています。
■ 目次 ■
不動産投資は何歳からがベストなの?
不動産投資は何歳からがベストなのでしょうか。不動産投資に興味はあるが、何歳から始めたらよいのかがわからずモヤモヤしている人が多いと聞きます。
身近な人も不動産投資をしているという話を聞かないので心配に思う人もいるでしょうね。不動産をメインに営んでいる人のみならず、会社員(サラリーマン)であっても、不動産投資に勤しんでいる人は多いようです。
会社の仕事に影響を及ぼすことも少なく、会社にも知られずにこっそり行っているからなのではないでしょうか。「マンションを賃貸した場合の確定申告は何色なのか」で綴ったように、確定申告の際、住民税は「自分で納付」を選択することだけは行ってください。「自分で納付」を選択すると、納付書が自宅に送られてくる普通徴収の扱いになります。
小さなチェックボックスなので、初めて確定申告する場合には、見逃してしまいがちですから注意してくださいね。このチェックをしないと、会社へ住民税の通知が行ってしまいますので、会社の給料以外の収入があることがバレてしまいます。
会社によっては、不動産投資も立派な副業とみなされてしまうため、変なトラブルを起こしたくないという心理が働くこともあります。本業に影響を与える副業はダメでしょうが、農業や自宅のお店を手伝ったりする人もいるんですけどね。
不動産投資を行う年齢には決まりがないからです。早い方は、20歳代の若い世代から初めていますし、定年になって60歳から始めた方もいるからです。不動産投資は、ご自分のライフスタイルによって異なりますので、ただ年齢だけで判断できるものではありません。
30歳後半で始めたのは、初めから不動産投資を行おうと意識したからなのではありません。本来ならば計画を立てて不動産投資を行うべきなのでしょうが、「マンション購入の失敗談!東京やってしまった後悔ポイント4!」で綴ったように、結婚が不動産投資を行う引き金となりました。
明確に「年歳になったから始めよう。」というものではなく、不動産投資は、タイミング次第だと思います。よい物件情報を入手することができたから始める場合や親の遺産を相続したから始めるというケースもあると思います。
不動産投資は、縁があったら始めるのがベストと言えます。何際で結婚するのがベストなのか? それはお互いに縁があった時が結婚のベストなタイミングであると同じことなのではないでしょうか。とは言っても、あまり早すぎてもダメでしょうし、遅すぎてもダメだと思います。
「夫婦そろって65歳から30年間生きると、老後資金が総額で2000万円不足する。」という試算が金融庁の金融審議会報告書から出されて話題となっています。公的年金だけでは、老後の生活費が不足するという現実を国民に突き付けられていますが、突然の報告に困惑している人も多いのではないでしょうか。
生活スタイルが違うのに、「老後2000万円不足」という言葉だけが一人歩きしてしまっている感じがしますが、「備えあれば憂いなし」と警告を鳴らしたのは評価できるのではないでしょうか。
銀行預金だけでは、利息が増えないし、思い切って不動産投資を始めてみようという人が出てきてもおかしくはありません。
年代別に見る不動産投資
では、年代別の不動産投資の始め方の考えです。
20代から始める不動産投資
20代という若さで不動産投資を行っている方がいるのは事実です。20代で不動産投資を考えるのは早すぎるのではと考えている方がいます。
実際、20代で不動産投資を行っている人は、少ないのも事実ですけどね。
なぜならば、不動産投資を行う資金が圧倒的に不足しているからです。そして、20代という若い時期は、社会の仕組みを知ることに一生懸命で、不動産投資まで頭が回らないこともあります。
20代は、勤続年数や年収が少ないことで、住宅ローンが組みづらいというデメリットがあります。
30代から始める不動産投資
30代から40代から不動産投資を始めるのが、一番適切なのではないかと言われています。
ある程度の社会経験が備わり、お金に関する知識も持ち合わせていることでしょう。50代や60代から不動産投資を始めるのと比較して、住宅ローンも定年までに返済することができます。
30代だとまだ結婚をしていない可能性もありますので、結婚したとしても大丈夫な物件を選択することが必要かと思います。
40代から始める不動産投資
40代も、住宅ローンの審査に通るための条件をほぼ満たしていることでしょうね。住宅ローンも定年までに返済することを考えて、早めに繰上返済を積極的に行うとよいでしょうね。
50代から始める不動産投資
50代ともなると、子どもも成人して、子育ても落ち着いてきた頃だと思います。今まで、子育てに使っていたお金を不動産投資として使うことができます。
また、来たる老後に向けて、経済的な準備を行う必要がある年代に差し掛かってきています。将来の年金だけでは心配ですから、早めに始められるのも安心かと思います。
60代から始める不動産投資
退職金の支給があるのでしたら、退職金を頭金として不動産投資を始めるのもよいかと思います。住宅ローンを組むことは考えない方がよいのではないでしょうか。
おわりに
「不動産投資」とひとことで言っても、区分所有買いなのか一棟買いなのか違ってきます。しかし、どちらの場合でも、第一に考えなければならないのが「資産価値」です。「資産価値」は建物の新しさだけではありません。年数が経てば、どんな建物だって古くなってしまうのは仕方がないことです。
古くなっても「資産価値」が減少しない立地(最寄駅からの距離)・コミュニティ・日当たりなどの環境が重視されるのだと思います。自分が住みたいと思う物件であれば、入居者も住みたいと感じるのではないでしょうか。
やむなく結婚を契機に30歳後半で始めた不動産投資ですが、毎月の給料(サラリー)に加えてお小遣いが手に入ることが不動産投資の醍醐味ですね。ちょっとしたボーナスが毎月支給されているようなものです。
私の場合は、一棟買いではないので、本格的に不動産投資を考えておられる方にとってはちょっと物足りないかもしれません。しかし、複数の収入源があることでリスクが分散されることを実感しています。
2017年の日本人平均年齢は、男性:81.09歳、女性:87.26歳と過去最高になりました。60歳から不動産投資を始めたとしても20年間も続けられる計算になります。
「お金持ち」と言われる富裕層は、何らかの不動産投資をしている方が多いと聞きます。早めに不動産投資に着手した方がよいのではないでしょうか。20代からでも60代でも、何歳になっても始められるのが「不動産投資」のよいところでもありますね。
サラリーマン(会社員)だけだと分からない確定申告の知識も得ることができましたからね。サラリーマン(会社員)も確定申告をすると「税金」に対する実感がわくのではないでしょうか。
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