住宅ローンは85歳まで可能!生涯住宅ローンの時代が到来なのか?
2020年10月30日号の「週刊ポスト」には、「今や完済時平均年齢は『73歳』の衝撃 年金で住宅ローン返済は老後破産か、賢い決断か」という記事が掲載されています。
実際に85歳までローンが組める金融機関も存在するため、生涯住宅ローンを払うことが前提で住まいのためのローンを借りることになっています。
男性の平均寿命は約81歳と言われている中で、生涯住宅ローンの時代が到来したと言うことなのだろうか?
- 住宅ローンは85歳まで可能!
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住宅ローンは85歳まで可能!
全ての金融機関では取り扱っていないが、ソニー銀行のように「85歳未満」まで住宅ローンを組むことができる金融機関も現われたことに衝撃を受けています。
「住宅ローン73歳までとは衝撃の年齢!老後リスク防止には早い決断を!」で綴ったように、老後73歳まで住宅ローンを借りている事実が分かったときも衝撃でしたが、さらに85歳まで住宅ローンが借りられる事実に驚いています。
85歳まで住宅ローンが借りられるので、遅くから不動産(マンション)の購入を考えても大丈夫だと考えない方が良いと思います。
85歳と言うと、しっかりと現役でお仕事に携わっている方もいるとは思いますが、多くの方は現役を引退して年金暮らしをしているのではないかと思います。
アルバイトなどの小遣い稼ぎは多少あったとしても、大半の収入は年金に頼っており、85歳まで住宅ローンの返済が続くことを考えると大変なのではないかと考えます。
「分譲マンションの購入は20代では早すぎるのか?」で綴ったように、早く住宅ローンを借りて早く返すべきと思っていますので、73歳や85歳という年齢は無謀な数字に思えます。
金融機関も、よく85歳まで住宅ローンを貸してもらえるものだと逆に感心します。不動産(マンション)という担保物件が確定しているため大丈夫と判断しているからなのでしょうか。
不動産会社にとっては、「返せる金額かどうか」なのではなく、「借りられる金額かどうか」で物件を勧めるのが普通なのだそうです。
「返せる金額」イコール「借りられる金額」ではないことに注意して住宅ローンを組まなければなりません。物件選びも「返せる金額」で購入できる不動産を選ばなければなりません。
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85歳未満まで住宅ローンを貸してくれる金融機関があるとは驚きでした。
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早く住宅ローンを返済して、その分を貯蓄に回せると良いですね。
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