アプローチの照明を埋め込みするとオシャレなマンションに
大規模修繕工事のグレードアップとして採用して欲しいのが、マンションのアプローチ部分に照明を埋め込むことです。特に、築20年以上経ってしまったマンションは、アプローチ部分に少し手を加えるだけで見違えるほど豪華なヴィンテージマンションに早変わりします。マンションに住む住民が毎日使うアプローチだけに、納得も得られやすいのではないでしょうか。
■ 目次 ■
マンションのアプローチ
マンションのアプローチとは、マンション前の公道から建物のエントランスに至る通路のことを指します。
大規模マンションであればあるほど、アプローチの部分が長く、アプローチに植栽を施したり、化粧タイルを敷き詰めたりと豪華なアプローチの造りをしています。
アプローチ部分は、住民の全員が使うほか、新聞配達や宅急便などの外部の方も使います。
公道を歩く人からでも、マンションのアプローチ部分は見えるため、豪華な仕上げとなっているマンションが多いです。
大規模修繕工事のグレードアップ
大規模修繕工事には、保全(維持)のための修繕工事とマンションをグレードアップする工事に分けられます。
保全(維持)のための修繕工事とは、マンションを保つために屋上の防水工事や鉄部の塗装工事や外壁タイルの塗替・張替を行います。つまり経年劣化に伴う「原状回復」を行う工事のことです。
修繕工事に対して、マンションをもっと住みやすく、グレードを上げる工事するのが「「グレードアップ工事」です。
グレードを上げる工事と言っても様々ありますが、マンションにとって必要な個所の工事を行うことが住みやすく、普段の生活の中で不都合と思っていることを解決するためのよいきっかけとなります。
例えば、高齢者が多くなってきたのであれば、玄関アプローチに手すりを設けることやバリアフリーにすることも、よいグレードアップ工事になるでしょう。行政によっては、補助金が出る場合もありますので、お住まいの地域を確認しましょう。
今は、手すりは必要なかったとしても、今後のことを考えて工事内容を考える必要があります。
エントランスのグレードアップ
敷地の入り口からエントランスまでの通路を整理して、住民の印象をよくするグレードアップです。手すりを設けたり、照明を埋め込んで間接照明にしたりすると、ゴージャスなマンションに変わります。
エントランスホールの掲示板を一新するあるいは、集合ポストを総入れ替えするだけでも印象は変わります。照明器具を省エネも兼ねてLED化をすすめるのもよいと思います。
エントランスホールの壁にエコカラットに施したり、ピクチャーレールを導入して、絵を飾ったりしても、ホテルのロビーを思わせる素敵なエントランスホールになります。
マンションの名をあらわす「館銘板」をデザイン性の高いものに換えると印象が高くなります。「館銘板」を間接照明で照らす又はオシャレな照明器具にするのもよいでしょう。
植栽のグレードアップ
緑の豊富なマンションは住んでいても気持ちがよいですね。新しく中庭を整備したり、エントランスホールに植栽を新設したりするなどもよいと思います。
可能であれば、屋上や壁面を緑化して、マンションの空間全体を立体的するとともに、環境にもやさしいマンションにグレードを上げることができます。
ただエントランスにプランターを並べて置くだけでもオシャレな印象にかわりますよ。
玄関ドアのグレードアップ
マンションの玄関ドアは、どんなドアを採用しているでしょうか。20年も使用していると、デザインがオシャレでなかったり、手動のドアだったりします。
これを自動ドアに改修するとマンションのグレードがグッと上がります。大きな荷物を持っていても、使いやすくなって住民も喜ぶのではないでしょうか。
おわりに
アプローチ部分に照明を埋め込みするとオシャレなマンションに生まれ変わります。大規模修繕工事の一環で行うとスムーズに工事ができるのではないかと思います。意識の高いマンションであれば、大規模修繕工事まで待つ必要はありませんけど。
アプローチにスロープや手すりを設けるなど、将来を見越した高齢化対策を行っておくと、さらによくなるでしょう。
アプローチの照明を埋め込みするとオシャレなマンションに
将来を見越したマンションにすることで価値が上がります。
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