自動販売機を設置した収入を管理組合に繰り入れよう
マンションに設置されている自動販売機からの収入は、管理組合の会計に繰り入れることができます。自動販売機の設置は、住民にも管理組合にも双方メリットがあるのです。まだ自動販売機を設置していないマンションは、是非、自動販売機の設置を検討されてはいかがでしょうか。住民サービスの向上と管理組合の収入源にもなります。
■ 目次 ■
マンション設置の自動販売機
マンションの共用部分に設置されているのが、自動販売機です。大規模マンションの場合は、新築当初から専用の共用スペースに設置されていることが多いですが、中小規模マンションの場合は、住民の通るエントランスホールに設置されることが多いようです。
自動販売機の設置料や売上げの一部がバックマージンとして管理組合に繰り入れられる仕組みとなっています。
マンション内に自動販売機が設置されていることのメリットとしては、管理組合の収入になることだけではなく、夜中に突然発熱して、スポーツドリンクが欲しくなった時など、わざわざコンビニエンスストアーに走らなくともよいなど、欲しい人が欲しい時に買えるということです。
暑い夏場や寒い冬場でも、気軽にいつでも自動販売機で飲料水を買えるのは、嬉しいことだと思います。
マンション内に設置している自動販売機は、外部に設置している自動販売機と比較して、多少安い値段を設定されていることが多いです。ジュース類は、ほんの数十円なんですが、ちょっとだけお得の気分にさせてくれます。
マンション内に設置の自動販売機は、営利目的ではなく、住民サービスとして設置されていると解釈すべきでしょうね。
維持費を安くしよう
自動販売機は、24時間稼働しています。いつでも買えるのが特徴なのですから、当たり前です。
しかし、24時間稼働させるためには電気が必要です。新しい自動販売機は、電気代がかからないようにLED照明を用いて、なるべく省エネで稼働するように出来ていますが、少しでも自動販売機の維持費を安くするための手段を講じることをおすすめします。
自動販売機の交換を
何年も前から自動販売機を設置しているのであれば、新しい自動販売機に交換することをおすすめします。自動販売機の電気代は、10年前のモノと比較して、約半分に削減されているからです。同時にCO2(二酸化炭素)の削減も期待できますので、環境的にもやさしくなります。
新しい自動販売機に交換すれば、外観も新しくなって、見た目も良くなります。この際、自動販売機の商品も新しくしてもよいでしょう。販売価格についても見直しをするとよいでしょう。
新築当初から設置していた自動販売機であれば、他会社の自動販売機と比較/検討することをおすすめします。
自動販売機は、中の飲料水を温めたり冷やしたりするためにも電気代が必要です。7年前の冷蔵庫を新しく買い換えたら、驚くほど電気代が安くなった経験をしています。
24時間電気が必要の自動販売機ですから、新しい機種に交換するだけでも電気代が違ってくるのではないでしょうか。
照明を落として節電を
マンション内に設置している自動販売機ですから、わざわざ24時間の照明は必要がありません。マンションのエントランスホールに設置していれば、ほかの照明器具によって、十分明るさを確保できていることだと思います。
ただし、自動販売機の照明を点けないで販売すると、休止して使えないのかと誤解を招いてしまいますので「節電中!」と分かるように明示化することも重要です。
AED付帯自動販売機の検討
AED(自動体外式除細動器)が付帯されている自動販売機の検討をしてみてはいかがでしょうか。
いざというときに役立つAEDが、自動販売機の中に組み込まれている「搭載型」、AEDが独立している「スタンド型」「壁掛型」「ミニスタンド型」など、様々なAEDが設置できます。
「AEDの設置義務はマンションにも当てはまるのか」に書かせて頂いていますが、どうせ新しい自動販売機を検討するのであれば、付加価値のある自動販売機にしたいものです。
おわりに
当たり前のように設置されている自動販売機ですが、新しく取り替えることを検討してみたらいかがでしょうか。共用部の電気代が安くなります。さらに、付加価値のある自動販売機に取り換えれば、住民の皆さんも納得するのではないでしょうか。
自動販売機を設置した収入は管理組合に繰り入れ
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