土砂崩れの対策費用が管理組合から支出!神奈川県逗子市のマンションで
「逗子市池子2丁目の土砂崩れのマンション名はライオンズ」の続報です。
神奈川県逗子市のマンション「ライオンズグローベル逗子の丘」で起きた土砂崩れの応急対策費用として、約3750万円の支払いが決定しました。
「ライオンズグローベル逗子の丘」の全戸数38戸と小規模マンションであるため、2021年3月から13年かけて分割で支払うとしています。管理組合に一括で支払うだけの費用がないためと思われます。
ある程度余裕を持った管理組合の積立を行っているとは思いますが、簡単にポンと約3750万円を支払える余裕はないでしょうからね。
- 土砂崩れの対策費用が管理組合から支出!
■ 目次 ■
土砂崩れの対策費用が管理組合から支出!
マンション選びには、「立地」が重要であることが分かった痛ましい土砂崩れの事件でした。「逗子市池子2丁目の土砂崩れのマンション名はライオンズ」でも綴れましたが、修復するだけの修繕積立金があるのだろうか心配でした。
今回決定したのは、土砂崩れの応急対策費用約3750万円の支払うということです。3750万円を38戸で割ると、約100万円/1戸の負担となります。
約100万円となる新たな費用は、管理組合が支払うということですが、結局住んでいる区分所有者が支払うことになります。
「ライオンズグローベル逗子の丘」は、2004年7月に建設されていますから、修繕積立金がある程度ストックされているとは言え、本来は日常修繕や大規模修繕工事で必要な費用ですからね。
管理組合で保険に加入していますが、どこまで保険が適用されるのかは不明です。
一時金の徴収がなかったとしても、今後は、管理費や修繕積立金の値上げは必至となるのではないでしょうか。
逗子市は今年度中に斜面の本格復旧工事を実施する予定です。工事費約5264万円を盛り込んだ補正予算案を12月議会に提示するとのことです。
逗子市のホームページでは、「逗子市の崖について」を掲載しています。
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マンションを購入する場合は、共用部分の豪華さやお部屋の設備や内装、間取りなどに目を向けがちです。
しかし、「ライオンズグローベル逗子の丘」の土砂崩れを考えると、どんな土地に建設されているのかを見て欲しいと思います。
マンション選びは「立地」が重要と言われています。交通至便な場所を指しているのではなく、どこに建てられているのかということも含めて「立地」が重要です。
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