定期検査報告済証をエレベーターに乗るとつい視線が
エレベーターに乗っている時間は、なぜか「定期検査報告済証」のステッカーに視線が向いてしまいます。「安心」、「安全」、「信頼」の証としてエレベーターに貼ってある「定期検査報告済証」です。毎日変わるわけではないにも関わらず思わず視線が「定期検査報告済証」のステッカーに行きませんか。自分のマンションのエレベーターだけに限ったことではないのですけれどね。初めて乗るエレベーターは特に向きます。別に未点検を疑っているわけではありませんけどね。
■ 目次 ■
定期検査報告済証とは
定期検査報告済証のステッカーとは、利用者に「安全」「安心」を提供するために、エレベーターのかご内や遊戯施設の見やすい位置に掲示することが定まっているものです。
定期検査報告済証のステッカーは、エレベーターの場合、カゴ内操作盤上部に貼ることになっているため、どのエレベーターに乗っても同じような位置のステッカーを目にします。
思わず、定期検査報告済証に記載されている「有効期限」をチェックしてしまいます。エレベーターに乗っている時は、特に何かをするわけでもなく、操作盤の階数表示を見てしまいます。
そして、何気に視線を上にすると「定期検査報告済証」が貼ってあるので、目に入ってしまうのだと思います。エレベーターに乗る人に見てもらうように目立つ位置に貼られているのですね。エレベーターの大きさも様々ありますが、初めて乗るエレベーターは特に見てしまいますね。
色々なエレベーターに乗りますが、有効期限外の日付であったことはないので、エレベーターの点検は、きちんと行われているのだと思います。
定期検査報告済証の豆知識
「定期検査報告済証」の専門家ではないので、知らなくてもよいことですが、「定期検査報告済証」について調べていたら豆知識がありましたので綴ります。
定期点検と点検者
エレベーター(昇降機)の定期点検は、年1回と定められています。点検者は、1級・2級建築士または昇降機検査資格者となっています。
有効期限切れの措置は
万が一、エレベーターの定期検査実施時に有効期限が切れてしまう可能性がある場合の措置は、前年の報告済証の有効期限の上に、「本年度定期報告手続中」というシールを貼ることになっています。色々なエレベーターに乗って、「本年度定期報告手続中」というシールを見つけるのも面白いかもしれませんけどね。
ステッカーケースに収めて掲示
「定期検査報告済証」は、アクリル製のステッカーケースに収めて掲示すると定められています。だから、どのエレベーターもステッカーケースに収めていることが分かりました。ステッカーケースに収めて掲示するのは、破損や汚損を防止するためなのだそうですよ。
遊戯施設は年2回実施
観覧車、ジェットコースター、ウォータースライド、メリーゴーランドなどの遊戯施設は、年2回の定期検査を行うことになっています。より多くの人が利用する乗り物だということで定期検査の回数が多くなっているのでしょうか。
年齢制限や身長制限などが厳しいレジャー施設やアミューズメント施設にあるアトラクション遊戯施設は、安心して楽しめるように、より厳重なチェックが行われているということです。
時々、アトラクション遊戯施設で事故を防止するために、営業を停止することがあります。遊戯施設の定期検査を行っているためなのでしょうか。
おわりに
マンションに限らず上下の移動に欠かせず利用することの多いエレベーターですが、定期的な点検で「安心」「安全」「信頼」が得られます。その証として「定期検査報告済証」が掲示されています。
普段、何気なく乗っているエレベーターにも、「定期検査報告済証」を掲示かするためのルールが存在しています。幸い、エレベーターに乗っているときに、地震等で中に閉じ込められた経験はありませんが、「安心」して使えるのは定期的に点検を行っているからなのですね。
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定期検査報告済証をエレベーターに乗るとつい視線が。
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