不動産価格指数でマンションのみプラスの指数が
国土交通省(国交省)がまとめた「不動産価格指数(住宅)」によると、2019年12月全国の住宅地と戸建住宅はマイナス指数だが、マンション(区分所有)のみ大幅プラスの指数という結果でした。今後の不動産価格指数がどのように推移するのかは不明ですが、マンションのみプラスというのは非常に興味深い報告だと思います。
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週刊SPA!で取り上げている
2020年3月17日発売の扶桑社「週刊SPA! 3月24日・31日合併号」には、「[家と年収]の正解」というタイトルの記事が掲載されています。JANコード:4910234550300
年収と比較して、購入可能なマンションがマップで記されています。
新築マンションの物件価格は、年々高くなっているのにも関わらず、マンションの売れ行きが好調な理由は、ズバリ「金利」の低さが購入の決め手となっているのだそうです。
例えば、4,000万円の物件を、頭金1,000万円、3,000万円の35年住宅ローンで購入した場合を考えます。
2010年当時の標準金利2.85%として計算すると、月々の支払負担は11万3,000円、総返済額4,745万円となります。
2016年の標準金利1.48%として計算すると、月々の支払負担は9万2,000円、総返済額3,846万円です。
総返済額を比較すると、実に月々2万円、総返済額1,000万円近くの差が生まれているのです。実際の住宅ローン金利は、変動金利でも固定金利でも1%よりも低く借りられる0%台のケースが多いため、さらに金利差による有利性があります。
月に2万円も違えば、家計の支払いにも余裕が生まれます。おいしい物を食べたり、旅行に行ったりと生活にも潤いが出てくるのではないでしょうか。
年 収 | 住 所 | 築年数 | 物件価格 |
300万円 | 千葉県我孫子市 | 築10年 | 1,980万円 |
東京都八王子市 | 新築 | 1,998万円 | |
500万円 | 東京都品川区 | 築44年 | 3,480万円 |
神奈川県鎌倉市 | 新築 | 3,399万円 | |
700万円 | 東京都練馬区 | 新築 | 4,298万円 |
東京都世田谷区 | 築38年 | 4,800万円 |
「[家と年収]の正解」の記事に、国土交通省(国交省)がまとめた「不動産価格指数(住宅)」のグラフも掲載されています。
不動産価格指数とは
「不動産価格指数(住宅)」とは、グラフを見て頂けると分かりますが、2010年の平均を100%とした場合の不動産価格の動向を指数化した統計データです。
住宅総合・住宅地・戸建住宅・マンション(区分所有)の4種類をグラフとして表現しています。注目すべきは、マンションの不動産価格指数が、大きな伸びを示しているということです。
2010年を100%に対して、2019年は149%という数値となっています。つまり、約1.5倍の伸びを記録したということです。
2010年以降、右肩上がりに推移しています。将来のことは絶対とは言えませんが、今後も不動産価格指数が上がっていく傾向にあると思われます。少なくとも下がることはないでしょうね。
マンション価格上昇の理由
マンションに求めるのは利便性です。共働き世帯が増加する傾向の中で、通勤に便利な立地のマンションには、潜在的需要がまたまだあります。
郊外に住んでいた人が、利便性のよい立地のマンションを求めるのはごく普通のことであり、マンションのモデルルームも人気です。
20時まで新宿で営業している「ギャラリークレヴィア 新宿」も、都内で働く人をターゲットに新宿という立地のよい場所に常設のギャラリーを設けたほどです。
今後も、立地のよい利便性の高いマンションには、ニーズがあるものと思われます。
おわりに
不動産価格指数でマンションのみプラスという結果になりました。しかも住宅地や戸建住宅に比較して、伸び率が高くなっているのが特徴です。
右肩上がりの状況がいつまで続くのかは不明ですが、大幅に下がることは考えられないと思われます。
「週刊SPA!」の記事に書かれているように、年収に応じたマンションを無理なく購入することが重要です。
住宅ローンの低金利マンション購入を押し上げている要因なのですが、低金利だからと言って、無理して購入予算を組まないようにしましょう。
常にアンテナを張って、物件情報を収集することが必要です。「不動産は、ご縁だから。」と言われることもあります。よい出会いがあることを願います。
不動産価格指数でマンションのみプラス
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