長期優良住宅とは!マンションは1棟ごとに認定に改める方針が
国土交通省(国交省)が、「長期優良住宅」を普及させるために、認定制度を見直す方針を固めたという。
一戸建てに比べて認定が進んでいないマンションの原因は、部屋単位ではなく1棟ごとの認定になっていないためなのだと言う。
これからのマンション購入の際には、「長期優良住宅」に認定されているか否かが問われる時代が来るのかもしれません。
マンションの性能を計る「長期優良住宅」を目指すことで、資産価値向上に役立つかもしれませんよ。
- 長期優良住宅とは!
- マンションは1棟ごとに
■ 目次 ■
長期優良住宅とは!
「長期優良住宅」とは、長期に渡って、良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅のことです。
一戸建てを購入しようとする方は、「長期優良住宅」にこだわってお家探しをされることが多いですが、マンションの場合はあまり重要視されて来なかったのではないでしょうか。
国土交通省(国交省)のホームページには、「長期優良住宅」が解説されています。
建築業界は、従来スクラップ&ビルド(つくっては壊す)でしたが、スクラップ&ビルドから脱却して、長期にわたって長く住み続けられるための措置が講じられた優良な住宅を目指しています。
環境面や経済面などからも、「長期優良住宅」が推奨される時代です。マンション選びも「長期優良住宅」認定されているかどうかが問われる時代になるのかもしれませんね。
マンションは1棟ごとに
一戸建てに比べて、「長期優良住宅」の認定が進んでいない理由は、部屋単位の認定であったことだと国土交通省(国交省)は分析しています。
全国に約5400万戸ある住宅のうち、長期優良住宅に認定されているのは約2%の113万戸で、このうちマンションや賃貸住宅などの共同住宅の認定は2万戸にとどまっていると言う。
たったの約2%のみ「長期優良住宅」に認定されていることも驚きの数字だが、マンションに限るとさらに少ない戸数となっていることに驚きです。「長期優良住宅」に認定されていることは貴重な存在だとも言えます。
「長期優良住宅」は、新築か増改築時に認定するのが前提で、中古住宅は性能面で基準を満たしているだけでは認定を受けられませんでした。
改正案では、長期使用に向けた維持保全の計画を申請した上で性能基準を満たせば、改築を伴わなくても認定可能な仕組みを新設するという。
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耐久性や維持管理のしやすさに優れ、長期間住み続けられる「長期優良住宅」を普及させる国土交通省(国交省)の狙い通りになるのかが問われています。
これからのマンション探しのキーワードとして、「長期優良住宅」が常識になって行くのだろうか。今後の制度改革にも注目すべき「長期優良住宅」です。
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