リノベーションマンション2000万円以下は買える?探し方・費用・失敗例を解説

「新築マンションは高すぎる。でも、古い中古マンションには住みたくない……」
そんな人に注目されているのが、2000万円以下で購入できるリノベーションマンションです。
リノベーション済みの中古マンションなら、新築マンションより購入価格を抑えながら、きれいに改修された室内で暮らせる可能性があります。
一方で、「リノベーションマンションは2000万円以下で買える?」「中古マンションを買ってリノベーションすると総額はいくら?」「2000万円の予算ならどこまでリノベーションできる?」「安い物件にはどんな注意点がある?」など、気になることも多いでしょう。
この記事では、リノベーションマンションを2000万円以下で探す方法から、新築マンションとの違い、中古マンションのリノベーション費用、購入前に確認したいポイント、失敗しない物件選びまで詳しく解説します。
~ この記事で分かること ~
- 2000万円以下のリノベーションマンションの探し方
- 2000万円以下の中古マンションを選ぶポイント
- 新築マンションと中古リノベーションマンションの違い
- 中古マンションのリノベーション費用
- 2000万円の総予算でできるリノベーション
- リノベーションマンション選びで失敗しない方法
- 購入前に確認したい管理状態や修繕積立金
■ 目次 ■
リノベーションマンションは2000万円以下で買える?

結論からいえば、2000万円以下で購入できるリノベーションマンションはあります。
ただし、物件価格は地域、築年数、駅からの距離、専有面積、マンションの規模、管理状態などによって大きく変わります。
特に、東京都心部などでは2000万円以下の選択肢が限られる一方、郊外や地方都市では比較的探しやすくなる場合があります。
また、「リノベーション済み」と表示されていても、どこまで工事されているのかは物件ごとに異なります。
壁紙や床だけを交換した物件もあれば、キッチン、浴室、洗面台、トイレなどの水回りまで交換している物件もあります。
したがって、「2000万円以下」という価格だけでなく、リノベーションの施工内容まで確認することが重要です。
2000万円以下のリノベーションマンションの探し方
2000万円以下でリノベーションマンションを探すなら、不動産ポータルサイトを利用して複数の条件を組み合わせるのがおすすめです。
中古マンションを2000万円以下で検索する
まずは「中古マンション」「2000万円以下」などの条件で検索し、候補物件を絞り込みます。
そのうえで、「リノベーション済み」「リフォーム済み」「リノベーション」などのキーワードを追加すると、希望する物件を見つけやすくなります。
ただし、「リフォーム済み」と「リノベーション済み」は必ずしも同じ意味ではありません。
内装の一部だけを交換した物件もあるため、広告に記載された言葉だけで判断せず、実際の施工内容を確認しましょう。
2000万円以下の中古マンションで確認したい8つのポイント
- リノベーションの施工内容
- 給排水管の交換状況
- キッチン・浴室・トイレなどの設備年式
- 築年数と耐震性
- 長期修繕計画の内容
- 修繕積立金の金額
- 管理組合の運営状況
- 駅からの距離と周辺環境
特に注意したいのが、「室内が新しいから安心」と考えてしまうことです。
専有部分がきれいにリノベーションされていても、マンション全体の外壁、防水、給排水設備、エレベーターなどの維持管理が十分でなければ、将来的に修繕費の負担が増える可能性があります。
2000万円以下なら新築マンションよりどのくらい安い?
リノベーションマンションのメリットの一つは、新築マンションより購入価格を抑えやすいことです。
ただし、「新築より必ず何割安い」とはいえません。地域、駅距離、築年数、専有面積、設備などによって価格差は大きく異なります。
| 比較項目 | 新築マンション | リノベーションマンション |
|---|---|---|
| 購入価格 | 高くなりやすい | 抑えやすい |
| 室内 | 新築 | 改修済みならきれいな状態 |
| 築年数 | 新しい | 築年数は経過している |
| 共用部分 | 新しい場合が多い | 築年数相応の場合がある |
| 立地 | 駅近は高額になりやすい | 中古なら選択肢が広がる |
| 間取り | 基本的に決められている | 物件によって変更できる |
つまり、「新築マンションでは予算オーバーするけれど、駅距離や広さを妥協したくない」という人に、中古マンション+リノベーションは有力な選択肢になります。
ただし、購入価格だけで比較してはいけません。
管理費、修繕積立金、固定資産税、駐車場代、住宅ローンの諸費用、購入時の諸費用なども含めて、毎月の負担と購入時の総額を確認しましょう。
2000万円の予算で中古マンションを買ってリノベーションできる?
「2000万円あれば中古マンションを購入して、さらにリノベーションできる」と考える人もいますが、ここで重要なのが2000万円が「物件価格」なのか「総予算」なのかという点です。
2000万円が総予算なら物件価格を抑える
2000万円をマンション購入からリノベーションまで含めた総予算にする場合、物件価格に2000万円すべてを使うことはできません。
例えば、マンション本体を1400万円、リノベーション費用を400万円、購入時の諸費用などを200万円程度とするなど、最初から予算を分けて考える方法があります。
もちろん実際の費用は物件や工事内容によって大きく異なります。
重要なのは、「物件価格2000万円+リノベーション費用」ではなく、「購入から入居までの総額」で予算を考えることです。
リノベーション費用は工事内容で大きく変わる
中古マンションのリノベーション費用は、専有面積、設備のグレード、間取り変更の有無、配管工事の範囲などによって大きく変わります。
比較的取り組みやすい工事としては、次のようなものがあります。
- 壁紙の全面交換
- 床材の交換
- キッチンの交換
- 浴室・洗面台の交換
- トイレの交換
- 建具の交換
- 照明設備の変更
- 間取りの一部変更
一方、水回りを大きく移動したり、間取りを全面的に変更したりすると、工事費用が増えやすくなります。
そのため、2000万円という限られた予算でリノベーションする場合は、「絶対に変えたい場所」と「そのまま使える場所」を分けることがポイントです。
中古マンションのリノベーションはどこまでできる?
中古マンションを購入して自分好みにリノベーションする場合でも、戸建て住宅のように自由に工事できるわけではありません。
マンションには専有部分と共用部分があり、専有部分であっても管理規約や使用細則などによって工事内容が制限されることがあります。
管理規約を購入前に確認する
特に確認したいのが、次のような項目です。
- 床材の遮音性能に関する規定
- 水回りの移動に関する制限
- 電気容量に関する制限
- 給排水管の取り扱い
- ガス設備に関する規定
- 工事可能な時間帯
- 管理組合への工事申請・承認
「購入してからリノベーションを考えればいい」と思っていると、希望していた工事ができない可能性があります。
購入前に管理規約、使用細則、修繕履歴などを確認し、希望するリノベーションが可能なのかを確認することが大切です。
中古マンションを購入する前にリノベーション費用を確認しよう
中古マンションを購入してリノベーションする場合は、お目当てのマンションを決める前に、リノベーション費用の見積もりを依頼しておくことが重要です。
物件価格が2000万円以下でも、購入後に「キッチンを交換したい」「間取りを変更したい」「水回りを一新したい」などの希望が増えると、リノベーション費用が想定以上になることがあります。
そのため、気になる中古マンションが見つかったら、物件価格+購入時の諸費用+リノベーション費用を合計し、無理のない予算に収まるか確認しましょう。
リノベーション会社を自分で探して、一社ずつ問い合わせる方法もありますが、会社ごとに得意分野や施工実績、価格帯などが異なるため、比較には手間がかかります。
そこで、優良リノベーション会社の特徴を熟知したリフォームコンシェルジュが、お客様とリノベーション会社の間に立ってサポートするサービスを利用する方法もあります。
どのリノベーション会社に依頼するかは、工事の仕上がりや住み心地を左右する重要なポイントです。
リノベーションは決して安い買い物ではありません。だからこそ、1社だけで決めるのではなく、優良なリノベーション会社から見積もりを取り、工事内容や費用、会社ごとの特徴を比較することが大切です。
複数の会社を比較することで、自分の希望に合ったリノベーション会社を見つけやすくなり、納得できる住まいづくりにつながります。
リノベーション会社選びから見積もりの相談までサポートしてもらえるため、「どの会社に頼めばいいのか分からない」という人でも、効率よくリノベーションを検討できます。
また、リノベーション会社からお客様へ直接営業電話がかかってくることがないサービスであれば、複数の会社を比較しながら、手間なく安心してリノベーションを進められるというメリットもあります。
「この中古マンションを購入したいけれど、リノベーションすると総額はいくらになる?」と悩んでいる人は、購入を決める前にリノベーションの見積もりを確認しておくことをおすすめします。
2000万円以下のリノベーションマンションで失敗しない5つのポイント
①室内だけを見て決めない
リノベーション済みマンションは室内が新しく見えるため、内覧すると魅力的に感じやすくなります。
しかし、マンション選びでは専有部分だけでなく、建物全体の維持管理も重要です。
②修繕積立金を確認する
修繕積立金が安いことだけをメリットとして考えるのは危険です。
大規模修繕工事の予定や長期修繕計画を確認し、将来的に修繕積立金が増額される可能性についても確認しましょう。
③大規模修繕工事の履歴を見る
外壁、防水、鉄部、給排水設備、エレベーターなど、マンション全体の修繕状況を確認します。
「室内は新品同様なのに、建物全体は老朽化している」という物件も考えられるためです。
④リノベーション内容を確認する
「フルリノベーション済み」という広告だけで判断せず、いつ、どこを、どのような材料や設備に交換したのか確認しましょう。
可能であれば、工事内容が分かる資料や設備の保証内容なども確認しておくと安心です。
⑤購入後の総額で比較する
2000万円以下という価格だけでなく、管理費、修繕積立金、駐車場代、固定資産税、リノベーション費用などを含めて比較しましょう。
「安く買えた」ことより、「無理なく住み続けられる」ことの方が重要です。
2000万円以下なら「価格」よりマンションの管理状態が重要
リノベーションマンションを2000万円以下で探す場合、価格の安さだけを追いかけるのはおすすめできません。
室内がきれいでも、マンション全体の管理状態や修繕計画に問題があれば、将来的な負担が増える可能性があります。
特に、長期修繕計画、修繕積立金、大規模修繕工事の実施状況、管理組合の運営状況は確認しておきたいポイントです。
「2000万円以下」という価格条件に加えて、
- 管理状態が良い
- リノベーション内容が明確
- 希望する工事ができる
- 修繕積立金が適切
- 将来的な修繕負担が過大ではない
といった条件を組み合わせることで、価格と住みやすさのバランスを取りやすくなります。
2000万円以下のリノベーションマンションでよくある失敗例
「2000万円以下でマンションを購入できたから安心」と思っていても、購入後に思わぬ費用が発生したり、希望していたリノベーションができなかったりすることがあります。
特に、中古マンションを購入してからリノベーションする場合は、物件価格だけで判断しないことが重要です。
失敗例①リノベーション費用が想定以上に高くなった
「マンションを1500万円で購入できたから、残り500万円でリノベーションできる」と考えていたところ、希望する工事を追加していくうちに予算を大きく超えてしまうケースがあります。
キッチンや浴室などの水回りを交換するだけでなく、間取り変更、床・壁・天井の工事、建具の交換、電気工事などを追加すると、工事費用は膨らみやすくなります。
さらに、解体してから下地や配管などの補修が必要になるケースもあります。
物件価格だけで購入を決めず、購入前に希望するリノベーションの見積もりを取り、物件価格と工事費を合わせて予算を考えることが大切です。
失敗例②購入してから「希望する間取りにできない」と分かった
「壁を取り払って広いLDKにしたい」「キッチンを移動したい」と考えて中古マンションを購入したものの、購入後に希望する工事ができないと分かるケースがあります。
マンションには構造上撤去できない壁があったり、給排水管やパイプスペースの位置によって水回りの移動が難しかったりする場合があります。
また、管理規約によって床材や間取り変更などに制限が設けられていることもあります。
そのため、購入前にリノベーション会社へ相談し、「このマンションなら希望する工事ができるのか」を確認しておくことが重要です。
失敗例③室内はきれいなのに配管の劣化に気付かなかった
リノベーション済みマンションでは、壁や床、キッチンなどが新しくなっているため、「これなら安心」と思ってしまいがちです。
しかし、表面がきれいになっていても、給排水管などの見えない部分まで交換されているとは限りません。
特に築年数の古いマンションでは、「どこまでリノベーションしたのか」「給排水管は交換したのか」を確認しておきましょう。
リノベーション済みという言葉だけで判断せず、工事内容や修繕履歴などを確認することが大切です。
失敗例④マンションの管理状態を確認しなかった
室内の美しさを重視するあまり、マンション全体の管理状態を確認しないまま購入してしまうケースもあります。
しかし、中古マンションでは、長期修繕計画、修繕積立金、大規模修繕工事の履歴なども重要です。
例えば、購入後に修繕積立金が増額されたり、大規模修繕工事のために一時金が必要になったりすれば、購入時には想定していなかった負担が発生する可能性があります。
「室内が新しい=マンションも安心」と考えず、建物全体の管理状態まで確認することが大切です。
失敗例⑤家具や家電が入らなかった
リノベーションのデザインばかりを重視して、実際の生活に必要な家具や家電のサイズを確認していなかったという失敗もあります。
特に築年数の古いマンションでは、洗濯機置き場や冷蔵庫置き場が現在の大型家電に合わないことがあります。
「新しいキッチンにしたのに冷蔵庫が入らない」「洗濯機を置くスペースが狭い」といった事態を防ぐため、現在使用している家具・家電の寸法を測ってからリノベーションプランを考えることをおすすめします。
失敗例⑥リノベーション会社を価格だけで決めてしまった
リノベーション費用を少しでも安くしたいからと、見積もり金額だけを比較して会社を決めてしまうのも注意が必要です。
リノベーション会社によって、得意とする工事、デザイン、施工実績、提案力などには違いがあります。
同じ中古マンションでも、会社によって提案内容や見積もり金額が異なることがあります。
そのため、優良なリノベーション会社から見積もりを取り、工事内容や費用、会社の特徴を比較することが大切です。
リノベーションは決して安い買い物ではありません。だからこそ、物件を購入する前にリノベーション会社へ相談し、「このマンションを購入した場合、希望する工事にいくらかかるのか」を把握しておくと、購入後の予算オーバーを防ぎやすくなります。
失敗を防ぐには「物件」と「リノベーション」を一緒に考える
2000万円以下で中古マンションを探す場合、最も避けたいのは、「安い物件を先に買って、リノベーションは後から考える」ことです。
物件の構造や配管、管理規約によっては、希望するリノベーションができない場合があります。
また、物件価格が安くても、リノベーション費用が高ければ総額は大きくなります。
そのため、気になるマンションが見つかったら、物件価格・購入時の諸費用・リノベーション費用をまとめて確認することが重要です。
まとめ|2000万円以下なら中古マンション+リノベーションも選択肢
リノベーションマンションは、2000万円以下でも購入できる可能性があります。
ただし、物件価格だけで判断するのではなく、リノベーションの施工内容、築年数、耐震性、管理状態、修繕積立金、長期修繕計画などを総合的に確認することが重要です。
また、2000万円を総予算とする場合は、物件価格だけで予算を使い切らず、リノベーション費用や購入時の諸費用まで含めて資金計画を立てる必要があります。
特に、中古マンションを購入して自分好みにリノベーションする場合は、購入前にリノベーション会社へ見積もりを依頼し、物件価格と工事費を合わせた総額を確認しておくことが失敗を防ぐポイントです。
新築マンションだけにこだわらず、「中古マンション+リノベーション」という選択肢を加えることで、駅近、広い専有面積、希望する立地などを実現できる可能性があります。
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