【朝イチ】NHKプラスで分譲マンションの老いが参考に!ダウンロードあり
2023年10月2日(月)のNHK朝イチでは、「住むなら考えたい! “分譲マンション”が老いていく」を放送していました。
お住まいのマンションが行き詰まるかどうかチェックシートを用意しましたので、ダウンロードして確認してください。該当する項目が、4項目以上あれば、行き詰まる危険性があるとのことです。
博多大吉さんが「分譲マンションって、買って終わりじゃないんですね。」と語っていましたが、分譲マンションに関する誤解をされている方が多いのかと思いました。分譲マンションの認識違いに驚かされました。
- マンションに住むなら考えたい!
- 予備軍チェックシート
■ 目次 ■
マンションに住むなら考えたい!
2023年10月2日(月)のNHK朝イチでは、「住むなら考えたい! “分譲マンション”が老いていく」を放送していました。
リアルタイム(リアタイ)で見ていたわけではありませんので、NHKプラスで放送を拝見しました。
博多大吉さんも、分譲マンションについてご理解がないように、マンションに住んでいないと分からないことも多いのかもしれません。
総務省の「平成30年住宅・土地統計調査 住宅の構造等に関する集計」によると、一戸建てに住んでいる割合は81.4%、マンションに住んでいる割合は17.4%となっています。
まだまだ一戸建てに住む人の割合が多いことから、マンションに対する知識が不足していることは当然なのかもしれません。
予備軍チェックシート
番組で放送された「”行き詰まるマンション”予備軍チェックシート」をダウンロードして、チェックしてください。
予備軍チェックシート(EXCEL)
- いまのマンションに長く住むとは思っていない
- マンション内に立ち話ができる知人が2名以下
- 積立金がいくらあるかを知らない
- 「管理会社がやっているから大丈夫」と思っている
- 総会に出たことがない
- ゴミ置き場に未分別ゴミが多量に置かれている
- 郵便受けや玄関ドア前に表札がない住戸が多い
- 駐車場に車がほとんど止まっていない
4項目以上当てはまる場合は、注意が必要です。積立金の金額や総会への出席などは簡単にクリアできるのではないでしょうか。
マンション管理に無関心なのが、一番危険な状態であると言えるのではないでしょうか。新築マンションであったとしても、建物や住民が古くなっていくのは当たり前です。
「まだ新築だから。築年数が新しいから。」と油断せずに、出来る対策は早めに手を打つことがあるはずです。マンション住民とのコミュニケーションを図ることや情報を共有することなど大切なことと思わされました。
修繕費用不足
各住戸が毎月お支払いしている修繕積立金ですが、いざ修繕工事を行おうとして、34.8%修繕費用が足らない事態に陥っているということです。
不足しているのならば、「修繕積立金の金額を値上げすれば良いのでは?」と思いがちですが、年金暮らしの高齢者の方と若い世代とでは、将来価値に対する考えが異なっています。
簡単に値上げに踏み切れない事情があるのです。最近は、人件費や材料費が高騰しているため、当初立てた修繕計画が進まないことも修繕費用不足の要因です。
【修繕積立金の状況】
- 計画に比べて不足:34.8%
- 計画に比べて余剰がある:33.8%
- 不明:31.4%
修繕積立金の状況で「計画に比べて余剰がある」と回答したマンションもありました。うらやましい限りですね。
まだ「計画に比べて不足」と認識しているマンションは良いのかもしれません。「不明」と回答したマンションは、「不足」なのか「余剰」なのかも分からない状態と言えます。まずは、現状を把握することが必要です。
健全なマンションであれば、総会の資料に決算報告として記載されて、マンション住民に配布されているはずです。総会で説明があるはずですので、ご確認頂きたいです。
ご不明な場合は、管理組合か管理会社にお問い合わせ願います。
築40年125万戸が倍増
2022年時点で築40年以上のマンションは125万戸あります。10年後の2032年には、倍増すると見込まれているとのことです。
マンション自体も高齢化が予想されています。築年数の古いマンションに、誰が住みたいと思うでしょうか。
古くなっても、魅力的なマンションを選びたいものです。また、魅力あるマンションを維持するための努力を惜しんではいけないことが分かりました。
マンションも生き物
「マンションも生き物」という言葉が出ました。ペットを飼えるマンションという意味ではありません。魅力あるマンションにするために時代に応じて変化することが求められています。
番組では、マンション内に設けられた公園の遊具を新しく刷新することで、若い子育て世代に魅力をアピールしていました。
今までは、ペット不可のマンションだったが、ペットを飼っても良いようにマンションのルールを変更するなどの柔軟さが必要だと思いました。
もちろん、今までのマンションでのルールを一切無視するというわけではなく、考慮や配慮した上でのルール改正を行うべきと感じました。
理事会のなり手不足に対しては、区分所有者のみではなく、配偶者や子どもまで範囲を広げて認めることや役員の定数を減らすことも視野に入れるべきでしょう。
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