マンションの避難はしごのサイズは何mm?開口寸法・体重・設置スペースを解説

マンションのベランダに設置されている「避難はしご」を見て、「この避難はしごって、どのくらいのサイズなの?」「避難ハッチの開口部は何mmあるの?」「大人が本当に通れる大きさなの?」と疑問に思ったことはありませんか?
普段はほとんど使うことがない設備なので、あまり気にしない人も多いでしょう。
私もマンションの管理に関わる中で、消防設備点検でベランダに設置された避難はしごを確認する機会があります。普段は床にある避難ハッチを意識していなくても、点検時には蓋を開けて、避難器具が正常に使用できる状態なのかを確認します。
そこで気になるのが「サイズ」です。
この記事では、マンションの避難はしごについて、避難ハッチの開口寸法、はしごの大きさ、設置スペース、使用できる体重など、気になるポイントを分かりやすく解説します。
~ この記事で分かること ~
- マンションの避難はしごのサイズ
- 避難ハッチの開口寸法
- 避難はしごの設置スペース
- 体重制限や使用上の注意
- 消防設備点検で確認されるポイント
■ 目次 ■
マンションの避難はしごのサイズは何mm?
マンションのベランダに設置されている避難はしごは、製品によって寸法が異なります。そのため、「すべてのマンションで避難はしごは○mm」と一つの数字だけで決めることはできません。
特に確認したいのが、床に設置されている「避難ハッチ」の開口部です。避難する人は、この開口部から下階へ移動することになるため、はしごそのものだけでなく、人が通過する開口寸法も重要になります。
避難ハッチを見ると、蓋の大きさに対して開口部が意外とコンパクトに感じることがあります。
「これで大人が通れるの?」と思うかもしれません。(私も初めて見たときは、そう感じました。)
ただし、避難器具は日常的に使用する階段とは違い、火災などの緊急時に下階へ避難するための設備です。したがって、単純に「階段より狭いから危険」と考えるのではなく、設置されている製品の仕様を確認することが重要です。
避難ハッチの開口寸法はどのくらい?
避難ハッチには、床に設置するタイプなどがあり、開口部の寸法は製品によって異なります。
そのため、中古マンションの内覧などで避難ハッチを見つけた場合、「見た目の大きさ」だけで判断するのではなく、避難器具のメーカー名や型式、点検表示などを確認するとよいでしょう。
| 確認する場所 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 避難ハッチ | 開口部の寸法 |
| 避難はしご | はしごの長さ・構造 |
| 表示板 | メーカー・型式など |
| 周辺スペース | 物を置いていないか |
| 点検記録 | 消防設備点検の実施状況 |
特に注意したいのが、避難ハッチの上や周囲に物を置かないことです。
ベランダは洗濯物を干したり、植木鉢を置いたり、物置代わりに使ったりしやすい場所です。しかし、火災が発生したときに避難ハッチをすぐに開けられなければ、せっかく設置されている避難器具を使用できません。
避難はしごの長さは何m?
避難はしごの長さについても、マンションの階数や設置条件、製品によって異なります。
ベランダの避難ハッチから下階へ避難するための設備なので、「何階から何階へ降りるのか」が重要です。
例えば、上階から下階までの高さと、はしごを展開したときの長さは同じとは限りません。設置場所や構造によっても条件が変わるためです。
そのため、「避難はしごは○mあれば大丈夫」と単純に判断するのではなく、設置されている避難器具の型式と仕様を確認することが大切です。
マンションを購入する人なら、内覧時にベランダの避難ハッチを確認して、「はしごがあるから安心」と終わらせるのではなく、実際にどのような避難経路になっているのかまで確認しておきたいところです。
避難はしごに体重制限はある?
「大人なら誰でも使えるの?」という疑問もあるでしょう。
避難はしごなどの避難器具には、製品ごとに使用条件があります。したがって、体重についても製品の仕様や表示を確認する必要があります。
例えば、体重が重い人が避難する場合、はしごそのものだけでなく、取付部や避難ハッチなどにも荷重がかかります。
だからこそ、避難はしごの体重制限を自己判断しないことが重要です。
「自分は大丈夫だろう」と考えるのではなく、避難器具に表示されている使用方法や注意事項を確認しましょう。表示が見つからない場合には、管理会社や管理組合へ確認する方法もあります。
避難はしごの周囲にはどのくらいスペースが必要?
避難ハッチは、開けることができれば十分というものではありません。
実際に避難するときには、蓋を開け、開口部から身体を入れ、はしごへ移動する必要があります。そのため、避難ハッチの周囲に家具や荷物、植木鉢などが置かれていると、避難の邪魔になる可能性があります。
特にベランダでは、普段使わない荷物を「とりあえずここに置いておこう」となりがちです。(ベランダは収納場所ではありません……。)
避難ハッチのすぐ横に大きな収納ボックスなどを置いてしまうと、緊急時に蓋を開けたり、身体を移動させたりする際の障害になります。
避難ハッチの周囲は、いつでも避難できる状態にしておくことが大切です。
消防設備点検では避難はしごも確認される
マンションでは、定期的に消防設備点検が行われます。
ベランダに避難ハッチが設置されている場合には、消防設備点検の際に避難器具について確認されることがあります。
普段は蓋を閉じたままなので、「避難はしごなんて一度も見たことがない」という人もいるかもしれません。しかし、点検のときには、設備が正常な状態なのかを確認することになります。
私自身もマンション管理に関わる中で、消防設備点検の際にベランダに設置された避難はしごを確認する機会があります。
そこで改めて感じるのが、「普段使わない設備ほど、いざというときのために状態を確認しておく必要がある」ということです。
避難ハッチの周囲に荷物が置かれていたり、蓋が開けにくい状態になっていたりすれば、緊急時に問題になる可能性があります。
消防設備点検が行われるときには、単に業者に任せるだけでなく、自宅のベランダにある避難器具を確認する機会にしてもよいでしょう。
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避難はしごの上に物を置いても大丈夫?
これは非常に重要なポイントです。
ベランダに避難ハッチがある場合、その上に植木鉢や収納用品、自転車などを置くのは避けるべきです。
「普段は使わないから少しくらいなら……」と思うかもしれません。しかし、火災はいつ発生するか分かりません。
避難が必要になった瞬間に、荷物をどかしている時間があるとは限らないからです。
避難経路は「普段の使いやすさ」ではなく「緊急時にすぐ使えるか」で考える必要があります。
また、避難ハッチは共用部分として扱われることもあるため、マンションの管理規約や使用細則なども確認しておきましょう。
自分のベランダだから何を置いても自由、というわけではありません。避難経路として必要な設備については、マンション全体の安全という視点から考えることが大切です。
中古マンションを購入するときは避難はしごも確認しよう
中古マンションを購入する場合、キッチンや浴室、リビングなどの室内ばかりを確認してしまいがちです。
しかし、マンションは専有部分だけでなく、共用部分や防災設備も重要です。
内覧の際には、ベランダに避難ハッチがあるか、開口部の周囲に十分なスペースがあるか、避難はしごが設置されているかなども確認しておくとよいでしょう。
特に古いマンションでは、設備の更新状況や消防設備点検の記録なども確認しておきたいところです。
「室内がきれいだから安心」と思って購入したものの、建物全体の維持管理について確認していなかった……ということになっては困ります。
マンションの避難はしごサイズを確認するときのポイント
マンションの避難はしごのサイズを確認するときは、単純に「はしごの幅は何mm?」だけを見るのでは不十分です。
- 避難ハッチの開口寸法
- 避難はしごの長さ
- はしごの構造
- 使用できる体重などの条件
- 避難ハッチ周囲のスペース
- 消防設備点検の実施状況
- 避難器具のメーカー・型式
- 管理規約や使用細則
このような項目を総合的に確認しましょう。
特に、ネット上で見つけた別メーカーの避難はしごの寸法だけを見て、「自分のマンションも同じサイズだ」と判断するのはおすすめできません。
実際に設置されている避難器具の型式・仕様を確認することが最も確実です。
まとめ|マンションの避難はしごはサイズだけで判断しない
マンションのベランダに設置されている避難はしごは、火災などの緊急時に下階へ避難するための重要な消防設備です。
避難ハッチの開口寸法やはしごの長さ、使用条件などは、設置されている製品によって異なるため、「避難はしごは何mm」と一つの数字だけで判断することはできません。
また、サイズだけでなく、避難ハッチの周囲に物が置かれていないか、蓋をすぐに開けられるか、消防設備点検が適切に行われているかなども重要です。
消防設備点検で避難はしごを確認する機会があれば、「普段は使わないから関係ない」と考えず、いざというとき本当に使える状態なのかを確認してみてください。
「この避難ハッチ、小さすぎない?」と思ったとしても、見た目だけで危険と決めつける必要はありません。設置されている避難器具の仕様を確認し、疑問があれば管理会社や管理組合に問い合わせるのが安心です。
避難設備は、普段は邪魔に感じることもあります。(ベランダに荷物を置きたい気持ちは分かります。)
でも、火災が発生したときには、その「邪魔に感じる設備」が命を守るための重要な設備になります。
避難はしごは「サイズ」だけではなく、「いつでも使える状態になっているか」まで確認することが大切なのです。
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