投資用マンションの悪質業者に騙されないで!20歳代狙われる!
高額の投資用マンションを買わされる20歳代の若者が狙われているという相談が「国民生活センター」に多く寄せられています。まだ社会人になりたてのフレッシュマンや地方からの出身者などは注意してほしいです。悪質業者に騙されないためにはどうすればよいのでしょうか。
■ 目次 ■
投資用マンションとは
投資用マンションとは、マンションの住戸を購入すれば、家賃収入や売却益を得られるなどと勧誘して、マンション購入の契約を結ばせます。
実需(実際に自分が住むために購入)するマンションとは異なり、業者の方からアタックしてくるケースが多いです。管理人:info-mansionも、「マンション購入の失敗談!東京やってしまった後悔ポイント3!」で綴ったように、かつて「要町駅」に住んでいる時に不動産会社から電話がありました。
私の経験上、ある程度の賃貸マンションに住んでいる人を対象に、電話をかけてくるのが投資用マンションの業者のようです。投資用マンションと言えども、住宅ローンが組めない人と接触してもマンションの購入に至らなければ、全くのムダになってしまうからです。
どこから電話番号を知ったのかが理解できない気持ち悪さはありました。賃貸契約を行った不動産会社が電話番号などの情報を流しているという確証はありませんが、賃貸契約を結ぶ際に、年収や勤務先などの情報を伝えていますから。
始めは全く興味を示さなくても、相手のペースにはまって、知らないうちに契約を結ぶことになってしまったケースがあります。相手はプロの悪徳業者です。20歳代と言うと、まだ世間を知らない純粋無垢な状態だと思います。断るということが苦手ということもあります。
ましてや地方から上京した方にとっては、話し相手がいない寂しさやホームシックなどから気軽に知らない電話の相手でも対応してしまう傾向にあります。
国民生活センターの注意喚起
「国民生活センター」に記載されている注意喚起は以下のようです。
20歳代に増える投資用マンションの強引な勧誘に注意!-マンションへの投資にはリスクがあり、必ず儲かるわけではありません-
引用:「国民生活センター」「投資用マンションの20歳代の相談件数と平均契約購入金額」より
「国民生活センター」の「投資用マンションの20歳代の相談件数と平均契約購入金額」のグラフを見ると一目瞭然ですが、全体の相談件数が年々少なくなっているのにも関わらず、20歳代の相談件数が増加しています。
さらに、20歳代の平均契約購入金額も年々増加傾向にあり、2018年の2776万円となっています。現金一括で購入したとは思えませんので、住宅ローンを組んだのでしょうか。実住マンションと違って、投資用マンションだから住宅ローン金利も高いと思います。
悪徳業者の撃退法は?
悪徳業者の撃退法は、「警察に通報する。」というものです。しつこく勧誘されて軟禁状態になってしまった場合は、スマホ(スマートフォン)から電話をかけるフリをまずはすることです。それで開放されないのであれば、実際に警察に電話しましょう。
おわりに
高額の投資用マンションを買わされる社会経験のまだ少ない若者をターゲットに狙われているという統計が「国民生活センター」に寄せられています。
不動産だけではなく、保険関係や金融商品など、知識がまだ十分でない若者を狙うのは、いつの時代でも存在します。高い社会勉強代となります。十分ご注意を!
オレオレ詐欺やスマホ詐欺もそうですが、まず接触してくる相手には要警戒が必要です。不必要なモノには、きっぱりと「NO」と言える自信がなければ近寄らないという対策も必要かと思います。自己防衛をしましょう。
「分譲マンションの購入は20代では早すぎるのか?」では、早めのマンション購入をおすすめしました。そのための頭金として必要な財産がなくなってしまうことにもなります。
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