大規模修繕はマンションの網戸を取り外して保管すべきなの?
マンションの大規模修繕工事を行う場合は、網戸を各自で取り外して保管するべきなのでしょうか。
網戸を取り外さない場合は、大規模修繕工事にどんな影響が及ぼすのでしょうか。
- マンションの網戸を取り外して保管すべき?
■ 目次 ■
大規模修繕はマンションの網戸を取り外して保管すべき?
大規模修繕工事を行う場合、窓の網戸は、自らが取り外して保管するべきなのでしょうか。大規模修繕工事の業者が取り外してくるのではないのでしょうか。
答えは「NO」、天才クイズを知っている方には懐かしい表現だと感じて頂けるかもしれませんが、網戸は自分で保管するべきなのです。
業者に網戸の取り外しや取り付けを行って頂きたいと思いながらも、たくさんの網戸をどこで保管するのでしょうか。
大量の網戸の保管は、他の住戸の網戸と間違えてしまう可能性もあり、業者に任せるとトラブルの元となりますので、責任を持って自分で管理してもらいたいです。
大規模修繕工事を実施する場合には、管理組合や工事事業者からの説明会が開催されます。その場で網戸の取り扱いについての説明があるのが普通です。資料として配布される場合もあります。説明がなければ質問しましょう。
網戸をしたまま大規模修繕工事を行うことは出来ません。大規模修繕工事の実施に網戸を取り外すことは常識となっています。
大規模修繕工事では、各部屋のバルコニーの修繕工事が行われます。主に床面の防水工事や壁面・天井の塗装工事・サッシ回りのシーリング工事が行われます。
網戸だけではなく、バルコニーに置かれている私物がそのままだと、作業の邪魔になってしまいます。
大規模修繕工事に慣れている工事業者であれば、トラブルがないように事前の説明があるのですが、慣れていない業者だと足場を組んだあたりに突然、「網戸を外して自宅の部屋で保管してください。」と言われます。
マンション住民目線で配慮できる業者であれば、段取りがしっかりしていますから、トラブルが少ないですが、段取りが出来ていない工事会社にあたると悲惨です。
業者によっては、業者が取り外してくれて、ベランダの隅に置いてくれるところもあります。工事の邪魔になるときは、移動を行い、工事が終わった時には、エアコンの室外機と網戸もきれいに清掃をしてくれる場合もあります。
管理組合が大規模修繕工事を実施する業者とどのように契約を行ったのかによって、対応方法は異なります。
当然、業者に網戸の取り外しと取り付けを依頼すれば、契約金額に反映されてしまいます。
取り外した網戸をどこに保管すれば良いのでしょうか。ただでさえ狭いマンションの部屋なのに置く場所がないと言われるかもしれません。
しかし、部屋のどこかに置くしかありません。部屋の中が汚れないようにビニール袋が支給されますので、その中に入れて保管してください。
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大規模修繕工事は、十数年に1回という間隔で行われる工事です。新築でマンションを購入したとしても、数回程度しか経験がないことでしょうね。
網戸の取り扱いも契約によって様々です。全体の予算が厳しいのであれば、マンション住民が網戸の取り外しと取り付けも行う必要があります。
網戸の数が多い部屋は、網戸を取り外す手間や保管場所も多く必要になります。窓が多いお部屋が必ずしも良いのかどうかは疑問ですね。
網戸を取り外したならば、網戸や桟を清掃する絶好の機会です。
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