元旦営業のスーパー減る方向 管理人も働き方改革を!
コンビニの元旦営業のあり方が問われた2020年の元旦営業。働き方改革や人手不足が原因でスーパーなどでも元旦営業を減らす時代になってきました。マンションの管理人も、元旦は休むことを考えてもよいのではないでしょうか。
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元旦営業のスーパー減る方向
年中無休/24時間営業が売りだったコンビニエンスストアですが、東大阪南上小阪店のセブンイレブンのオーナーが、元旦営業を休業する宣言を行った問題が発端となって、年中無休/24時間営業の是非が問われました。
背景にあるのは、深刻な人手不足や働き方改革と逆行した営業時間などがあるが、スーパーマーケットなどでも同様の問題が存在する。
そもそも年中無休/24時間の必要性があるのか、お正月は売上が落ちるのに従業員に対する人件費は上がるなどの矛盾を抱えています。
コンビニエンスストアの本部がサポートをしてくれればよいのだが、サポートも期待できないとあれば、年中無休/24時間の営業に無理があるビジネスモデルであると言えるのではないでしょうか。
個人的には、コンビニエンスストアのオーナーで営業する/しないを判断して、営業する場合は、本部の手厚い支援があってほしいと思います。
正月三が日(1月1日から1月3日まで)は、休業してもよいのではないかと思っています。正月三が日に必要なものは、コンビニエンスストアに頼らずとも、年末までに買い揃えるように消費者も考えてほしいです。
昔は、スーパーマーケットやデパートメントストアは、正月三が日休みであったことを考えると、年中無休/24時間の営業が必要なのか疑問に思います。
どうしても年中無休/24時間の営業を行いたいのであれば、各コンビニエンスストアで決めてはいかがでしょうか。事前予告も3ヵ月前位から行えば混乱もないでしょうね。
1年目はセブンイレブン営業、2年目はローソン営業、3年目はファミリーマート営業、4年目はミニストップ営業とオリンピックのように4年に1回営業するのです。
全てのコンビニエンスストア店舗が等しく年中無休/24時間の営業を行う必要はないのではないでしょうか。
今までの売上データが存在するのですから、正月三が日を営業したほうがよい店舗と営業しなくてもよい店舗が自ずと判断できるのではないでしょうか。
無人コンビニエンスストア店舗を!
まだ実験段階なのですが、無人のコンビニエンスストア店舗の導入を進めることをおすすめします。
店員が介在しないことによる不便な部分(例えば、公共料金の支払いなど)もあるでしょうが、全く商品が購入できないよりは、利便性が高まるのではないでしょうか。
管理人も働き方改革を!
管理人も「働き方改革」として、元旦は休んでもよいのではないかと思います。ゴミ出しや修繕工事が元旦に行われることは考えられません。
多くの住民が、帰省や旅行に出かけることから、フロントが必要なのかは分かりません。緊急時に何かあった場合の警備会社へ連絡ができるようにしておけばよいのではと考えます。元旦は、フロントの勤務時間を短縮することも考えてよいと思います。
管理組合で、管理人の休業について検討して、次期契約の際に反映できるようにしましょう。その場合、管理委託契約書の定額委託業務費も削減できるとよいですけどね。
おわりに
お正月ゆっくり休めたでしょうか。元旦営業のスーパーが減る中、元旦からお仕事だった方もおられると思います。
「働き方改革」と言われ始めていますが、マンションの管理人も従来通りの働き方でよいのかを検討する段階にきているのではないでしょうか。今までの習慣から、年中無休でフロントが営業しているマンションもあります。
ファミリーレストランのロイヤルホストが、年中無休/24時間の営業をやめた結果、逆に売り上げが伸びたというニュースも流れています。必ずしも、営業時間が長いことが、売り上げアップに貢献するとは限らない事例ですね。
元旦営業のスーパー減る方向 管理人も働き方改革を!
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