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エレベーターのRの意味は 高層は表示しない理由は

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マンションに必要な共用設備「エレベーター」ですが、アルファベット1文字又は2文字で表す階数表記が興味深いです。「R」は屋上、「F」は階を示します。それ以外にも調べてみると意外と面白いのです。駐車場やホテルなどでは、マンションには出てこないアルファベットが並んでいます。

 

マンションのエレベーター表記

マンションで使われるエレベーターのアルファベットは、「F」が多いので、お分かりだと思いますが、階を示しています。

「1F」は1階、「2F」は2階、「3F」は3階を示します。だから、「F」は英語の「Floor」の頭文字であることが容易に予測できることでしょうね。

マンションで地下のフロアがある場合は「B」を用います。これは英語の「Basement」を意味しています。「B1F」は地下1階、「B2F」は地下2階です。

駐車場やホテルのエレベーター表記

駐車場やホテルなどでは、「F」や「B」の他、様々なアルファベットの表記を目にすることがあります。

  • 「M」は、「Middle」で、中間
  • 「P」は、「Penthouse」で、ペントハウス、塔屋
  • 「L」は、「Lobby」で、ロビー、広間
  • 「G」は、「Grandfloor」で、地上階
  • 「RC」は、「Rez-de-chaussee」で、地上階
  • 「E」は、「Earthfloor」で、土間

をそれぞれ意味しています。

普段のエレベーターでは、あまり目にしないアルファベットが使用されているのが特徴ですから、駐車場やホテルなどへお出かけの際には、注意してみるのも面白いと思います。

「ペントハウス」の意味は、屋上に突出した小さな部屋部分(塔屋)のことを指しますが、マンションやホテルで最も価格の高い最上階の部屋のことを指して言われることもあります。

高層は表示しない理由は

最近のビルは高層化しています。特に都市部に行くと大きなビルが群をなして連なるように建設が進められていることがお分かりだと思います。

ビルが高層化になればなるほど、上下に移動には欠かせないのが、エレベーターの存在です。マンションもタワーマンションの建設が進んでいます。

土地を有効活用するために、地価が高い地域ほどタワーマンション化の傾向にあります。耐震・免震などの技術革新が進んだのも要因かと思われます。

高層化したビルの設置されているエレベーターには、階数表示がないことが多いです。高層ビルのエレベーターは、複数台のエレベーターが設置されているエレベーターホールがあります。

エレベーターホールでは、乗ろうとするフロアに一番早く到着したエレベーターに乗るというシステムが一般的です。

そういうシステムを採用している高層ビルのエレベーターは、複数あるエレベーターをグループ分けして、ボタンを押された瞬間にしてグループの中から、希望のフロアへエレベーターを向かわせるのです。

近くの階に停まっていたエレベーターを向かわせるのではなく、複数のエレベーターの動きを予想して最適なエレベーターを向かわせるのです。

そのため、階数表示があると、あえて通過するエレベーターがあると、待っている人に動きが分かってしまうのを避けるためにわざわざ階数表示をなくしているのだということです。

仮に40階建てのビルで、階数表示があったら、「1F」から「40F」の表示が並ぶのを見るのも大変なんですけどね。

どのエレベーターが来るのかは、ランプが光って教えてくれるのが一般的です。もう少し技術が発達したら、あとどのくらい待てばエレベーターが到着するのかを表示してくれると嬉しいと思いますけどね。

おわりに

エレベーターには、色々なアルファベットが付けられており、それぞれに意味があります。エレベーターに乗る機会があったら観察するのも面白いと思います。

高層ビルの場合は、あえて階数表示を行っていません。それは、待っている人のためだったのですね。

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エレベーターのRの意味は 高層は表示しない理由は

「R」は屋上の意味。
高層ビルではあえて階数表示していません。
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独身でマンションを購入し、売却を経験した管理人です。失敗や後悔をすることがないように経験から得られた知識を発信することでマンション購入のお役立ちとなるように願っています。「マンションは管理を買え!」と言われるように、購入して後悔のないように願うばかりです。理事長や副理事長の経験もあり、管理委託費の削減も行いました。

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